で、先週末ですが続くように
清水焼、京焼があるであろう
京都五条の陶器屋が並ぶ界隈を
徘徊して参りました
先回の常滑めぐりにて茶器は
常滑にはほとんどないと勝手に結論づけてしまい
やっぱお茶といえば京都だろうと今回であります
実際のところ、瀬戸焼が本物だったので
瀬戸行けよという具合でありますが
瀬戸遠いんだもん
ともあれ、京都五条をぶらぶら歩こうと
京都駅から歩くこと1時間
国道一号線に到着するのであります
京都五条は東側のほとんどが国道一号線となっており
車も多いのでありますが
その一号線が途中から東山を越えるため
陸橋となっていくその
陸橋の脇あたりから、陶器屋が忽然と現れます
土曜日の昼頃に行ったのでありますが
まあ、一ヶ月ほどまえに陶器祭りやってたので
そこで大方売り払ってしまったのか
さっぱり安い物とかは並んでおりませんでしたが
なんというかな、いかにも陶器屋、京都、お高い
といった雰囲気が店奥から妖気となって
にじみ出ているようで、大変入りにくい(ぉぃ
実際はそう思っている自分が悪いだけなのですが
ともかく、なかなか店構えが怖いのであります
また夏だからどこも締め切ってあって
入るのに戸をあけて、なおかつ買わないとなると
冷房泥棒とののしられるのではないかなど
さまざまな逆境があったのでありますが
三軒もやりすごすころにはなれたものでありました
ともあれ、目指すは茶器
それも茶入
そう決めつつ、もったり眺めておりますと
常滑と違い、器関連が多いことに驚かされた次第
皿と茶碗と湯のみがすごい多い
しかも絵付物が大変多い
勉強不足でよくわかってなかったのですが
清水焼は絵付物が多いのでありましょうか
勝手に赤茶碗といえば清水焼か京焼きなどと
吼えておりましたが、どうも違う様子、どきどきしながら
値段を見てみると、これまた
常滑で見ていた価格がうそのように法外な値段
いや、たぶん実勢価格なんだろうが
ともかく貧乏人が、気に入ったからとほいほい買えるものじゃねぇ
少なくとも、缶詰のいわしとか乗せるわけにはいかない内容
値段にビビるあたり
まだまだ青いことこの上ないのでありますが
それでも、ぐい飲みのくせに5000円とか
見たこともないようなものが出てきたりして
この世界、俺にはまだ早すぎるなどと
挫折感を味わいながら
五条をもくもくと東入していくのでありました
そして東大路という京都を縦にはしる
東のはじっこの大通りがあるのですが
ここの東別院かなんかの廟のわきから
いよいよ、有名な茶碗坂へと入っていくのであります
茶碗坂は、狭い、いや、京都の道はどこも狭いんだが
とりわけ狭くて、しかも狭いくせに観光バスとか
もう車通りがすげぇ激しいの
おばあちゃんとか、健脚なお年寄りが山ほど歩くなか
その脇をでかい観光バスが何食わぬ顔で過ぎていく
あのデタラメ感がステキな坂でございます
また、大変な急勾配で、毎日ここを行き来してたら
それなりに健康な日々が過ごせるだろうと
推測に足りうる坂を上っている感を味わいつつ
どんどんと山中へと入っていくと
やがて、陶器屋がこれまた、ところ狭しと
並ぶところに出るのであります
こちらは、というか京都全体がおそらくそうなのでしょうが
観光の人向けになっているのか、リーズナブルなのから
本当にその値段か?と思うようなものまで
さまざまに取り揃えられていて
ともかく陶磁器の数を見たい人にはうってつけでありました
個人的なもうひとつの趣味というか
なんかやってしまってるお香の香炉なんかも
いろいろ小さいながらにたくさんあってステキ
3000円~5000円くらいの間で
とてもとてもステキなのが並んでおりますので
趣味の方にはたまらん店が多いのであります
また、先の五条周辺と同じで
茶碗や皿が多くて、こんなに種類あって
誰がどんだけ使うんだよと
首をかしげたくなるような風景も見られるのであります
おつとめ品みたいなのを探すのもよいのですが
やはりよいものをじっくり眺めているだけで
なんか得したような気分になるから不思議
万単位のものになると、凝視しているだけで
見料を取られるんじゃないかと、すっかり
小物被害妄想が酷いことになるのでありますが
抹茶茶碗も、いわゆる味のあるものがたくさんでありました
で、やはり京都、香炉と茶器に関しては
どこにでもあるなぁとほくほく探しておったわけですが
陶器としまして、まだしっかり調べておりませんが
桜色というべきか、桃色の陶器が散見できます
これが京焼か清水焼の得意なものだったらいいなぁと
思ったりしつつ、桜色で桜の模様をあしらった香炉とか
思わず手に入れてしまいたくなるような
優れた品々が並んでおりました
茶碗も、有名な黒茶碗と赤茶碗があったのですが
これはなんか別の里のもののようにも思いつつ
赤茶碗のなんといったらいいのか、朱色、いわゆる
炎を思うあの色合いはすげぇなと歓心しきり
黒い地肌に炎がのりかかったみたいな
朱の入り方は見ていて、かっこいいことこの上ない
ただあれって茶器として使うには
存在感がありすぎね?と
それにそばかうどんを入れて食ったらうまかろうかと
もう、茶人に茶壷で殴られても文句言われないようなことを
考えたりしつつ、ひそかにうどん碗も探したりしておりました
ともかく、赤茶碗の色合いがすげぇステキだったので
いつかほしいと心に決めておいたのであります
しかし、やはりあの手の茶碗になると
でかいから持って帰るの大変だしおき場所にも困るし
何より使い道がなくて、高価い(それが一番だろ)ので
二の足、三の足を踏んでしまうのですが
驚いたことに、ぐい呑みに同じような赤とか黒があるではないか
思わず身を乗り出して手にとってしまったのですが
この手にすっぽりというか、みっしり(この表現大好き)と
おさまりのよい肉厚の陶器、ごわごわというか
本当に茶碗をそのまま写したかのような表情で
あれをただただ、ぐい呑みのサイズに落としただけかのような
ステキすぎる一品を発見
というか、そんなのがけっこういっぱいあった
これはいい、これで黒と赤そろえたらいいんじゃね?
