J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

クラブ経営について87

2021-05-21 00:01:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 今季現在8位で、地元岡山よりもずいぶん上位の水戸さん。昨季は9位、一昨季は7位で最近は一桁順位を続けています。4月の対戦時も1-2で敗れている相手で、最近は強いチームというイメージを持っています。
 そんな水戸さんの社長と言えば長く沼田社長というイメージがあり、当ブログもJ2ができたその昔から見てきました。昔は湘南さんの真壁会長の迷コンビから始まり、東日本大震災の時の被災地クラブでの活躍っぷり。でもその沼田社長も12年務めた昨季に退任され、代わりに小島新社長が就任されました。それ以降、小島社長の露出もそれほどなく、そのまま今まで来ていました。そんな時にプレジデント誌に小島社長のインタビューが載っていました。
   
【「タダ券で来る観客は、本当のファンではない」客席の空気を変えたJ2クラブの決断】(後編)
「J2水戸ホーリーホックが経営改革を進めている。昨年7月、社長となった小島耕氏がまず手を付けたのは「無料チケットの配布をやめること」。」
「「応援」とは「ホーリーホックにお金を使うこと」だと理解してもらわなければいけません。だから真っ先に戦略的でない無料招待チケットの配布をやめました。」
「(入場者数は)実際に減りました。そのかわりスタジアムの雰囲気が変わりました。」
「現在、有料入場者の割合が平均で8割を超すようになり、お客さんが試合に集中し、選手のプレーに注目して勝敗に一喜一憂するようになりました。
 私たちは、お客さんにクラブにお金を使ってもらって、ホーリーホックを支える当事者になってほしいと考えているんです。私の着任後、まず力を入れたのがスポンサー企業以外にも5万円、10万円、20万円を出資してもらう「サポートカンパニー」という仕組みです。出資金の多寡にかかわらず、主体的に応援してもらう仕組みをつくったのです。」
「本気でJ1昇格を目指すなら、クラブ経営の体質やフロントの意識だけでなく、ファンサポーター、地域の方の意識も変えていく必要があります。
■コロナ禍では身の丈に合った経営を続けることが重要
 もしもスタジアムや喫茶店で、私を見かけたらどんどん要望を伝えてほしい。ホームページやSNSからでもかまいません。地元の思いをすくい上げ、クラブを成長させる。そして、サポーターとクラブが一緒になって、ホームタウンに新しい原風景をつくり出す。それが、責任企業を持たない市民クラブのあり方だと考えています。」
「3年前から取り組みはじめたのが「Make Value Project」と名付けた独自の選手教育プログラムです。週1回、外部から講師を招き、「スポーツビジネスと地方創生」や「効果的なトレーニングと遺伝子の関係」「医療とサッカーの共通点」「社会人として必要な基礎知識」など、多様なテーマで講義を続けています。ときには私も登壇して講義を行います。」
「多様な選手が結束するためにも、なんのためにプレーしているのか、なぜプロサッカー選手になったか、誰のおかげでサッカーを続けられているのか、改めて考える必要があります。そのきっかけとなる場が「Make Value Project」なんです。」
「プロジェクトにはフロントのスタッフも参加します。小さなクラブだからこそ、選手とフロントの距離も近い。選手たちは、フロントのスタッフと接するなかで、自分たちを支えてくれる裏方の存在を実感し、市民クラブのなかでの自分の役割を自覚する選手もいます。」
「われわれの取り組みが他チームの選手たちにも広まっているのでしょう。他クラブのオファーよりも劣る条件でも、ホーリーホックを選んでくれる選手が増えています。あるいは、出番の少ない若手に対して「ホーリーホックで修行してこい」とレンタルで送り出してくれるJ1クラブも出てきました。」
「責任企業を持たない市民クラブでも、J1優勝が可能だと証明したいんです。そして、ファンサポーター、ホームタウンの方には、そのプロセスを一緒に追いかけて、ホーリーホックの歴史やストーリーを共有してほしい。」
引用:PRESIDENT Online

 長いコラムでした。前編は社長就任編、後編は経営者編でした。後編をメインに紹介し、前編は抜粋記事にしてみました。後編ですが、タダ券を配らない姿勢は、地元岡山の木村前社長と同じでしたね。ただ、岡山と違うなと思ったのが、「私を見かけたらどんどん要望を伝えてほしい。ホームページやSNSからでもかまいません」という部分。いわゆる社長直行ポストのような存在ですが、それくらい社長とファン・サポーターの距離感が近いという事。いくら声をかけて欲しいとインタビュー記事で答えていても、試合会場にめったに見かけない、社長のSNSも無い状況では結局は遠い存在という事かな。
 あと、水戸で修行してこいという事でJ1から入団してくる選手が多いというのもいいですね。確かにそんなイメージ持っていました。水戸さんのようにJ1から次々と若手有望選手がレンタルで移籍してくるところもあれば、なぜかJ1から寄り付かないところもあるのかもしれません。地元岡山もかつては五輪代表級の選手が何人も来ていましたが、ここ数年はそういう選手は見なくなり、順位もそれに合わせて下降化している印象。

【元サッカーライターが「J2クラブの社長」として経営再建に挑んだ結果 水戸ホーリーホックの大改革の裏側】(前編)
・2002年日韓W杯の時に本格的にサッカーを仕事にするしかないなと思った。W杯後に『エル・ゴラッソ』の創刊にたずさわり、サッカーライターとして活躍。その後、「映像制作会社を立ち上げるから手伝ってくれないか」と業界の仲間から声をかけられた。
・主にBSやCSのスポーツ番組制作を手がける会社です。私は番組プロデューサーという立場で『Jリーグラボ』や『Jリーグマッチデーハイライト』などの制作にかかわった。
・2018年12月、J2水戸の西村GMとの交渉の場に同席した時に突然「クラブの経営改革を進めていて、人材を探している。ぜひ社外取締役という立場で参画して欲しい」と言われる。
・2019年4月に非常勤の取締役となり、当初は苦労しました。多くの社員は「東京からなにしにきたんだ」と反発して相手にしてくれない。
・信頼されるには、目に見える実績を上げるしかない。同級生の地元企業を中心にのスポンサーが徐々に増えるにつれ、社員たちの態度は変わりました。その後、常勤取締役、副社長を経て、コロナ禍の2020年7月に社長に就任
・トップチームを強化する以前の問題として、まずはきちんとした企業体として成立させる必要性を感じました。ひとつは社員の待遇の悪さです。ホーリーホックの給与は茨城県全体の平均より低い。
・クラブ発展のためには、フロントを充実させる必要がある。そう考えて、2019年4月に私が非常勤の取締役に着任してから、スタッフを13名から24名に増やしました。ただし、社員はまだ増やせないので、足りない分は業務委託契約で雇用しました。
・現実的に勝率を上げ、勝ち点を積み重ねるには実績のある選手を獲得し、才能ある若手を育成しなければならない。選手にしてもフロントにしてもアカデミーにしても、いい人材を集めるにはまず売上を伸ばし、経営規模を大きくしていくしかないと思い知りました。
・ホーリーホックは、2020年シーズンは22チーム中、9位。2019年は7位で最後までJ1参入プレーオフを争いました。経営規模を考えると大健闘ですね。J1に昇格したことはありませんが、J3に降格したこともない。
・責任企業を持たない市民クラブ。経営規模はJ2クラブの平均の半分以下。J1の経験があるモンテディオ山形、ヴァンフォーレ甲府も市民クラブです。ホームタウンの人口もほとんど同じです。それにもかかわらず、売り上げはわれわれのほぼ倍です。
・ホーリーホックのホームタウンは、茨城県の県央9市町村で人口は約75万人。しかも県民の給与所得は全国で8位。市民クラブとして発展できるポテンシャルは十分にあると感じています。
引用:PRESIDENT Online

