CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

陶磁器を探す旅~名古屋城~

2007-08-02 08:39:03 | 陶磁器を探す旅と名物
陶磁器を探しにぶらり名古屋まで

そんな理由じゃなかったのですが
先日名古屋城近くまでいく用事があったので
ぼんやりと見てきた次第、ステキ
先回の彦根城に続いて、城めぐりをしていて
なんか完全に夏休みの小学生ルートを辿ってる気が
せんでもないところでありますが
よしなに

名古屋城なんざ、実に8年ぶり?くらいか?
意外と近くで行っとるやないけ
そんな具合で困ったものですが、
以前に名古屋へ遊びに来た人を案内するため
ぼんやりつれてって以来のことであります
個人的に思うのだが拝観料500円は安い、
徳川美術館の値段と比べると、とてもリーズナブル
そんなわけで、ガイジンさんもよーさんおるのでありました

さて、あまりの暑さに卒倒しそうなほどだったので、
早々に城の中に入ってしまったのでありますが
どうやら、最近は茶屋で金の釜でお茶入れたりする
ステキイベントとかもあるらしく
ちょっと心引かれたのでありますところ
ここは色々わけありまして、呑まなかったのですが
機会があればいずれ

城内に侵入すると、もう、とても素晴らしい
クーラーって本当すばらしいわ
そう思うのでありますが、あまり知られていないらしい
名古屋城は実は一度焼けて、今のは偽者
というお話
改築というか、完全に最初から建て直しになったので
博物館としての機能を備えて、クーラー搭載してんだなこれが
まったくステキであります

しかし、完全に立て直したわりには、妙なところはこだわった様子で
階段は異常にきつい、急勾配になっており、お年寄りには
絶対向かないようになっております
名古屋城周辺の町並みが見られてステキなので
これまたおすすめ

はてさて、城の話はこれくらいにして
とりあえず折角博物館になってんだから、焼物の一つや二つ
置いてあるだろうなどと意気込んで見学
が、しかし

無い

一つもありません
あったのは、刀が二振りと甲冑が1つ
刀の鍔がいくつかに、金鯱関連のそれこれだけ・・・
しいて言うなら、金鯱の鋳型じゃないが
陶器、いや、焼物があったくらいでありました
はかられた
一人ごちてしまいましたが、考えてみると
中身についてはほとんどが、徳川美術館に移送されてんだなと
当たり前のことに気づいたのでありました
しかも徳川美術館から、今、東京に出張中だしな
名古屋は名物なしになっているわけであります

そんな見所なしかよ、みたいな状況でも
じっくりとっくり、やっぱり刀はよくわからんけどいいなぁと
しみじみ感動して、
お馬につける鞍に英語でサドルって書いてあって驚愕したり
金鯱は立派だがね
などと、とりあえずの感想を述べたりするのでありました
甲冑も立派なししおどし、でいいのか、なんかそんなんで
見ていて飽きないのも確かであります

で、個人的に一番の見所だと思うのが
燃える名古屋城の写真
これであります
太平洋戦争の際、空襲で燃えてしまった名古屋城
その燃えている様を写真で撮ってあるのです
これが、なんというかな、凄い迫力でありまして
当然白黒写真なのですが、炎のほの白さと
その勢いが凄いくっきりと写し込まれていて、ああ、城が焼け落ちるって
こういうことなのかと、つばを飲み込んでしまうのであります
大迫力

まったく当時のことはわかりませんが、
名古屋に住んでて、名古屋城が焼け落ちたってのは
近現代に移っていたとはいえ、ショックだったろうなぁと
思ったり考えたり
いや、でも、名古屋の人って意外でもなんでもないが
あんまりそういう物事に感心なさそうだから、そうでもなかったのかな
などなど、考えさせられるのでありました
これはこれでよし

と、まぁ、そんなわけで、物としてみるものはなく
いや、名物はこの名古屋城そのもの、そして天守閣の金鯱ですよ
と、言い切ってしまえばそれまでなのでありますが
500円で涼みながら名古屋城を知られるのはよいことではないか
思ったりするのでした、加藤清正にまつわるものいっぱいだしね

私が行ったときはやっぱり夏休み企画なのか
全然名古屋城と関係ない、世界の昆虫展とかやってて
個人的に嬉しすぎたところ
その卓抜した企画センスも見所だわねなんて思うのであります

そのあと、また、何を思ったか名古屋縦断行脚という苦行を
己に課してきて、愛知県の名物集を見たりしたのでありますが
それはまた後日にでも