酒器なら使い道があると眼を光らせてしまったのでありますが
これまた、今度は膨大な量、種類があることに驚いたのでありました
茶碗坂の上のほうと入り口のところ、それぞれに
茶碗会館みたいなのがあったのですが
そこでも、同じようにそれらを見て、いいなあ、ほっこりと
一人ため息をつきつつ結局見てくるだけとなってしまいましたが
ぐい呑みの世界の奥深さにようやく触れられたような気になって
大変よかったのでありました
その焼き物の里の一番の特徴を出してるような
ステキぐい呑みばかりを集めればいいんだなと
なんかよくわからないことを考えつつ
ともかく、それを終えたのでありました
結局、そんだけ見ておきながらも棗はあるのに茶入はないと
がっかりなことでありましたが
どうやら陶器屋においてあるんじゃなくて、茶器屋にいかなくては
手に入らないんだと思いつつ
戻ってきたのであります
途中、行きには高級オーラのため入れなかった陶器屋に
入っていったところ、とうとう本物の茶入に出会ったのですが
それはまた後日に
京焼と清水焼もステキ
器集めも楽しそうなこのごろでありました
香炉と茶碗買うならここかしらねぇと
清水焼、京焼があるであろう
京都五条の陶器屋が並ぶ界隈を
徘徊して参りました
先回の常滑めぐりにて茶器は
常滑にはほとんどないと勝手に結論づけてしまい
やっぱお茶といえば京都だろうと今回であります
実際のところ、瀬戸焼が本物だったので
瀬戸行けよという具合でありますが
瀬戸遠いんだもん
ともあれ、京都五条をぶらぶら歩こうと
京都駅から歩くこと1時間
国道一号線に到着するのであります
京都五条は東側のほとんどが国道一号線となっており
車も多いのでありますが
その一号線が途中から東山を越えるため
陸橋となっていくその
陸橋の脇あたりから、陶器屋が忽然と現れます
土曜日の昼頃に行ったのでありますが
まあ、一ヶ月ほどまえに陶器祭りやってたので
そこで大方売り払ってしまったのか
さっぱり安い物とかは並んでおりませんでしたが
なんというかな、いかにも陶器屋、京都、お高い
といった雰囲気が店奥から妖気となって
にじみ出ているようで、大変入りにくい(ぉぃ
実際はそう思っている自分が悪いだけなのですが
ともかく、なかなか店構えが怖いのであります
また夏だからどこも締め切ってあって
入るのに戸をあけて、なおかつ買わないとなると
冷房泥棒とののしられるのではないかなど
さまざまな逆境があったのでありますが
三軒もやりすごすころにはなれたものでありました
ともあれ、目指すは茶器
それも茶入
そう決めつつ、もったり眺めておりますと
常滑と違い、器関連が多いことに驚かされた次第
皿と茶碗と湯のみがすごい多い
しかも絵付物が大変多い
勉強不足でよくわかってなかったのですが
清水焼は絵付物が多いのでありましょうか
勝手に赤茶碗といえば清水焼か京焼きなどと
吼えておりましたが、どうも違う様子、どきどきしながら
値段を見てみると、これまた
常滑で見ていた価格がうそのように法外な値段
いや、たぶん実勢価格なんだろうが
ともかく貧乏人が、気に入ったからとほいほい買えるものじゃねぇ
少なくとも、缶詰のいわしとか乗せるわけにはいかない内容
値段にビビるあたり
まだまだ青いことこの上ないのでありますが
それでも、ぐい飲みのくせに5000円とか
見たこともないようなものが出てきたりして
この世界、俺にはまだ早すぎるなどと
挫折感を味わいながら
五条をもくもくと東入していくのでありました
そして東大路という京都を縦にはしる
東のはじっこの大通りがあるのですが
ここの東別院かなんかの廟のわきから
いよいよ、有名な茶碗坂へと入っていくのであります
茶碗坂は、狭い、いや、京都の道はどこも狭いんだが
とりわけ狭くて、しかも狭いくせに観光バスとか
もう車通りがすげぇ激しいの
おばあちゃんとか、健脚なお年寄りが山ほど歩くなか
その脇をでかい観光バスが何食わぬ顔で過ぎていく
あのデタラメ感がステキな坂でございます
また、大変な急勾配で、毎日ここを行き来してたら
それなりに健康な日々が過ごせるだろうと
推測に足りうる坂を上っている感を味わいつつ
どんどんと山中へと入っていくと