 小島社長はあのエルゴラッソ誌の創刊メンバーなんですね。こういうサッカーのメディア系出身の社長も珍しい。メディア人だから、どこのクラブにも詳しい、だから成功事例もよく知っているという訳か。社員の待遇を向上させてフロント全体をレベルアップさせ、クラブ力を高めたのですね。責任企業を持たない地方クラブのお手本のようなクラブ。当ブログでも、茨城県内のスクール戦略で、鹿島さんに攻められていると紹介した事があります。とにかく立地環境的に余りにも強豪クラブが多すぎです。その中で生き抜いてこられたのは尋常ではなかったと思います。市民クラブとして発展できるポテンシャルが十分にあると書いてあり、そのうちにJ1昇格の日も遠くないかもしれません。今の勢いを見ると地元岡山よりも早いかも。個人的にも水戸、茨城県には若い時に仕事で行っていた土地なので、馴染みは大きいです。なので頑張って欲しいですね。小島社長にも今後も注目したいと思います。
J2水戸関連⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200104
   〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190831
   〃    ⑫https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180210
   〃    ⑪:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170424
   〃    ⑩:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160828
   〃    ⑨:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141012

   〃    ⑧:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140817

   〃    ⑦:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130822
   〃    ⑥:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120819
   〃    ⑤:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110109

   〃    ④:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101106
   〃    ③:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100415

   〃    ②:https//blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090407
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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう70

2021-05-20 00:01:59 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。(今日の画像は昨季のリモートマッチの時のものです)
 サプライズなニュースでした。ファジアーノの次の日曜日のホーム長崎戦がリモートマッチになりました。ファン・サポーターの多くが残念に思っているところでしょうが、当ブログは「良かったんじゃない?」と思っています。今だから言いますが、数日前にシマカズ氏に「都合でDAZN観戦にします」とメールしており、23日当日は「用事で都合がつかなかったため、今日は自宅でDAZN観戦です」と書いて、生書き込みを始める予定でした。いつもCスタにやってくる松ちゃん君も先日「子供から観戦に行くの?~と言われたのでやめておきます」と言っており、緊急事態宣言突入とともに、微妙な空気が漂ってはいました。
   
【5月23日V・ファーレン長崎戦】リモートマッチ(無観客試合)にて開催】
「新型コロナウイルスの岡山県内での感染急拡大により、政府より岡山県に対し2021年5月16日~5月31日まで緊急事態宣言が発出されております。国の指針、および指針にそって定められたJリーグのガイドラインに従い、岡山県にも相談の上、『入場者数上限5,000人』で、5月23日V・ファーレン長崎戦を開催する決定をしておりました。
 しかしながら県内の状況を踏まえ、改めて5月18日に岡山県より『リモートマッチ(無観客)』での開催の要請を受け、当該試合をリモートマッチでの開催に変更することを決定いたしました。ご来場をご予定くださっていた皆さまには恐れ入りますが、ご理解・ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

■対象試合 
 明治安田生命J2リーグ第15節 2021年5月23日 V・ファーレン長崎戦(シティライトスタジアム)
■開催方法 
 リモートマッチ(無観客試合)での開催
■チケットについて
 本試合のチケット、シーズンパスは払い戻しとなります。払い戻しの方法、期間等の詳細につきましては、決定次第お知らせいたしますので、チケットはお手元に保管ください。」
引用:クラブ公式HP

 岡山県下は目下緊急事態宣言発令中。今日の帰宅時の自家用車から見える景色は、臨時休業している飲食店ばかり。近くに倉敷運動公園がありますが、発令してからずっとクローズです。あれで突然何千人も入るイベントが始まったら違和感あるし、それは岡山総合グラウンドもそうだろと思ってしまうくらいの静寂さ。
 Jリーグでは緊急事態宣言が出た時に、東京や関西の会場でリモートマッチが開催されましたが、そのうち緩和されて現在は5千人以下で開催されており、このCスタもそうだろうと思っていました。でも、改めて5月18日に岡山県より『リモートマッチ(無観客)』での開催の要請を受けて、岡山県ではリモートマッチになりました。他の会場を見渡してみても他にリモートマッチは見当たりません。岡山だけが宣言対応の原点に返って規制を実施したのです。
 県の対応も良かったと思いますが、快く受け入れたクラブ側も良かったと思います。実は同じ日に倉敷運動公園でなでしこチャレンジリーグの岡山ダービーが予定されていましたが、会場が高梁市に変更になり、最近リモートマッチになりました。それを知った時に、その何倍も来場するCスタはいいのかい?と思っていましたが、県はしっかり対応してくれました。ちなみにこの土日で、岡山以外の緊急事態宣言地域で開催される試合は以下のとおり。

・札幌ドーム(札幌対清水) ・ベススタ(福岡対湘南) ・味スタ(F東京対G大阪) ・ミクスタ(北九州対大宮)
・味スタ(東京V対磐田)  5試合とも5千人以下でアウェー席無しなのでしょう。

 岡山でのリモートマッチはトライフープで早くから実施されてきました。ひょっとしたら6月のホーム戦もそうなるかもしれません。とにもかくにも岡山を応援しましょう。日曜日はDAZN観戦になりますが、長崎さんに勝てるようにG面に向かって声援を送るとしましょう。
 下に昨季のリモートマッチ2試合のレポをリンク貼ってます。あの時と違うのは県内感染者数。昨年7月の岡山での1日あたりの感染者数はまだ全然少なかったはず。10万人あたりでは今や全国3位4位ですから。確かに去年とは違います。

   
2020年シーズンリモートマッチ第2戦(アウェー磐田戦)レポ:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200706
  〃           第1戦 (ホーム山口戦)レポ:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200628
 
 話は変わって、ちょっと空気が変わる話題にしましょう。前に中庄の大きな酒屋さんで購入したファジビールとファジレモンサワーをいただきました。まぁ一度買って飲んでみるかと思った訳ですが、レモンサワーは味が濃くて美味しかったなぁ。ファジビールも個人的な好みですが、大手のビールよりもピルスナーの方が口に合いました。あと、「岡山魅力再発見プロジェクト」自体については、第2弾が発表された時にまとめてコメントしたいと思います。単発事業かもしれないので、様子を見ています。
       
 あと、先日購入したF-connectのポロシャツ(恰好いいですよ)が届きました。添付されたカードに「(これらの)グッズの販売やイベント等で得た収益は、各地にある児童養護施設の子ども達のスタジアム招待費やF-connectの活動費に充てさせていただきます」とありました。買って良かったと思い直しました。これからも応援し、見守っていきたいと思います。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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倉敷からVリーグを!倉敷アブレイズ3

2021-05-19 00:01:54 | 倉敷アブレイズ

 リスペクトコラムです。
 「倉敷からVリーグを!」をキャッチフレーズに頑張っておられるアブレイズさん。最近のコロナ禍ですっかりお会いする事は無くなりましたが、またコロナ後でまたご一緒したいです。今まではそういう存在のチームがあるのは耳にした事があるが、詳しくは知らないという人ばかりだったと思います。
 そんな中、最近アブレイズさんのメディアの露出が続いており、うれしく思っております。確かに岡山のVチームはシーガルズですが、春高バレーで活躍しても入団ルートが決まったよそのチームに行ってしまう傾向に、確かに当ブログも首をかしげていました。ただ、それも歴史であり、すぐには変えられないと思います。そんな岡山のバレー女子の卒業後に進む道を作ってくれたのは評価が高いと思います。早く同じコートで勝敗を競う時代が来ればと思っています。まずは山陽新聞の記事。
   
