事例紹介レポです。
当ブログでは、「スタジアムグルメの理想は、店名をはっきり表示する地元グルメが集うのれん街であるべき」と言っています。そんな中、FC東京のスタグル「青赤横丁」が素晴らしいスタグルである事を知りました。11/17(土)のホーム戦で、通常のフードコートの数倍の規模にて「青赤横丁」イベントを開催されました。以下抜粋して紹介。
今回、農林水産省の国産農産物の消費拡大の取り組み「FOOD ACTION NIPPON」とタイアップ。FC東京のホームタウンである「東京産の美味しいもの」にこだわったグルメを販売するお店の出店の他、東日本大震災の被災地支援ブース「食べて応援しよう!」も登場。東京の地場野菜である「江戸東京伝統野菜」を使用したメニューをはじめとする「東京産の美味しいもの」にとことんこだわったグルメを販売。
日 時 : 2012年11月17日(土)
開催場所: 味の素スタジアム南側広場
企画内容:
①FC東京×FOOD ACTION NIPPON
農林水産省の国産農産物の消費拡大の取り組み「FOOD ACTION NIPPON」とFC東京がコラボ。
【東京地産地消コーナー ~トーキョーのウマイものは俺たちの!~】
実は東京では美味しい食べ物がいっぱい獲れるとして、江戸東京伝統野菜、東京都地域特産品認証食品、東京都産の畜産品・野菜などを使用した当試合限定メニューを販売。
<肉料理ケータリングカー>
「秋川牛」と「TOKYO X」のツイン丼、「TOKYO X」と「亀戸大根」の豚汁
<ちゃんこケータリングカー>
「東京軍鶏」と「亀戸大根」と「千寿ねぎ」入り醤油ちゃんこ
<オムライスケータリングカー>
「伝統小松菜」と油揚げのあんかけのオムライス
<ポークチョップバーガーケータリングカー>
「TOKYO X」のポークチョップバーガー、「品川カブ」のクラムチャウダー、「大蔵大根」のもつ煮
<欧風カレーケータリングカー>
「東京軍鶏」の欧風カレー
<沖縄料理ケータリングカー>
「TOKYO X」ソーキ丼
<焼そばケータリングカー>
「大多摩ベーコン」の焼そば
<タイ料理ケータリングカー>
「TOKYO X」のひき肉とナスのオイスター炒め
<ケバブケータリングカー>
東京産鶏肉と野菜のケバブ
<石窯焼きピザケータリングカー>
東京近海シーフードの青赤ピザ
<築地焼き魚丼屋台(micro cafe>
東京築地丼
<青赤バール>
「TOKYO X」生姜焼き丼
<Favorite Cheesecake Tokyo>
チーズケーキアイス&人形焼、食べて応援しよう!コーナー(東日本大震災の被災地やその周辺地域の農林水産物や、加工食品を積極的に利用して被災地支援の輪を広げよう!)
< 一般社団法人希望の環>
宮城県物産
<東北産直協議会>
青森県・東北物産
協力: FOOD ACTION NIPPON
②“樽”ホッピー&“東京地ビール”販売!
<ホッピービバレッジ㈱>
≪販売品目≫
調布 “生”びーる、“樽”ホッピー、黒“樽”ホッピー、コアップガラナ
<東京府中 くりばやしの餃子>
くりばやしのオリジナルひとくち餃子
③神戸ご当地グルメコーナー(対戦相手のヴィッセル神戸にちなんだ神戸・兵庫グルメが登場!)
神戸牛コロッケ、神戸長田ぼっかけ丼、神戸ビーフ肉巻き、明石焼
http://tokyo12.info/2012/fc-5.html
今回の事例は、店名がそれほど出ていないですが調べてみると、青赤横丁では以前はしっかり店名を出されていました。今回だけなのかもしれません。また、東京・東京としっかり地域性が出ているメニューばかりなので、全然いいと思います。
じっくり見てみると素材に注目してみると、秋川牛、TOKYO×、亀戸大根、東京軍鶏、千寿ねぎ、伝統小松菜、大多摩ベーコン、東京産鶏肉、東京近海シーフードと地産地消のオンパレードです。店名は余り出ていない部分をカバーするいい内容だと思います。飲み物では、府中に本社があるホッピーが目立っていました。
今朝の「朝ズバ!」で江戸東京野菜が出ていました。まさに地産地消。東京のこういう食材も意外でしたが、どこの地域にもこういう食材があるのでは。岡山にも。ただ、こういうコラボも相手の協力があってこそ。JAなり協力体制が築けなかったら、ない話です。
江戸東京野菜普及推進連絡協議会公式HP:http://www.edotokyo-yasai.com/
今回、相手(神戸)にちなんだというメニューがあります。ネット情報か何かで見かけた他の事例に、目玉メニューが相手チームにちなんだメニューしかないところがありましたが、東京さんのスタイルがいいのではないでしょうか。今回の「神戸」メニューも、相手チームの地元食材等にちなんだメニューというものではなく、「ぼっかけそば」等のしっかりご当地メニューそのものなので。
そして、いろいろ観ていたら、地元調布市としっかりコラボしていました。やはり、決して自己満足で終わるのではなく、地域密着した付加価値が高いスタグルでした。地産地消と相手地域の人気グルメ、個人的に青赤横丁に行きたくなってきましたね。
FC東京公式HP該当ページ:http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=13456
調布市観光協会公式HP該当ページ:http://csa.tamaliver.jp/e313169.html
スタグル関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120921
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120812