やがて、陶器屋がこれまた、ところ狭しと
並ぶところに出るのであります
こちらは、というか京都全体がおそらくそうなのでしょうが
観光の人向けになっているのか、リーズナブルなのから
本当にその値段か?と思うようなものまで
さまざまに取り揃えられていて
ともかく陶磁器の数を見たい人にはうってつけでありました
個人的なもうひとつの趣味というか
なんかやってしまってるお香の香炉なんかも
いろいろ小さいながらにたくさんあってステキ
3000円~5000円くらいの間で
とてもとてもステキなのが並んでおりますので
趣味の方にはたまらん店が多いのであります
また、先の五条周辺と同じで
茶碗や皿が多くて、こんなに種類あって
誰がどんだけ使うんだよと
首をかしげたくなるような風景も見られるのであります
おつとめ品みたいなのを探すのもよいのですが
やはりよいものをじっくり眺めているだけで
なんか得したような気分になるから不思議
万単位のものになると、凝視しているだけで
見料を取られるんじゃないかと、すっかり
小物被害妄想が酷いことになるのでありますが
抹茶茶碗も、いわゆる味のあるものがたくさんでありました
で、やはり京都、香炉と茶器に関しては
どこにでもあるなぁとほくほく探しておったわけですが
陶器としまして、まだしっかり調べておりませんが
桜色というべきか、桃色の陶器が散見できます
これが京焼か清水焼の得意なものだったらいいなぁと
思ったりしつつ、桜色で桜の模様をあしらった香炉とか
思わず手に入れてしまいたくなるような
優れた品々が並んでおりました
茶碗も、有名な黒茶碗と赤茶碗があったのですが
これはなんか別の里のもののようにも思いつつ
赤茶碗のなんといったらいいのか、朱色、いわゆる
炎を思うあの色合いはすげぇなと歓心しきり
黒い地肌に炎がのりかかったみたいな
朱の入り方は見ていて、かっこいいことこの上ない
ただあれって茶器として使うには
存在感がありすぎね?と
それにそばかうどんを入れて食ったらうまかろうかと
もう、茶人に茶壷で殴られても文句言われないようなことを
考えたりしつつ、ひそかにうどん碗も探したりしておりました
ともかく、赤茶碗の色合いがすげぇステキだったので
いつかほしいと心に決めておいたのであります
しかし、やはりあの手の茶碗になると
でかいから持って帰るの大変だしおき場所にも困るし
何より使い道がなくて、高価い(それが一番だろ)ので
二の足、三の足を踏んでしまうのですが
驚いたことに、ぐい呑みに同じような赤とか黒があるではないか
思わず身を乗り出して手にとってしまったのですが
この手にすっぽりというか、みっしり(この表現大好き)と
おさまりのよい肉厚の陶器、ごわごわというか
本当に茶碗をそのまま写したかのような表情で
あれをただただ、ぐい呑みのサイズに落としただけかのような
ステキすぎる一品を発見
というか、そんなのがけっこういっぱいあった
これはいい、これで黒と赤そろえたらいいんじゃね?
酒器なら使い道があると眼を光らせてしまったのでありますが
これまた、今度は膨大な量、種類があることに驚いたのでありました
茶碗坂の上のほうと入り口のところ、それぞれに
茶碗会館みたいなのがあったのですが
そこでも、同じようにそれらを見て、いいなあ、ほっこりと
一人ため息をつきつつ結局見てくるだけとなってしまいましたが
ぐい呑みの世界の奥深さにようやく触れられたような気になって
大変よかったのでありました
その焼き物の里の一番の特徴を出してるような
ステキぐい呑みばかりを集めればいいんだなと
なんかよくわからないことを考えつつ
ともかく、それを終えたのでありました
結局、そんだけ見ておきながらも棗はあるのに茶入はないと
がっかりなことでありましたが
どうやら陶器屋においてあるんじゃなくて、茶器屋にいかなくては
手に入らないんだと思いつつ
戻ってきたのであります
途中、行きには高級オーラのため入れなかった陶器屋に
入っていったところ、とうとう本物の茶入に出会ったのですが
それはまた後日に
京焼と清水焼もステキ
器集めも楽しそうなこのごろでありました
香炉と茶碗買うならここかしらねぇと