【Vリーグ目指し底上げ 大学、高校で活躍 新戦力7人加入】
「倉敷市水島地区を拠点に活動する実業団の女子バレーボールチーム『倉敷アブレイズ』に、新人7人が加わった。大学や高校で主力として活躍したプレーヤーが多く、岡山ゆかりの‟ご当地”選手も。創設3年目の新興チームにあって、国内最高峰のVリーグ入りを目標に底上げを図る。
 新たに加入したのは、大学・短大卒4人、高卒2人と地元大学に在学しながら所属する1人。レフト、ライトや守備専門のリベロなど幅広く補強した。大学の地域リーグで個人賞を獲得した選手もおり、即戦力の期待がかかる。」
「チームはバレーボールが盛んな岡山で『地元の学生が競技を続ける受け皿になりたい』と、プラント建設などを営む秀栄システムテクノ(倉敷市南畝)が母体となり2018年4月に本社近くに専用体育館を建てるなど環境を整え、19年度には強豪社会人チームが集う『全国6人制バレーボールリーグ総合優勝大会』に初参戦するなど、実績を積んでいる。」
「本年度は、同大会に出場し3位に入るのが目標。企業スポンサーやファンクラブ会員を募り、運営体制も強化していく。鈴木監督は『地域に愛されるチームを目指し、スポーツで倉敷を盛り上げたい』と話している。」
引用:山陽新聞

 そういえばまだ創設3年目なのですね。なのに、すでに立派な練習場が倉敷にある。倉敷市民としても、トップリーグを狙うスポーツチーム我が街にあるのは誇りですね。今回の7人の新入団選手は頼もしいようですね。
 そして、レストランかどこかでたまたまタウン情報おかやまの今月号を読んでいると、何とここにもアブレイズの紹介記事が載っていました。アブレイズ、やるねぇと思いました。ぜひ山陽新聞の記事と抱き合わせで、タウン情報の記事も抜粋紹介したい、買うかなぁと思っていたところにタウン情報のWEB版に登場しました。
   
【岡山から夢を追うアスリートを応援! 夢人】
〔《倉敷アブレイズ×バレーボール》真っ白なチームが歩む、Vリーグへの道。3年目のシーズンへ、躍進を誓う。〕
Vリーグ参入を目標に、3年目のシーズンに挑む倉敷アブレイズ。ここまでの道のりは、決して楽なものではなかったという。結成からチーム作りまで、監督と選手たちに話を聞いた。
〔練習参加は2、3人。そんな一年から始まった、真っ白なチーム作り。〕
「チーム設立までの流れを、運営会社『秀栄システムテクノ株式会社』の代表取締役でもある鈴木秀生監督に聞いてみた。バレーボールのプレーヤーでもあった鈴木監督だが、さまざまなチームに顔を出す中で、若い高校生や大学生に「卒業したらどうするの?」と聞いても「プレーする場所がないから辞めます」という声ばかりだったそう。「プロになって続けることができるのは、ごく一部の選手だけ。それ以外の人は趣味でしか続けることができないんです。だから、そんな選手たちの受け皿になれるよう、チームを作りたいなと思っていたんです」。チーム作りを思い描く人はいるかもしれないが、ここからの行動力がすごい。
 まず最初にしたのが、専用の体育館を作ること。練習拠点や環境がしっかりしていないと選手も加入しにくいからと、2017年に完成させた。そこから、自らの足で全国各地の高校、大学のリーグ戦を観戦し、ひたすらあいさつをして回った。そんな努力が実り、バレーを続けるか悩んでいた選手たちがセレクションに集まり、初年度は6名が合格してチームがスタート。2年目には現キャプテンの松嶋流風選手や、現副キャプテンの藤原澪奈選手なども加入。鈴木監督の「選手の受け皿を作りたい」という思いが徐々に結実し、12名という体制になった。
 だが、発足後の道のりも決して簡単なものではなく、さまざまな問題が待ち受けていた。まず初年度は、チームとして立ち上がったものの、日々練習に参加できるのは2、3人。思うような練習もできず、来る日も来る日もひたすらレシーブ練習をするしかなかったそう。上位に入るとチャレンジリーグⅡという上のリーグに昇格する権利が得られる「全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会」でも、初年度は12チーム中8位という結果に終わった。2年目は人数が集まってきたとはいえ、藤原選手をはじめアタッカー選手のけがも相次ぎ、チームの連係練習も満足にできなかった。さらには、コロナの影響で大会自体が中止となり、雪辱を果たす機会もないままシーズンが過ぎていった。」
「「ここから」という期待感が高まっているチームに、今春も新しく選手が加わり、いよいよ20名という体制になる。今選手たちは、これまでのもどかしさを晴らすように、充実した表情で練習に取り組んでいる。「自分のコートにボールが落ちなければ勝てる」という考えを貫く鈴木監督。倉敷アブレイズの選手たちが守るコートは、果たして狭いのか広いのか。その答えは、この先のVリーグ参入という結果で教えてくれるはずだ。(タウン情報おかやま2021年5月号掲載より)」
引用:日刊WEBタウン情報おかやま

 親会社の公式HPを見ると、「バレーボールの選手として活躍しながら働ける場所があります! 採用情報」というバナーページがありました。仕事内容も事務からホテル業務、社会福祉など広く道がありますね。
 現在は20名体制(HPは21人ですね)なのか、増えましたね。監督(社長)さんも選手のスカウティングで全国の学校を回られています。社会人チームではどこでもある課題、試合後の練習で揃わないというのも頷けます。かつての2005年までのファジアーノもそうだったよなぁと思います。
 選手ページを見てみました。もちろん全く馴染みはありません。20人のうち地元岡山出身選手は大村選手(岡山市)、谷田選手(笠岡市)、仁熊選手(総社市)、田丸選手(井原市)、松原選手(岡山市)、藤原選手(岡山市)、岡林選手(岡山市)の7選手、県内の大学・短大出身の山城選手、高橋選手(ともに中国短大)の2人を合わせると9選手が岡山の選手。半分近い選手が地元選手ですね。
 オンラインで初めてのファン感も開催されたとの事。オフィシャルファンクラブができたという事で観に行きましたが、一番安い会員で1万円か・・・JリーグやBリーグ、Tリーグで5千円くらいで慣れていた当ブログとしては、ちょっとお高い印象かなと。まぁまだ3年目ですから、今後ファンが集いやすい応援環境になっていったらいいですね。早くコロナ禍が終息して試合観戦に行きたいです。
倉敷アブレイズ公式HP:https://kurashiki-ablaze.jp/
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トライフープ岡山について53

2021-05-18 00:01:03 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 昨日はJ2岡山残念でした。同時刻に土日で開催されたB3岡山の試合結果も気になっていました。特にあと数試合で優勝及びB2昇格がかかっているので、1戦1戦の重みが違います。
 一昨日はJ1の試合をDAZNで観ながら、スポーツナビでずっと試合速報を追っていました。金沢さんには今まで負けたイメージがなく、序盤は点差を付けてリードしていたのですが、結果は逆転負け。予想外の結末にちょっとショックが大きかったですね。
      
 そして昨日、同じようにJ2岡山の試合をDAZNで観ながら、B3岡山の試合速報をチェック。昨日はスタートダッシュに成功し、逆転される事もなく、危なげなくそのまま勝ち切りました。ふと、ゲーム1とゲーム2でどうしてここまで試合内容が変わってしまうのか、よくわかりませんでした。前にも土曜日に負けて日曜日に勝ち切る試合がありましたね。負けた気持ちがバネになって、翌日力を発揮するのか、その辺りは選手でないのでよくわかりません。

