ラスター彩であります
ギャラリーフェイクあたりでは、
ラスター彩陶として、表記しておったように
記憶しております
本当かどうかわからないというか、
例によって、さして勉強もせず
聞きかじりだけで、情報を補完しておりますので、
なんというか、真実から遠い気がせんでもないですが、
中東で古く作られた幻の陶器でありまして、
チンギスハーンが遠征した時に、
ちょっと滅ぼしちゃったもんだから、
そのついでにこの製法も滅んでいたとかなんとか
それを、6代幸兵衛こと、加藤卓男さんが
研究に研究を重ねて、何度か、平山郁夫と遊びにいったりしながら(失礼な)
見事、復活させたという
とてつもない陶器であります
ギャラリーフェイクでは、どういう扱いだったか、
うろ覚えなので、なんともいえませんが、
へうげもので出てきたときは、
シュパァだったかの表現をもって語られておりました、
個人的に、あの例えは違うんじゃないか?
確かに、そんな音がしそうな気がせんでもないけど、
なんというか、もっと、凄いというか、
次元というのか、何か違うんじゃないかなと
違和感をもったのも懐かしいところであります
それを、先日も市之倉で見てきたのでありました
幸兵衛窯併設の美術館というか、記念館というか、
幸兵衛さん一門の凄まじい部分が凝縮されておる
大変よろしいそこにて、
本物のそれと、復活したそれを
じっくりとっくりと目に焼き付けてきたのでありました
そして、焼き付けている過程で
どうやら、熱病に近いものを発症したようで
ああ、ラスター彩の陶器が欲しい
そんな、きわめて当たり前のところに
ぴたり落ち着いて、もう、のっぴきならないというか、
至ったという境地におるのでありました
じゃぁ、買ったのかと言われると
残念ながらまだ手に入れていないのでありますが、
正直、いつなんどき、手を出すかわからないほど、
私には珍しく、かなり熱をあげておる次第
何がすごいって、やっぱり、あの色だ
金属光沢とは別の、虹色を呈するというのも
的を射ていない、筆舌に尽くしがたい見事なアレ
もう、あの色をずっとずっと眺めていたいというか、
見ていたいなんて、モノ狂いもよろしく思うほど
本当に見事なのであります
今まで何度も見ていたし、由来も聞いていたし、
割とちゃんと見てきていたと思うんだが、
何年も経って、唐突に見初められたというのか、
こう、私の感覚が、やっとそこに追いついたというんだろうか、
憧れというのをそこに覚えたのでありました
こうなってしまうと怖いもので、
自分では持ちたいような、持ちたくないような
不安を抱えるのであります
手に入れた時も、本当にあの色で輝くんだろうか、
ずっと眺めているから、美しいんでないだろうか、
そんなもやもやと感じつつ
思いの丈をとりあえずつづっておき
機会を見て
また、あの陶器に面会したいと
密かに考えるのでありました
あの場所以外でも、見て、それでもなら
もう仕方ないだろうか
そんなことを考えるのでありました
ギャラリーフェイクあたりでは、
ラスター彩陶として、表記しておったように
記憶しております
本当かどうかわからないというか、
例によって、さして勉強もせず
聞きかじりだけで、情報を補完しておりますので、
なんというか、真実から遠い気がせんでもないですが、
中東で古く作られた幻の陶器でありまして、
チンギスハーンが遠征した時に、
ちょっと滅ぼしちゃったもんだから、
そのついでにこの製法も滅んでいたとかなんとか
それを、6代幸兵衛こと、加藤卓男さんが
研究に研究を重ねて、何度か、平山郁夫と遊びにいったりしながら(失礼な)
見事、復活させたという
とてつもない陶器であります
ギャラリーフェイクでは、どういう扱いだったか、
うろ覚えなので、なんともいえませんが、
へうげもので出てきたときは、
シュパァだったかの表現をもって語られておりました、
個人的に、あの例えは違うんじゃないか?
確かに、そんな音がしそうな気がせんでもないけど、
なんというか、もっと、凄いというか、
次元というのか、何か違うんじゃないかなと
違和感をもったのも懐かしいところであります
それを、先日も市之倉で見てきたのでありました
幸兵衛窯併設の美術館というか、記念館というか、
幸兵衛さん一門の凄まじい部分が凝縮されておる
大変よろしいそこにて、
本物のそれと、復活したそれを
じっくりとっくりと目に焼き付けてきたのでありました
そして、焼き付けている過程で
どうやら、熱病に近いものを発症したようで
ああ、ラスター彩の陶器が欲しい
そんな、きわめて当たり前のところに
ぴたり落ち着いて、もう、のっぴきならないというか、
至ったという境地におるのでありました
じゃぁ、買ったのかと言われると
残念ながらまだ手に入れていないのでありますが、
正直、いつなんどき、手を出すかわからないほど、
私には珍しく、かなり熱をあげておる次第
何がすごいって、やっぱり、あの色だ
金属光沢とは別の、虹色を呈するというのも
的を射ていない、筆舌に尽くしがたい見事なアレ
もう、あの色をずっとずっと眺めていたいというか、
見ていたいなんて、モノ狂いもよろしく思うほど
本当に見事なのであります
今まで何度も見ていたし、由来も聞いていたし、
割とちゃんと見てきていたと思うんだが、
何年も経って、唐突に見初められたというのか、
こう、私の感覚が、やっとそこに追いついたというんだろうか、
憧れというのをそこに覚えたのでありました
こうなってしまうと怖いもので、
自分では持ちたいような、持ちたくないような
不安を抱えるのであります
手に入れた時も、本当にあの色で輝くんだろうか、
ずっと眺めているから、美しいんでないだろうか、
そんなもやもやと感じつつ
思いの丈をとりあえずつづっておき
機会を見て
また、あの陶器に面会したいと
密かに考えるのでありました
あの場所以外でも、見て、それでもなら
もう仕方ないだろうか
そんなことを考えるのでありました