教科書では学べない 世界史のディープな人々 著:鶴岡 聡
四方山世界の面白い人々集みたいな内容でした、
世界史といいながら、出てきたのは西欧人ばっかりだったような、
そういう記憶なのでありますが、まぁよいのです
題名のとおり、少しマイナー、あるいは、
有名でもエピソードがマイナーみたいな
そういうところを分かりやすくというか、
挿話紹介してくれる素敵な本でありました
こういうのは大好きであります
どこから読んでもよい本であり、
内容もいつ読んでも面白いのでありました
そんなわけで、レオニダスとか、ハンニバルとか
有名どころも出てくるわけですが、
ヨーロッパ、とりわけ、キリスト教界隈は
やっぱり面白いんだなぁと、バルバロッサだとか、
皇帝のお話なんかは、やっぱりあれこれあるよなぁと
改めて思い知らされたりしてステキであります
世界史で一番面白いのは、
なんだかんだ、やっぱりあのあたりなのかもしれないと
思ったりもするのであります
バルバロッサ作戦の名前の由来だったのかとか、
多分、メジャーなお話なんでしょうが、
なるほどと合点がいって、記憶に残ったりしたのですが
それよりもステキと思われたのが、
キュリー婦人の旦那
こうやって表記しないといけないあたりからして、
確かに不遇というか、マイナーな人だよなぁと
思ったりするところ
キュリー婦人の旦那も、なかなかの秀才科学者だったようで、
この本によれば、キュリー婦人が見つけた
いわゆる放射能とよばれるそれ、正式にはラジウムなのか、
ともあれ、それを探すために、えらいがんばって基礎実験を繰り返した、
そんな人だったというところ
基礎実験を繰り返す人なんて、どんだけステキな人なんだと
手放しで喜ぶというか、友達になれたのかもしれないなどと
はた迷惑な感想を抱いてしまった次第、
キュリー婦人ばかりが目立ってしまって、
なんだかかわいそうな感じでありましたが、
最期もなんだかかわいそうだったようで、
放射線による体の影響が出る前に亡くなったからよかったのかとも
思ったり思わなかったりというお話であります
あとは、天才すぎて、主義思想に取り込まれて死んだという
数学者のお話なんかもステキでありました
名前覚えておけよという話なんですが、
フランスの、ちょうど先日読んだ共産主義者宣言にも出てきた、
パリコミューン界隈のステキなお話とあいまって、
インテリがこじれると、大変なことになるんだな
でも、数学の天才は本当ステキすぎるよななんて
思ったり感じたりしてステキすぎた
こういう天才が、些細なことで絶望して死ぬというのは
本当、哀しいことであるとしみじみ思わされたのでありました
歴史の側面として、結局天才というのも
タイミングなんかによって、萌芽したり、摘まれたりするんだなと
ありあり考えさせられたのであります
と、まぁ、そんなわけで、
ちゃんとは覚えていないものの
面白い話がいっぱい載ってたという記憶が残り
最近読んだ本の中では
なかなかよい方に入るなんて、偉そうなことをのたまいつつ
満足して、感想を終えるのでありました
もう少し頭よかったら、覚えておけるのになぁ
まぁ、本になってるから覚えなくてもいいといえばいいんですがね
四方山世界の面白い人々集みたいな内容でした、
世界史といいながら、出てきたのは西欧人ばっかりだったような、
そういう記憶なのでありますが、まぁよいのです
題名のとおり、少しマイナー、あるいは、
有名でもエピソードがマイナーみたいな
そういうところを分かりやすくというか、
挿話紹介してくれる素敵な本でありました
こういうのは大好きであります
どこから読んでもよい本であり、
内容もいつ読んでも面白いのでありました
そんなわけで、レオニダスとか、ハンニバルとか
有名どころも出てくるわけですが、
ヨーロッパ、とりわけ、キリスト教界隈は
やっぱり面白いんだなぁと、バルバロッサだとか、
皇帝のお話なんかは、やっぱりあれこれあるよなぁと
改めて思い知らされたりしてステキであります
世界史で一番面白いのは、
なんだかんだ、やっぱりあのあたりなのかもしれないと
思ったりもするのであります
バルバロッサ作戦の名前の由来だったのかとか、
多分、メジャーなお話なんでしょうが、
なるほどと合点がいって、記憶に残ったりしたのですが
それよりもステキと思われたのが、
キュリー婦人の旦那
こうやって表記しないといけないあたりからして、
確かに不遇というか、マイナーな人だよなぁと
思ったりするところ
キュリー婦人の旦那も、なかなかの秀才科学者だったようで、
この本によれば、キュリー婦人が見つけた
いわゆる放射能とよばれるそれ、正式にはラジウムなのか、
ともあれ、それを探すために、えらいがんばって基礎実験を繰り返した、
そんな人だったというところ
基礎実験を繰り返す人なんて、どんだけステキな人なんだと
手放しで喜ぶというか、友達になれたのかもしれないなどと
はた迷惑な感想を抱いてしまった次第、
キュリー婦人ばかりが目立ってしまって、
なんだかかわいそうな感じでありましたが、
最期もなんだかかわいそうだったようで、
放射線による体の影響が出る前に亡くなったからよかったのかとも
思ったり思わなかったりというお話であります
あとは、天才すぎて、主義思想に取り込まれて死んだという
数学者のお話なんかもステキでありました
名前覚えておけよという話なんですが、
フランスの、ちょうど先日読んだ共産主義者宣言にも出てきた、
パリコミューン界隈のステキなお話とあいまって、
インテリがこじれると、大変なことになるんだな
でも、数学の天才は本当ステキすぎるよななんて
思ったり感じたりしてステキすぎた
こういう天才が、些細なことで絶望して死ぬというのは
本当、哀しいことであるとしみじみ思わされたのでありました
歴史の側面として、結局天才というのも
タイミングなんかによって、萌芽したり、摘まれたりするんだなと
ありあり考えさせられたのであります
と、まぁ、そんなわけで、
ちゃんとは覚えていないものの
面白い話がいっぱい載ってたという記憶が残り
最近読んだ本の中では
なかなかよい方に入るなんて、偉そうなことをのたまいつつ
満足して、感想を終えるのでありました
もう少し頭よかったら、覚えておけるのになぁ
まぁ、本になってるから覚えなくてもいいといえばいいんですがね