【5/16の山陽新聞朝刊「トライフープ連敗 3位に後退」】
〔78-87(22-7、8-28、18-22、30-30)〕
「トライフープは第1クオーターを22-7と好発進したが、第2クオーターで逆転を許し、主導権を手放した。終盤はパーマー、小堺を中心に攻めたが及ばなかった。」

【5/17の山陽新聞朝刊「トライフープ快勝 首位と1差変わらず」】
〔99-82(26-18、26-15、21-21、26-28)
「トライフープは前半、小堺、向井の3点シュートなどで52-33と大きくリード。的を絞らせない攻撃で後半も各選手がバランス良く得点を重ね、危なげなかった。」

 今季もあと3節(6試合)となりましたが、ちょっとその展望を探ってみました。丸数字は順位。
・第21節(5/21-23)ゲーム1:③岡山:試合なし / ①アイシン対⑨金沢 / ②東京EX対④静岡
・第21節(5/21-23)ゲーム2:③岡山:試合なし / ①アイシン対⑨金沢 / ②東京EX対④静岡、
・第22節(5/28-30)ゲーム1:③岡山対②東京EX / ①アイシン対⑥豊田合成
・第22節(5/28-30)ゲーム2:③岡山対②東京EX / ①アイシン対⑥豊田合成
・第23節(6/5-6)ゲーム1:③岡山対④静岡 / ①アイシン対⑨金沢 / ②東京EX:試合なし
・第23節(6/5-6)ゲーム2:③岡山対④静岡 / ①アイシン対⑨金沢 / ②東京EX:試合なし

 こうしてみると、岡山とエクセレンスさんは残り4試合でいずれも相手は静岡さんとお互いどっちか。一方の首位アイシンさんは6試合あるが相手は6位と9位でやや楽なのか。つまりアイシンさんは、途中取りこぼしが無ければ優勝する可能性が高い。ただ、確かB2ライセンスが無いので、優勝してもB2昇格は無し。
 そこで次点チームがB2昇格のチャンスが回って来る事になります。優勝がライセンスの無いチームで2位でフィニッシュしても確か即B2昇格は決まらないと思います。この記事にもありますが、来季の次点チーム(優勝チームは自動昇格のはず)と昇格プレーオフを戦うのではないかと思います。
 岡山もあと4試合、4勝で行きましょう。その上でアイシンさんが取りこぼしが無くフィニッシュすれば、来季プレーオフでB2昇格の切符を奪取しましょう。
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次に向けて頑張りましょう251

2021-05-17 00:01:54 | ファジアーノ岡山

 ライブ生観戦レポです。
 今日はアウェー大宮戦です。先発発表されました。顔触れは前節と同じです。控えには両宮崎選手の名前があります。試合途中からの登場で活躍して欲しいところ。相手の大宮さんの2トップには元岡山の中野選手の名前が見えますね。確か前の試合で中野選手に恩返しゴールを決められていなかったかな。
 元J1の大宮さんは現在最下位でまだ2勝。第7節以降無失点に抑えた試合が無いそうで、今季は守備が弱いのですね。対戦成績は1勝4敗3分で、今日は昔から岡山の相性が悪いミラーゲーム(4-4-2)ですね。実はトライフープも同じ開始時間。昨日負けて、B3優勝にちょっと黄色信号が灯りがちで、そっちも気になる。今日も生書き込み。
   
 キックオフ。
 あれっ、今日のNACKはアウェー席あるんですね。この辺りはよくわかりません。怪我なのか、大宮さんのGKが変わっているようです。岡山は前節4失点で2連敗中、頑張ってもらいましょう。おっとリモート応援ですね。川本選手へのマークは厳しい様子。大宮さんはセットプレーからの失点が多く、岡山はセットプレーでの得点が多いという事で、ポジティブな条件ですね。岡山は今のところハイプレスで、積極的にミドルシュートを打ってきます。
 大宮さん、ゴール前の狭いスペースで崩して、中野選手のシュート。岡山もこういう崩しからのシュートを見たい。ここで飲水タイム。

 大宮さんはポゼッションサッカーですね。岡山はなかなか相手ゾーンへボールを運びきれない感じです。川本選手は当たり負けしていません。ハスキッチ選手はセルビアリーグの得点王だそうです。岡山いい守備です。堅守を彷彿させる対応。ゲームキャプテンの白井選手もどんどんミドル打ってきます。岡山もクロスで相手ゴール前に合わせてきますが、最後が合わず。もう少しですね。
 ここで前半終了。あっという間の45分でした。一方のトライフープも同じく前半は大量リードで勝っていますが、バスケはわかりません。さぁ、お互い後半頑張ってもらいましょう。
   
 後半スタート。交代無し。カウンターからの川本選手の技術の高いミドル、惜しい。大宮さんはいい攻めを見せるが、岡山の寄せが速い。大宮さんはロングシュートを何本も打ってくるが枠内になかなかいかない。岡山は全員で前へ行く意識が伝わってきます。大宮さんも最下位とは思えない戦いっぷり。やはり、元J1は侮れません。
 クロスからゴール前で張る川本選手のダイレクトボレーを打つが、残念GKの真正面でした。ここでいい位置のFK。ここで中野選手に替わってイバ選手(初出場)入ってきました。上門選手、ホームランでした。うーむ、何となくスコアレスドロー臭がしてきました。

 そういえば80分になったのに、岡山の交代がまだありません。バランスがいい状態という事か。ここで山本選手に替わって喜山選手投入。システム変更で疋田が2トップに入ったようです。続いて木村選手に替わって宮崎幾選手投入。岡山は守備の隙はないが、攻めができない感じです。イバ選手怖いですが、まだ本調子ではないようです。ここで疋田選手に替わって宮崎智選手投入。ここでホイッスル、やはりスコアレスドローでした。
 
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「大宮は序盤から攻勢を強めて決定機を作り出す。前半17分には美しい連係から岡山の守備網を完璧に崩すも、決め切れない。後半に入り、イバを含めた選手交代によって攻撃陣を活性化させると、後半39分に途中出場の翁長がボレーシュートを放つなど、決定的な場面を迎える。しかし、最後までネットを揺らせずにタイムアップ。決定力に不安が残る結果となった。一方、岡山は連敗を2で止め、今後につながる内容となった。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
井上選手 6.5 ゴール前で集中力を切らさず堅固に守った

 17日の山陽新聞朝刊の「ゴール遠いファジ 好機に決められず分け」というタイトルの記事の戦評です。
「最大の決定機は後半15分に訪れた。川本がGK前のスペースに走って背後の木村から浮き球を引き出し、倒れ込みながら左足ボレー。巧みに合わせた一撃はしかし、無情にもGK正面に飛んだ。」
「攻撃が消化不良だった後半、守備陣が奮起して連敗を2で止めた。1対1で突破を許すシーンはほとんどなく、シューターにも素早く体を寄せ続けた。」

これで順位は16位まで落ちてしまいました。大宮さん相手に勝ち点1で御の字のはずが、結局は負けていても16位でした。J3降格圏の19位が目の前に現れてきましたね。19位の愛媛さんから22位の北Qさんまで同じ勝ち点11。岡山と5点差か、近いかもしれませんね。次節勝てば最良で10位あたりまで上がる可能性はありますが、負ければ最悪で栃木さんに抜かれて17位か。その下はしばらく大丈夫ですが、以降も2敗したらやばいですね。絶対に2勝でいきましょう。
 次の相手は長崎さん。現在13位で少し順位が上の相手か。長崎さんは今日のホーム戦で、岡山が負けた千葉さんにドローでした。まだシーズンは1/3程度の消化ですが、この時点でこの順位は今後が心配です。
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ヴァンフォーレ甲府のように24

