CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

タネのふしぎ

2012-12-04 21:16:09 | 読書感想文とか読み物レビウー
タネのふしぎ  著:田中修

たまには学生時代を思い出して
それなりに植物な本を読みましょう
そういうわけで、ちょっと、サイエンスじみている昨今の気持ちに従い、
植物学的というか、小学校の理科に近いそれを読んだのであります
題名のとおり、植物の種についてあれこれ書いてありました

本当に小学生から中学生くらいで習うような、
受粉の生理についてとか、発芽の仕組みについてとか、
そんなことを思い出したりしながら読んだのでした
読んでみて驚いたというか、
案外覚えているものだなと、
極核とか、助細胞とか、そういう単語が出てくるんですが、
今学びなおすというか、調べなおして、
そうか、これってそういう働きだったのかと、
この年齢になって初めて気づくこともあったりと
なんだ、生涯学習のすすめか?といった
そんな感じで感心したのであります

内容は、割と易しく書かれているものの、
なんというか教科書的な書かれ方なので、
多分、わたしと同程度の時期に教育を受けた人間なら、
ああ、なんて思って読んだり、読むのをやめたり
分かれてしまうところだろうかなと
いらぬ感想もはさみつつ
レタスの赤外線オンオフの話とか
懐かしいと、しみじみよみくだしたのであります

たまには、ちゃんとした勉強本も
読んでみるものですねなんて
あたりさわりないことを書いておきます