CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

篤姫 薩摩か徳川か

2008-09-07 21:13:39 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫を見ました

白々しい感じで書いておりますが、
なんというか、えらい動転の回でありましたところ
名物探しに余念がなかったですが
まさか、数々のそれこれを焼き払われるとは
夢にも思いませんでした…
ああ、白薩摩の壷、薩摩切子…

さて、まずは激動の有馬どんであります
死んでしまいそうだと思っておりましたところ
ばっさりの上意討ち、あのシーンはなかなかかっこよかった
というか、一人だけ浮いてしまったような具合で
幕末っぽさを提供してくれていたのに
最後は任侠屋みたいな具合に
がっさり死んでしまって残念であります
示現流最強伝説を唄ってから死んでおりましたが、
せめてトンボにかまえて、跳ぶような何かが見たかった気が
せんでもないところであります
ご愁傷様でありました
見事なチリ際

しかし、薩摩の殿様が最近一本調子に怒ってばっかりだなぁと
ちょっとがっかりしておったのですが、なんというか
もうひとつ、どうしたいのか、いい人か悪い人かでなくて
なにか、強いものが見たいと思うんだが
今のままだと、鶴太郎に体よく使われてしまいそうでありますね
実際そうなるような気がするんだが
西郷どんは、あいかわらずやる気ないし
ま、なによりも、

私ハダメダナー

とかぬかしてる尚五郎の成長しなさっぷりに
またかお前、とツッコミを入れないでいられない内容でありました
だが、そんな尚五郎がまた好きだ、そのままでいてくれ
薩摩がこうやて力を伸ばしてきたのかと
勉強になるとか思っておるんですが
実際はどうなんでありましょう

一方、のほほんとしていた大奥も
久しぶりに本寿院大活躍、あいかわらずの様子で
とてもステキだと思うのでした
ああいう小姑で、小憎たらしいけども
実にすばらしい
これでもかと、精神的ないぢめが炸裂しておりました
また、京都は京都で悪い感じが出ていてステキ
本当、あのトリマキどもの京都っぽさは
筆舌に尽くし難い、実によくできていると思うのでありました

今回は、京都につきましては
京焼きと見られる、絢爛豪華な茶碗が光っておりましたね
あれも含めてステキきわまりなかったです

さて、冒頭になってしまいましたが
茶器がひとつ、油滴と見えました、天目茶碗
天目台に乗せて登場という具合
前回の大老主催茶室での、天目台に井戸という
不思議なそれと違って、台ごともって
ちゃんと将軍が飲んでおりました
あれで作法としてあってたのかよくわかりませんが
茶器がそれこれ出てきてうれしかったのであります

あいかわらずきな臭い様子で
進んでいくようでありますが
とりあえず、今回は篤姫の悲しさが
よくよく伝わってきた回でありました
次週を待ちますところ