CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

幽遊白書

2007-08-09 08:33:59 | 雑感
幽遊白書という漫画がありました

少年ジャンプにて連載されていて
当時わたくし中学生だったのではないか
まさに一世を風靡したといえるステキ作品であります
先日、時間つぶしに漫画を読む機会に恵まれたのですが
そこでワイド版で再発行されている同書を発見
懐かしいと思ってとっくり読んだのでありました

当時と考え方も年齢も違う今になって
読み返してみて、ああ、懐かしいという面白さもさることながら
ほとんど忘れてた内容をありのままに読んでみて
やっぱり面白いと痛感
この漫画凄かったんだなと
改めて驚いたのでありました
特にその頃ではわからなかった部分の面白さというか
妙な黒さ、悪徳さ、変態加減
なにもかもが、現在読んでも面白すぎる
ちうか子供に読ませるには危険すぎないか
いらん心配をするほどでありました

そんな感激も色々あったのですが
驚いたことがありまして
なんとまぁ、テンポがよいというのか
思った以上に話が短いのが驚き
これは凄い、バガボンドは見習うべきだ(ジャンル違う)
ストーリー漫画で、しっかりとそれを追いながら
まったくムダのないというか
ほとんどの闘いが1話で終わるというステキ仕様
お互いの見所が一回ずつあって決着
これは読み易さがステキ

物語は読み手が飽きないスピードで進み
なおかつ、みっしり詰め込まれてるのがいいんだななどと
生意気なことも思ってしまうのでありました
あんなに長いことやってたように思われるのに
戸愚呂篇なんかあっという間でやんの
しかも、人間ドラマでやんの、格闘漫画だと思ってたのに・・・

全体的にそこはかとないというか
圧倒的な人間臭さと時代臭があって
そういうところが香ばしくてステキだったのでありますが
少年漫画の鉄板である戦う漫画でなくて
実は、人間関係のあれこれが描かれていた漫画だったのだ
しかも、トレンディドラマ風情に仕立てられてたんだ
感動であります、ステキ、面白かった

テリトリー篇は、今読んでようやっと
この内容はもろにJOJOとかぶってると思ったんだが
まぁよし、というか、あんだけ短い話なんだから
少々はよかろう、などと勝手なことも思ったり
途中から明らかに作者が投げやりになってきた部分が
凄いステキだったりと面白かったのでありました

感動というか、感激したので書いておくしだい

あと、一つショックだったというか
完全に、ああ、俺の脳は腐ってきたんだと打ちのめされたのが
鞍馬に対して鴉が、トリートメントはしているか?とか言って
髪の毛触るところを読んで
当時、なんだこの気持ち悪いオカマ野郎
などと思っていたのが
うわっ、エロっ
などと思った部分でありました

そういう人たちに当時から絶大な人気を誇った理由も
今、そういう文化に親しんだせいかよくよくわかるのでありましたとさ
魔界篇の躯が当時から好きでしかたなかったんだが
ショートカットだからとかそういう問題じゃなくて
ああいう性癖があるのかもしれんなどと
自分の暗黒面を覗くのでありましたとさ

駄文