2021-05-16 00:22:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 本当は昨日アップしようかと思っていた記事ですが、昨日のとおりです。コロナ禍で全国にネガティブな空気が漂っているな中、少しでも未来に向けた話題を提供させていただきたいと思います。SDGsといえば、最近ではビジネスシーンで唱えられる事も増えてきました。先日もニュース番組で、各アナウンサーが順番に、自分はこういうアクションをしていると表明していたなぁ。当ブログでもと、一度17項目を見比べてみましたが、日頃そういうテーマの記事を取り上げているという程度で、取り扱いがちょっと難しいなと。個人ではフードバンクに提供した事もあるし、去年は医療従事者向けに寄付もしたし、日頃エネルギーの節約もしているし、フェアプレーは一番好きな言葉。そんな中でのJクラブ初のSDGs宣言ですか。
  
【J2甲府「ヴァンフォーレSDGs宣言」Jクラブ初 山梨から世界に】

「J2ヴァンフォーレ甲府の佐久間悟社長(57)とDF小柳達司(31)が30日、オンラインで『ヴァンフォーレSDGs宣言』を行い、クラブとしてSDGs(持続可能な開発目標)の活動を積極的に行い、地域や社会に貢献していくことを発表した。JクラブがSDGsの活動を宣言をするのは初めて。
 甲府は04年から『小瀬エコスタジアムプロジェクト』として、紙コップの使用をやめ、返却所で100円返金されるデポジット方式によるリユースカップを使用し、ごみや二酸化炭素の削減を続けてきた。教育面でも、選手が地域の子供たちの食育や、学校を訪問し仕事の話を行うなど、SDGsの項目に当てはまる活動を行ってきた。
 佐久間社長は『先駆けてやってきた活動。ここはSDGs宣言をさせていただいて、プロサッカークラブが持つ認知度、発信力を生かし、地域のハブになって活動に取り組みたい。この取り組みにご興味いただいている企業、団体、組織、個人にも力を借りながら山梨から、世界に広げていけたら』と抱負を述べた。
 今後は『環境』『教育』『健康』『国際交流』を4本柱に掲げ活動を広げていく。『教育』では、アカデミーの中学生を対象に行ってきた『インパクトプログラム』を強化。理系の分野の講師を招き、オンラインの講義を通じ、子供たちに理系の知識に興味を持ってもらえるプログラムを計画中で、今後はアカデミー以外の子供たちにも門戸を広げていくという。
 クラブでは既に『SDGs推進部』を立ち上げている。かねてSDGsに興味を持ち、自発的に勉強を続けてきたDF小柳が同推進部の部長に就任した。選手も活動に協力していく。現在、練習ではコロナ禍の感染防止対策で、各選手やスタッフがペットボトルで給水している。」
引用:日刊スポーツ

 甲府さんは当ブログでも「付加価値が高い公共財Jクラブ」として評価が高いクラブです。今回出てきた取り組みも過去の紹介記事にあるものがいくつもあります。まずはクラブ公式HPにしっかり「SDGsへの取り組み」ページを設けている事。選手会にSDGs推進部ができて、小柳選手が推進部長に就任し、佐久間社長と並んで今回の記者会見に臨んでいます。小柳選手は興味を持って自発的に勉強をしていたという事で選手レベルの意識が高い。「教育」ではアカデミー以外の子ども達にも門戸を広げるという事で、この辺もちょっと違いますね。
 SDGsの各項目は世界レベルでのテーマなので、クラブや個人の普段の活動にどうつながるのか、すぐにイメージが沸かないところですが、甲府さんでは1つ1つ丁寧に説明をされていました。
   
【17のターゲット別活動実績】
①貧困をなくそう
 「カンボジアへの支援活動」「父子家庭へのチケット贈呈」
②飢餓をゼロに
 「フードバンクへの協力」
③すべての人に健康と福祉を
 「社会福祉法人との連携」「山梨県赤十字血液センター献血啓発運動への協力」「山梨大学医学部付属病院、県立中央病院小児科訪問」「各種予防啓発運動への協力」
④質の高い教育をみんなに
 「ヴァン+実育山梨(体験型教育)」「お絵かきコンテストの実施」「インパクトプログラムの実施」「U-14よのなか科/U-16プレプロ研修の実施」「山梨学院大学への授業講師派遣」「ヴァンフォーレクイーンマナー研修の実施」
⑤ジェンダー平等を実現しよう
 「YFA L&Gハッピーサッカーへの協力」「レディーススクールの実施」
⑥安全な水とトイレを世界中に
 「LTO活動(海さくら)への協力」「スクールサマーキャンプの実施」「エクスプロールアドベンチャーの実施」
⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
 「カーボンオフセット試合の実施」「ホームゲーム照明でのグリーン電力運用」
⑩人や国の不平等をなくそう
 「カンボジアへの支援活動」「ソーシャルフットボール大会の実施」「住吉病院との連携」「山梨ブラインドサッカー協会との連携」
⑪住み続けられるまちづくりを
 「ホームタウンサンクスデーの実施」「ヴァン+実育山梨(知育、食育、道徳)」「環境への取り組み」「シニア向け運動教室の実施」「農業体験イベントの実施」「継続的な清掃活動の実施」
⑫つくる責任つかう責任
 「ピッチ看板・横断幕の再活用」「チームウェアの再活用」
⑬気候変動に具体的対策を
 「CO2削減に向けた取り組み」「エコスタジアム」「資源の有効活用・無駄遣い防止」
⑭海の豊かさを守ろう
 「LTO活動(海さくら)への協力」「自然環境教育」「リユースカップの使用」「スタッフによるゴミ拾い活動」「ショップ袋有料化」
⑮陸の豊かさも守ろう
 「県産ひのきメダル(間伐材の再利用)の推進」「トレッキングを通じた森林資源への理解」「酪農体験」「水辺観察会実施・協力」「カーボンオフセット試合の実施」「古紙回収」
⑯平和と公正をすべての人に
 「チャリティーRunへの協力」「フェアプレー宣言の実施」「地雷の除去活動への支援(カンボジア)」「各種義援金活動への協力」「ピンクシャツデーの協力」「山梨県警察関連の広報協力」
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
 「ヴァンフォーレ山の都駅伝の実施」「ホームタウン連絡協議会による連携」

 この17のターゲット別の活動実績は本当にわかりやすいですね。17のうちあてはまらなかった項目は⑧⑨ですが、⑧は「働きがい、経済成長も」、⑨は「産業と技術革新の基礎をつくろう」という内容なので、Jクラブではそこまでは関われないかな。活動実績を1つ1つ取り上げるのは省略させていただきますが、普段いかに社会・地域貢献活動をされていたかよくわかります。つまり、普段しっかりされているから、SDGsというくくり方でもすぐに埋まってしまうという事ですか。普段商業活動ばかり目を向けているところは、あてはまる活動がほとんど無いからこういう時に存在感が極端に薄れてしまうという事。4つの重点ターゲットというのも素晴らしいですね。
   
【4つの重点ターゲット】
①環境
 「小瀬エコスタジアムプロジェクト」「東京都市大学伊坪研究室、グリーンスポーツアライアンスとの共同研究」「中小企業向けSBT・再エネ100%目標設定支援事業」
②健康
 「シニアわくわく運動教室」「緑ヶ丘元気UPプログラム」「地域企業イノベーション支援事業」
③教育
 「小学校巡回スポーツ教室」「ヴァンフォーレ夢のチカラ」「ヴァンフォーレご飯のチカラ」「ヴァンフォーレ仕事図鑑」「インパクトプログラム」
④国際交流
 「カンボジア・ラオス」「ウズベキスタン」「アカデミー海外遠征」

