NHK大河ドラマ「平清盛」
最終回視聴完了でありました
そうか、先週までの2週が本当の最終回だったのか
そんな感想を覚えた、この回であります
詰め込まないといけないとは聞いていたので、
相当駆け足になるだろうと思ってましたが、
ちょっと長めのゲームのエンディングみたいな感じで、
様々なゆかりの人々の最期を少しずつ描き、
西行をうまく使って、清盛との邂逅を表現するという
落ち着いた内容、これはこれで見事と
しっかり見入ってしまったのであります
多分、平家が滅亡していく様というのを描くにあたって、
一つ一つ物語りにまでしてしまうと、
物悲しすぎるということもあったんだろうと
勝手に解釈しているわけですが、
淡々と語られるそれらも非常に哀しいものでありました
やっぱりといったらいいのか、
何度、どんなので見ても、安徳天皇のくだりは
思わず涙がこぼれてしまうのでありました
あんな子供がなぁ、いや、帝なんだけどもなぁ
それを救うところまではならないまでも、
エンドロールで、海の底の都を描くというのは
なかなかよかったように思うのであります
多分アドリブなんでしょうが、
鱸丸が、「殿」と言っていたのが見ているだけで聞こえてきたのは
かなり衝撃的でありました
ちゃんと、餓死のくだりまで描かれたし見事だなぁ
なんか年月が違う気がせんでもないけども
思ったよりも、鎌倉側が描かれることもなく、
ちゃんと平家、平清盛のドラマとして終わったんだなと
感心してしまったのでありますが、
個人的には、その後の頼朝というか、鎌倉側も
少しばかり見たかったような気がするなというところです
最期だからなのか、戦シーンの陰惨度が増していたように見えましたが、
崇徳帝を思い起こさせるような、死を間近にした、
知盛と弁慶のメイクはかっこよかった、
いずれも、男の死に様といわぬばかりに、派手に散っていったのが
非常によろしかったのでありますね
ああいう掛け値なしのは本当大好きだ、
あれもまた、この手法というか、ダイジェストのときじゃないと
決まらないそれだよなと思うのであります
何年か前の阿部ちゃん、違う方のマツケンとは違って、
キワモノっぽくもありながら、
迫力ある最期でありました
そして、なによりも主役の松山ケンイチさん
すばらしかった
最期の、ちょっと効果音はやりすぎだったと思うけど
往生というか、まさに巨木が倒れるかのように
ズドンと受身も取らずに倒れたのは役者根性なんでしょう
あれ、下が板だから、すげぇ痛かったと思うんですが
見事にやりきったという感じに見えてよかった
そう思うと、最期に若返っての笑顔というのは
必要なかったんじゃねとも思ったりしましたが、
一年を通して、迫力ある晩年と、やかましかった若年
いずれも楽しませてもらえて
感謝とお疲れ様をお送りしたいのであります
というわけで、最終回というか、物語としての何かは
先週までで終わってて、今日は完全にエピローグだったのねと
そんな感想を抱いて終了したわけでありますが
もう少しまとめての感想は、また別儀に
やるかやるまいかと考えたりするのでありました
最終回視聴完了でありました
そうか、先週までの2週が本当の最終回だったのか
そんな感想を覚えた、この回であります
詰め込まないといけないとは聞いていたので、
相当駆け足になるだろうと思ってましたが、
ちょっと長めのゲームのエンディングみたいな感じで、
様々なゆかりの人々の最期を少しずつ描き、
西行をうまく使って、清盛との邂逅を表現するという
落ち着いた内容、これはこれで見事と
しっかり見入ってしまったのであります
多分、平家が滅亡していく様というのを描くにあたって、
一つ一つ物語りにまでしてしまうと、
物悲しすぎるということもあったんだろうと
勝手に解釈しているわけですが、
淡々と語られるそれらも非常に哀しいものでありました
やっぱりといったらいいのか、
何度、どんなので見ても、安徳天皇のくだりは
思わず涙がこぼれてしまうのでありました
あんな子供がなぁ、いや、帝なんだけどもなぁ
それを救うところまではならないまでも、
エンドロールで、海の底の都を描くというのは
なかなかよかったように思うのであります
多分アドリブなんでしょうが、
鱸丸が、「殿」と言っていたのが見ているだけで聞こえてきたのは
かなり衝撃的でありました
ちゃんと、餓死のくだりまで描かれたし見事だなぁ
なんか年月が違う気がせんでもないけども
思ったよりも、鎌倉側が描かれることもなく、
ちゃんと平家、平清盛のドラマとして終わったんだなと
感心してしまったのでありますが、
個人的には、その後の頼朝というか、鎌倉側も
少しばかり見たかったような気がするなというところです
最期だからなのか、戦シーンの陰惨度が増していたように見えましたが、
崇徳帝を思い起こさせるような、死を間近にした、
知盛と弁慶のメイクはかっこよかった、
いずれも、男の死に様といわぬばかりに、派手に散っていったのが
非常によろしかったのでありますね
ああいう掛け値なしのは本当大好きだ、
あれもまた、この手法というか、ダイジェストのときじゃないと
決まらないそれだよなと思うのであります
何年か前の阿部ちゃん、違う方のマツケンとは違って、
キワモノっぽくもありながら、
迫力ある最期でありました
そして、なによりも主役の松山ケンイチさん
すばらしかった
最期の、ちょっと効果音はやりすぎだったと思うけど
往生というか、まさに巨木が倒れるかのように
ズドンと受身も取らずに倒れたのは役者根性なんでしょう
あれ、下が板だから、すげぇ痛かったと思うんですが
見事にやりきったという感じに見えてよかった
そう思うと、最期に若返っての笑顔というのは
必要なかったんじゃねとも思ったりしましたが、
一年を通して、迫力ある晩年と、やかましかった若年
いずれも楽しませてもらえて
感謝とお疲れ様をお送りしたいのであります
というわけで、最終回というか、物語としての何かは
先週までで終わってて、今日は完全にエピローグだったのねと
そんな感想を抱いて終了したわけでありますが
もう少しまとめての感想は、また別儀に
やるかやるまいかと考えたりするのでありました