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地域に活きる吉備国際大学シャルム岡山高梁22

2018-03-31 00:01:40 | 吉備国際大Charme岡山高梁

 リスペクトコラムです。
 昨季終わりに3部へ降格し、今季からチャレンジリーグで戦う事になった吉備国大シャルムですが、いろいろと動きがあったようです。順番に見ていきましょう。こうして見ると、昨季終了から今季開幕の時期に様々な事があったみたいですね。
     
【プレナスチャレンジリーグ】
 全12チームを東西6チームずつに分け3回戦総当りリーグ戦(全15節)を実施。上記リーグ終了後、東(EAST)および西(WEST)の1位と2位、3位と4位、5位と6位が3グループに分かれ、各グループ4チームにてプレーオフを行い、順位を決定。
〔EAST〕
 ノルディーア北海道(北海道札幌市)、常盤木学園高等学校(宮城県仙台市)、つくばFCレディース(茨城県つくば市)、
 FC十文字VENTUS(埼玉県新座市)、大和シルフィード(神奈川県大和市)、新潟医療福祉大学女子サッカー部(新潟県新潟市)
〔WEST〕
 JFAアカデミー福島(福島県楢葉町)、NGUラブリッジ名古屋(愛知県名古屋市)、セレッソ大阪堺ガールズ(大阪市大阪市・堺市)
 コノミヤ・スペランツァFC大阪高槻(大阪府高槻市)、吉備国際大学Charme岡山高梁(岡山県高梁市)、アンジュヴィオレ広島(広島県広島市)

 3部リーグは東西カンファレンスなのですね。Vリーグと違って、強さの均衡は保たれているように思えますが、実際はどうなのかな。しかし、西地区に福島県のチームがあるのはよくわかりません。それこそ強さのバランスを取るためなのかな。3部にもJクラブのレディースチームがありますね。そのうちに2部に上がっていくのでしょうか。

【クラブ名の変更】
・正式名称: 「吉備国際大学Charme岡山高梁」(もしくは「吉備国際大学シャルム岡山高梁」
・文中略称: 「吉備国大シャルム」
・略文字:   「吉備国大C」
吉備国大シャルム岡山高梁公式HP該当ページ:http://www.charmefc.jp/09news/news_2017122001.html

 今季からチーム名が変更になっています。 旧名「FC吉備国際大学Charme」から新名に。地元の高梁市での開催が可能となり、より地域密着型チームとして「岡山」「高梁」を入れたとの事。懐かしい名前です。当ブログで初めてシャルムの観戦に行ったのが神原でした。また何年かぶりに「高梁」の名前に戻るんだなという印象です。
   
【新スタジアム】
 神原スポーツ公園多目的グラウンドの改修整備工事が完了。地元の高梁市が、市内にホームグラウンドの整備で'15年度の改修工事に着工。改修後は、観客席が約1千席になり、選手控室や医務室などを備えたクラブハウスも設置。総事業費は約5億8千万円。

 今季からほとんどのホーム戦の試合会場が神原スポーツ公園多目的グラウンドになっています。それ以外に笠岡(5/27:広島戦)、津山(6/10:福島戦)、倉敷(6/24:名古屋戦)があります。3月10日にこけら落としのプレシーズンマッチとして、INACとのTMが行われたそうです。

【監督の交代】
 '00年から指揮を執っていた太田監督が退任し、セカンドチーム監督兼トップチームコーチの東依里氏が監督に昇格。高知県出身の東新監督は聖和学園高卒業後、TASAKIや大原学園でプレー。その後、吉備国大在学中の'11年に学生コーチとなり、'12年からコーチに就任。'16年からセカンドチーム監督とトップチームコーチを兼任。日本協会公認B級ライセンスを保有。初代監督の太田氏はフロント入りし、サッカースクールなどの新規プロジェクトを推進するほか、U-15チームの監督として若手の育成・強化に当たる予定。
吉備国大シャルム岡山高梁公式HP該当ページ:http://www.charmefc.jp/09news/news_20180205.html

 17年もの長期政権で太田監督が指揮を執ってきました。シャルムの試合で、ベンチから大きな声で指示をしている姿が当たり前で、シャルムの象徴でした。そういう面でもシャルムは新しい別のチームになっちゃいましたね。まあ、長期政権だったので、結果オーライかもしれませんね。前の記事を確認してみると、初めてシャルムの試合に行ったのが2011年。この時は同じチャレンジリーグでも2部でした。原点に帰って、再びなでしこ1部復帰を目指して頑張って欲しいです。
 そして!シャルムの素晴らしい事例を先日観ました。ランドセルカバーをチームバージョンで作り、高梁市に新1年生用の250枚寄贈したそうです。以下、引用して紹介。
   
【新1年生にランドセルカバー贈呈】
「高梁市の小学校に来月入学する子どもたちが交通事故に遭わないよう、市内に拠点を置く女子サッカーチームが目立つ色のランドセルカバーを贈りました。(3月)23日、高梁市役所で行われた贈呈式には、女子サッカートップリーグの3部にあたる「チャレンジリーグ」で戦う「吉備国際大学シャルム岡山高梁」から選手など5人が出席し、市長と教育長に250枚のランドセルカバーを手渡しました。カバーの色はチームカラーでもある鮮やかな黄色で、大学のマスコットの「キウイバード」が描かれています。高梁市では来月、あわせて166人が小学校に入学する予定で、近藤隆則市長は「ドライバーからよく目立つので交通安全に役立つと思います」とお礼を述べました。」
引用:NHKニュースWEB

 いい取り組みですね。たしか山雅さんも同じような事をされていたと思いますが、いいアイディアだと思います。高梁市内全校の新一年生なのかな。地元の小学生が6年間シャルムと一緒に通学してくれるわけですね。シャルムはほぼ学生チームで、どうしても4年生の卒業というリスクがあって、なかなか強化がしにくいと思いますが、頑張って下さい。いっそのこと、市民クラブ化はどうでしょうか>

コメント
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