 甲府さんは産官学協働の取り組みも多いし、地元行政ともしっかり協働されています。よく、うちは小学校を1年に1回たくさん回っているから貢献活動をしっかりやってるでしょ?という価値観もあるのかもしれませんが、甲府さんのこれらの実績を見ると、同じレベルで語って欲しくないと思う人も多いでしょう。

 では、SDGsアクションで地元のJ2岡山はどうなのかと思い、試しに検索してみました。これが出てきましたが、甲府さんの域には程遠いですね。他の地元3クラブよりはいくらかボリュームはあったようですが、甲府さんと比較するのは酷な結果となりました。当分同じ土俵で語らない方がいいようですね。Jクラブの大半はまだ同じようなレベルのところが多いとは思いますが、何クラブかが積極的に取り組んでいます。
 ちょっと調べてみました。漏れているクラブもあるかもしれません。J1名古屋J1浦和J1湘南J1清水J2大宮J2東京VJ2山形J3横浜J3岐阜J3鹿児島J3盛岡
 YSCCさんは早かったですね。これらの中でさすが湘南さん、甲府さんの域に近いです。また改めて紹介させていただきます。あと、Jリーグではシャレンがあり、SDGsとかぶる部分が多いです。ここに川崎さんの名前が出てきませんが、そのうちにシャレンと合わせて交通整理をされて、ドーンとSDGsの部分で発表される事でしょう。またSDGsについて、全クラブチェックしますかね。
J2甲府公式HP「SDGsへの取り組み」ページ:https://www.ventforet.jp/club/sdgs.html
J2甲府関連:30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう69

2021-05-15 00:23:55 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 今日は驚きましたね。そして、頭を抱えました。何と、岡山県が緊急事態宣言になってしまいました。昨日まで岡山県内、まん延防止措置が発令されるんだという空気だったのが、そっちかい!という結果になっていました。例えてみれば、何となく降格争いに巻き込まれたと思っていたら、即降格が決まってしまったようなそんな衝撃でした。号外も配られたようです。ネガティブなニュースですね。その後は生活景色が一瞬でグレートーンに覆われた心持ちです。
         
【岡山県 緊急事態宣言】
「政府は14日夕。新型コロナウィルス感染症対策本部会合を官邸で開き、岡山、広島、北海道の3道県を緊急事態宣言対象に追加すると決める。期間は16~31日となる見込み。岡山、広島は当初、まん延防止等重点措置の対象に追加する方針だったが、14日午前の専門家による基本的対処方針分科会の意見を踏まえて変更した。」
「岡山では13日まで8日連続で感染確認が100人を上回っている。医療の逼迫も深刻で、11日まで1週間のまとめでは病床使用率など6指標全てが『ステージ4(爆発的感染拡大)』の基準を超えていた。県は12日にもまん延防止等重点措置の適用を国に要請していたが、変異株の状況なども加味し、より踏み込んだ対応が必要と判断されたとみられる。」
引用:山陽新聞号外
   
 分科会でほとんどの委員から3道県も緊急事態宣言に加えた方がいいという意見があったそうですね。昨日のNHKでいろいろ解説されていました。兵庫県は一見岡山と比べて感染者数が全然多いように見えるかもしれないが、元の人口が違うという見解でした。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数で比較すると何と全国4位(数日前は3位)の多さで兵庫県や東京よりも上位でした。つまり、県内で1日あたり100人を超えたが、実は他の都市部の都道府県よりも人口が少ないので、分母を合わせるとすごい数になるという事です。
 1週間10万人あたりの数は、1位大阪府は69.8人に対して、4位の岡山県は57.9人、兵庫県は5位で51.5人、東京は確か7位だったと思います。つまり、すでに岡山は緊急事態宣言レベルであったと。ちなみに市単位で計算してみると、岡山市は
 アエラdotによると、政府の会議の資料に人口100万人あたりの7日間の新規死者数のデータがあるが、大阪は19.6人(5月5日時点、岡山県は4.8人)。インドの15.5人、メキシコの16.2人、米国の14.5人より上回っています。つまり、100万人あたりで見ると、死者数で見るとアメリカやインドよりも大阪は多いレベルのようです。
   
 こういう流れで、昨日まで多くの公共施設で休園が発表されました。J2岡山が指定管理している市の施設をはじめ、岡山総合グラウンドや政田サッカー場もありました。CスタのJ2試合については、J2岡山がまん延防止措置向けの対策を発表していて、Jリーグの開催方針の中でも精いっぱい感染防止対策で努力しているなという印象。当ブログでも、「サイレント・アシスト」のキーワードも交えながら、「こんな時期に有観客で開催していいのか」と認識していますが、NPB及びJリーグによる開催方針が変わらない限り、このまま制限付きの開催なのでしょう。
 緊急事態宣言の発出当初は無観客開催でしたが、11日を過ぎて有観客開催に緩和されました。感染が増えているのに緩くなるという矛盾した対応という声もあります。ただ、地元自治体の判断もあるので、今回緊急事態宣言になったので、岡山県がダメ出しをすればCスタが無観客開催に変わる可能性も十分あります。
 さて、明日はアウェー戦ですが、23日はホーム戦ですね。どうなるのでしょうか。当ブログもここ1週間は岡山市内中心部には足を運ぶ事がすっかり無くなりました。何か最近東京五輪開催とJリーグの有観客開催のイメージがかぶってきています。昨日のニュースで県知事が不要不急の外出についてコメントされ、今日明日の週末も家を出る気がしません。
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Bリーグについて67

2021-05-14 00:01:15 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 少し前にキープしていたネタ記事のうちの1つです。テレビ東京(テレビせとうち)で3月6日(土)に放送された「SPORTSウォッチャー」の特集「Humanウォッチャー」です。これはいいと思い、慌てて録画ボタンを押しています。普段全く馴染みのないB2仙台ですが、今回グっと距離感が縮まりました。
   
【震災10年 マー君も手倉森も 東北を盛り上げる男たち B1仙台(仙台89ERS)社長 志村雅彦】
「(志村社長は)かつてはチームの看板選手でMr.ナイナーズと呼ばれた。監督に就任したのは去年5月。妻は地元TV局のアナウンサー。2児の親の38歳。慶応大学環境情報学部卒で、その思考力は現役時代はコートで使ったが、今はチームと地域のために使う。この日は南三陸町へ。
 仙台を本拠地とするチームだが、震災以来県内各地でホームゲームを行い、地域とのふれあいを続けている。今年もコロナ禍、南三陸町での公式戦を開催。

志村:「10年目になるが、地域の皆さんにしっかりと感謝を伝えて、今年は仙台市以外でもホームゲームを開催して、地域の皆さんに感謝を直接伝えたい。プロの試合を見せて、今なかなか仙台に来ることも仙台に移動することも、皆さん少し制限している中でも自分達が足を向けて行くことで感謝を伝える。」
   
 被災地を中心に「NINERS HOOP」と名付けた様々な地域貢献活動を行っている。Bリーグでも「HANDS UP! PROJECT supported 日本郵便」と題し、震災の被害が大きかった地域の活動をサポートしている。感染対策をしながらの活動は苦労が尽きない。予算のやりくりも頭が痛い。だが、それでも。

志村:「震災以降、特にそうですけど地域に対するというか、仙台・宮城に対する思いというのが更に強くなっていますので、あの当時のことを知っているのは、もう僕しかいないのでクラブの中には。自分が先頭に立って、このクラブが今後の10年後であったりとか、今までの10年をしっかりと感謝して、地域の皆さんに感謝しながらこの先に繋げていくのが僕の役割と思っている。」

