金曜のバカ 作:越谷オサム
小説です
短編集であります
そんなわけで、短編小説が数本収録されておりまして
どれもこれも、若い男女というか、
高校生くらいの男女の淡いやりとりと言っていいのかどうか
ともあれ、そんなところを描いておりまして
すごくさらっと読めて、読後感さわやかすぎてステキ
肩の力を抜いて読める、よい小説でありました
全編、一人称小説となっておりまして、
珍しいなぁなんて思ったりしながら読んだのでありますが、
それぞれの主人公の思うところが、ステキでありまして
感情移入できないから、読み切れないなんてこともなく、
ああ、バカなんだなぁと、しみじみ思わされるせりふというか、
一人称のつぶやきがあったり、感情があったりして、
それがいちいち面白くてよかったのでありました
タイトルになっている短編が、なかなかステキでありまして、
あざとい出だしだなぁと思って、ちょっと斜に構えて読んでしまいましたが、
そのあざとさは、どうでもよくて、もっとくだらないところに
なんだか心血そそがれた感じがステキで、なんともかんとも
ミスリードをわざとらしく進める文体に、
少しやだななんて思ってましたが、最終的には、
ミスリードとかそういうレベルじゃなくて、バカなんだなと
大変納得して面白かったのでありました
全体的にオチてなくね?とか思わなくもありましたが、
それはそれとして、なんだか、読み終わるとさわやかで、
次のやつを読んでみようとついつい引き込まれるところがよく、
すごいスピードで読み切ってしまったのであります
難しい言い回しや、こしゃまくれた説教もなく、
ただただ、あるがままの感情を描き続けてあって、
一人称というスタイルもあいまって、これを舞台なり、ドラマなりで見たら
きっと面白いんだろうなと、なんだか、妙なことを感じたりもしたのであります
いつか、短編ドラマとしてやってくれないかなぁと
NHKあたりに期待しつつ、読み終えた報告をつけておくのでありました
小説です
短編集であります
そんなわけで、短編小説が数本収録されておりまして
どれもこれも、若い男女というか、
高校生くらいの男女の淡いやりとりと言っていいのかどうか
ともあれ、そんなところを描いておりまして
すごくさらっと読めて、読後感さわやかすぎてステキ
肩の力を抜いて読める、よい小説でありました
全編、一人称小説となっておりまして、
珍しいなぁなんて思ったりしながら読んだのでありますが、
それぞれの主人公の思うところが、ステキでありまして
感情移入できないから、読み切れないなんてこともなく、
ああ、バカなんだなぁと、しみじみ思わされるせりふというか、
一人称のつぶやきがあったり、感情があったりして、
それがいちいち面白くてよかったのでありました
タイトルになっている短編が、なかなかステキでありまして、
あざとい出だしだなぁと思って、ちょっと斜に構えて読んでしまいましたが、
そのあざとさは、どうでもよくて、もっとくだらないところに
なんだか心血そそがれた感じがステキで、なんともかんとも
ミスリードをわざとらしく進める文体に、
少しやだななんて思ってましたが、最終的には、
ミスリードとかそういうレベルじゃなくて、バカなんだなと
大変納得して面白かったのでありました
全体的にオチてなくね?とか思わなくもありましたが、
それはそれとして、なんだか、読み終わるとさわやかで、
次のやつを読んでみようとついつい引き込まれるところがよく、
すごいスピードで読み切ってしまったのであります
難しい言い回しや、こしゃまくれた説教もなく、
ただただ、あるがままの感情を描き続けてあって、
一人称というスタイルもあいまって、これを舞台なり、ドラマなりで見たら
きっと面白いんだろうなと、なんだか、妙なことを感じたりもしたのであります
いつか、短編ドラマとしてやってくれないかなぁと
NHKあたりに期待しつつ、読み終えた報告をつけておくのでありました