 HOOPとは輪という意味。バスケを通じて人の輪を広げたいという思いがある。南三陸町でも年に一度の機会。だが今年は例年とは事情が違う。コロナ禍で外出自粛のムードがあり、どれだけ観客動員に影響が出るのか。
 慶応大学時代の伝手を頼れば、引退後に他の勤め先も探す事もできたはず。だが志村はそれを選ばず、苦労を覚悟で社長を引き受けた。なぜか。それもまた運命だったのかもしれない。生まれも育ちも仙台市。10歳でバスケを始め、仙台高校で全国大会連覇。2008年、25歳でB1仙台に入団。160cmという小柄な体格ながら闘志あふれるプレーで、中心選手へと成長。「ミスターナイナーズ」その名前が定着した頃、それは起きた。

志村:「ちょうど大きい揺れを感じたのが、僕らはアウェーの遠征に行くバスの中だった。その時宮城県内のSAで休憩していた時だったので、僕はバスの中にいたが、バスが倒れるのではないかという大きな揺れを感じた。バスのTVから仙台空港や仙台の沿岸部に津波が来て、街を飲み込んでいく姿を目の当たりにした。」

 東日本大震災、それがその後のプランと奇跡の入口だった。
志村:「当時の代表だった中村さんに、その当時のホームアリーナであったカメイアリーナが被害にあっているし、なかなか試合を興行を続けていくのが難しい可能性があるという話をされて、しばらくチームとしては活動できないかもしれないと。」
   
 試合も練習もできなくなったチームは地震発生から3日後にチーム解散を決める。所属選手は他チームに移籍する事になり、志村は沖縄のチームに移る。だが、チーム愛は貫く。89ERSを象徴する89番を背番号にしてプレーしようと志村が提案。多くの選手がそれに応じた。

中村社長(当時)「正直涙が出てきました。選手たちが他のチームのユニフォームを着ているとはいえ、「やはり仙台の選手だ」という思いは私はありましたので、そういう選手たちが仙台を支援して欲しいと思って「89」をつけてくれたというのは非常に嬉しく感じました。」
   
被災地にプロスポーツは必要なのか、重い問いかけに答えたのは仙台市民だった。チーム存続を訴える署名活動を開始。集まった署名は2万以上。支援金も集まり、スポンサーも現れた。あとは選手次第。全国に散った選手たちがどうするか。将来性を見れば戻らない方が得策とも言えた。

志村:「本当に、戻ってきて欲しいというのを周りの方に多く声をかけてもらって、こういう時に自分が生まれ育った街で、これからじゃあもう1回歩みだそうという時に、自分自身は仙台でプレーすべきだなと思った。こんなにも必要とされて、自分でしかできない仕事をこれからやっていかないといけないと思った。なかなかそういう機会は無いと思ったので、自分が仙台でプレーする事で、復興の歩みを進めて行けるならば、バスケ選手として1人の人間としてこの地域に対して恩返しできるチャンスと思ったし、仙台でプレーする事が全部前向きになると思って決断した。」
   
 まだ外に瓦礫の山が残る2011年10月に半年余りの時を経て、チームは活動を再開した。あの日聞いた歓声は忘れない。バスケにできる事がはっきりわかった。その信念を今も持ち続けている。
 南三陸町でのホーム戦の翌日、仙台市内(震災遺構 仙台市立荒浜小学校)に志村の姿があった3月11日にこの一帯に植樹を実施。チームカラーの黄色のキンモクセイで、地域を繋ぎ未来を繋ぐ。その理念はこれからも変わらない。植樹したキンモクセイはBリーグが開幕する10月頃に花を咲かせる。
   
志村:「震災が発生して多くの方に助けていただいて、自分が活動させてもらっていて、誰かのために自分ができることというのをやっていこうと思ったので、本当にこの地域、仙台・宮城の方のために自分は生かされているものとして、それを繋いでいく。助け合いだったりとか、みんなで協力していくこの文化が本当に復興の速度を早めてくれたと思うし、失ったものも大きかったですけど、僕らがあの時教訓として得たものは、人の温かさであったりだとか助け合いの精神というものは忘れないで自分が繋いでいきたいと思っている。」

 という内容でした。まず目を引いたのが、仙台さんはホーム戦の会場を県内各地でやっている点。B3岡山でさえ、今季は試合会場数はグっと絞られて主に岡山か津山でした。でも仙台さんは多くの会場で実施している。B2リーグはホーム集中開催という制約があると思っていたのですが、実際は違っていたんだと。南三陸町での開催は岡山でいえば真備町でやるようなもの。
 志村社長の口からよく「感謝」という言葉が出てきていました。そこには数字ばかり追う商業主義の色は全くありません。「NINERS HOOP」のHOOPは輪という意味という事で、出てきましたね。そういう意味ではトライフープという名前は誇れるいい名前ですね。

 震災のために一時解散に至っても、ファンが署名活動で再びチームを蘇らせる、それに応えて条件が悪くなっても仙台に帰って来るというのもいい話ですね。ふと、豪雨災害の真備の時はこういうドラマは何も無かったな、どうしてなんだろと思ってみたり。震災遺構にモニュメントを寄贈か、これも豪雨の時の岡山には無い景色だ。
 仙台さんは今まではアメリカのようなアリーナ、ゼビオアリーナのイメージが強く、恵まれているBクラブというものですが、実はJ1仙台と同様に地域に密着して頑張っているクラブなんですね。しかもB2。てっきりB1と思っていました。観終わった後に思ったのは、例えば来季(B3優勝でB2昇格を決めたらそのまま来季B2なのかな)試合相手になるのかなと。この番組でかなり馴染み感が強まったので、ぜひ早く生で仙台さんを観たいなと。
B2仙台公式HP:https://www.89ers.jp/
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岡山シーガルズ128

2021-05-13 00:01:35 | 岡山シーガルズ

 リスペクトコラムです。
 昨日、通勤車内で聴いていたラジオのニュースでちょっとビックリでした。シーガルズで退団選手が出たようですが、確か渡辺って言ってたよなぁと。朝刊を読んで改めてやっぱり渡辺選手だし、他にも居村、西村って主力じゃないかと。何でまた、今回はこんなに主力選手が辞めてくのと首をかしげました。
       
【渡辺、居村ら退団 シーガルズ 主力含む6人】
「岡山シーガルズは10日、ライト渡辺真恵(22)、センター居村杏奈(24)ら主力を含む6人の退団を発表した。渡辺、居村らは現役を引退する意向という。
 退団するのは他にレフト西村弥菜美(21)、センター髙野百合加(25)、リベロ森田夕貴(23)、リベロ兼セッター宮下マミ(34)。渡辺、居村、西村は今季20試合以上に出場し、昨季のリーグ準優勝にも貢献した。2017年に盛岡誠桜高から入団したサウスポーの渡辺は1年目から出場機会をつかみ、巧みな攻撃で得点源に成長。今季は27試合で286得点し、通算は83試合874得点だった。
 松山東雲高出で加入6年目だった居村は速攻や移動攻撃を武器に今季24試合でコートに立ち、72得点を挙げた。今季27試合に出た西村は東九州龍谷高出の3年目で優れた守備力を誇り、リベロでも活躍。19年世界(U-20)選手権では優勝メンバーとなった。
 大阪国際滝井高から入団6年目の髙野は今季リーグ開幕戦に先発するなど9試合出場。森田と宮下は出場1試合だった。移籍を希望している宮下を除き、現役を退く。」
引用:山陽新聞

 まぁ毎年シーズンが終了したこの時期、去っていく選手がいるのは世の常ですが、今回はちょっと様相が違いました。いつもは余り馴染みのない控えの選手だったり、最近出番が無かったよなぁと思える選手なのですが、今回はバリバリのレギュラークラスじゃんと。J2岡山でもちょうど昨秋退団選手が発表になった時と同じ心境。あの時も上田選手をはじめ、なぜ?と思えるベテラン勢が去っていきました。
 ひょっとしたら同じ傾向なのかもしれません。つまり、コロナ禍で経営的にダメージを受けたため、人件費の節約の目的が作用したのかもしれないと。真実は不明ですが、そう思わせるくらいに驚いたニュースでした。特に渡辺選手はついこの前観た試合で先発レギュラーでスパイクをどんどん決めていた、今が旬の選手。
 今日、クラブ公式HPを観ると、挨拶動画がアップしていたので、先に引退した丸山選手のとともに観させていただきました。本来ならばファン感謝デーで壇上からのメッセージを直接聞くのに、コロナ禍で昨季の吉田、佐々木両選手ともにこういう形で終わってしまいました。

【引退選手あいさつ動画】
居村選手:https://youtu.be/BvGKxLu_yf8
髙野選手:https://youtu.be/DuqTccNyriQ
森田選手:https://youtu.be/F7AEsEIkARs
渡辺選手:https://youtu.be/qfXSLrccd1Q
西村選手:https://youtu.be/qkZlet7GP48
宮下選手:https://youtu.be/0lfdRqcMzUY
引用:クラブ公式HP

 過去の湯郷ベルなど、女子選手の退団は何人か固まってとか、移籍ではなく引退という傾向を感じます。今回の件も最初に聞いた時は移籍するのかなと思っていたら、引退だったので辞めちゃうの?ともう1回驚きました。まぁ女性には永久就職というものもあるので、選手生活をいったん引いてそういう道に行っちゃうのかなとも思ってみたり。それにしても年齢を見ると、5人が20代前半。全然若い。
 シーガルズは試合中は感情を表に出さない「クール」というイメージがありますが、渡辺選手はまさにその象徴させる選手で、クールにスパイクを決めてクールにふるまうイメージが今も脳裏に浮かびます。宮下選手はまたどこかへ移籍して活躍してくれそうですね。ぜひいつか対戦相手として再開したいです。他の5選手の今後のご発展を祈念しております。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)13

2021-05-12 00:01:26 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログでも強く応援しているJリーグシャレンですが、昨日第2回アウォーズの各賞が発表されました。一応全57クラブの取り組みを読みましたが、相変わらずいろいろでした。素晴らしい取り組みもあれば、いつもやっているような地域貢献活動の単なる延長のような内容もありましたが、今回表彰する事によってシャレンのレベルアップにつながると思っています。まずは発表内容です。
     
【2021 Jリーグシャレン!アウォーズ 各賞決定のお知らせ】
「全57クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に広く共有したい活動を表彰する『2021Jリーグシャレン!アウォーズ』。今シーズンが2回目の開催となり、日頃からJクラブが取り組んでいる地域課題や社会課題の解決に向けた活動や、多くの協働者との連携、発信力や繋ぐ力など、Jクラブの持つ価値をいかんなく発揮している活動を称え、昨シーズン行われたホームタウン活動の中から、各クラブがエントリーしたシャレン!活動より各賞が決定いたしました。
 多くのファン・サポーターの皆様にもJクラブの素晴らしい活動を知っていただき、魅力的な活動や応援したい活動に投票をしていただく『一般投票』も実施し、最終選考の参考とさせていただきました。
 また、活動をより多くの人に知っていただけるよう、後日『2021Jリーグシャレン!アウォーズ番外編、ロッカールームトーク』と題したオンライントークイベントを開催いたします。参加者は、クラブ関係者、協働者や参加者、活動に興味のある皆様をご招待して実施いたしますので、ぜひこの機会にご参加いただき、クラブの取り組みを知ってください。」
引用:Jリーグ公式HP
   
〔ソーシャルチャレンジャー賞〕 
※選考基準 :その地域にある社会課題解決に対してチャレンジしていること 
 ・【地域を応援】ホームタウン テイクアウトマップ(横浜F・マリノス)
 ・守れ、ニイガタのいのち。自殺予防のための啓発活(アルビレックス新潟)
     

〔パブリック賞〕
※選考基準 :国や自治体が掲げる政策を活用し、地域の課題解決に向けて、多様なステークホルダーと連携し、持続可能な活動となるように取り組んでいること
 ・福島県産品 PR・販路拡大事業(福島ユナイテッドF C)
 ・静岡市シェアサイクル事業 PULCLE(パルクル)(清水エスパルス)
〔メディア賞〕
※選考基準 :記者として、自身の媒体に取り上げたいと思う活動であること
 ・地域のガキ大将づくり『復活!公園遊び』(ガイナーレ鳥取)

 受賞クラブの皆さんおめでとうございます。マリノスさんのテイクアウトマップはまさに、今のコロナ禍時代を象徴する取り組みですね。新潟さんのは自殺予防という一つリアリティのある貢献活動だと思います。福島さんの農業は当ブログでもお馴染み。サッカー興行とはまた違う別事業の推進事例です。清水さんのシェアサイクルというのは、地元岡山で言えば、ももちゃりをJ2岡山が運営するようなものか。鳥取さんはそれこそ大昔から当ブログでリスペクトしている素晴らしい取り組み。塚野社長さんが現役選手時代から始め、街を歩く子ども達の顔がみんなわかるようになったと聞いた伝説の貢献活動です。長くなるので、詳しいコメントはまた改めてさせていただきます。
 そして、当ブログにとってのお楽しみ。昨季、ステイホーム時期に多くのオンライン活動が実施されましたが、ほとんどが試合再開とともに無くなっていきました。その時に開催されたオンラインイベントを1年の時を経て、再び参加できる事をうれしく思います。
   
【「2021Jリーグシャレン!アウォーズ番外編、ロッカールームトーク」】
・6月1日(火)18:00~19:30 ソーシャルチャレンジャー賞:J1横浜M
  申込締切:5月28日(金)23:59まで  ・申込URL: https://bit.ly/3elGE5W
・6月8日(火)18:00~19:30 ソーシャルチャレンジャー賞:J2新潟
  申込締切:6月4日(金)23:59まで   ・申込URL: https://bit.ly/3h2SbIX
・6月22日(火)18:00~19:30 パブリック賞:J3福島 
  申込締切:6月18日(金)23:59まで   ・申込URL: https://bit.ly/3h5g2b3
・6月30日(水)18:00~19:30 パブリック賞:J1清水 
  申込締切:6月25日(金)23:59まで  ・申込URL: https://bit.ly/33hDZE3
・7月6日(火)18:00~19:30 メディア賞:J3鳥取
  申込締切:7月2日(金)23:59まで   ・申込URL: https://bit.ly/3enhoML

 昨季、川崎さんのルームトークに参加した時、Jクラブの多くのフロントさんが参加しているのにビックリした覚えがあります。その時、岡山いてくれと思いながら1クラブずつチェックしたところ、来ていないのは岡山ぐらいじゃねえかとガックリきた覚えがあります。今回は期待しましょう。また参加クラブチェックして、情報開示するとしましょうか。
 昨季と比べて開催回数が増えたのでは。昨季も思ったのですが、この時期だけの開催ではなく、年間を通じてじっくり各クラブの取り組みを紹介していったらどうかと思います。57クラブすべては無理ですが、評価ランキングの上位だけでいいし、月イチでいいのでやって欲しいです。
2020Jリーグシャレンアウォーズ関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200520
シャレン(Jリーグの社会連携)関連⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200526
    〃                 ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200520
    〃                 ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200503
    〃                 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200330

    〃                 ⑩:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200213
    〃                 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200211
    〃                 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200106
    〃                 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190814
    〃                 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190722
    〃                 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190517
    〃                 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190508
    〃                 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190121
    〃                 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190107
    〃                 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180521
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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