CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

七つの会議 だれかが消えていく

2013-07-13 22:02:37 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりに一回見て思わずレビウしたくなる
いいドラマでありました
なんというか、好きだった土曜ドラマシリーズの続きというか
そう、このジャンルの、こういうつくりのドラマ
これが見たかったんだ
そういう感じであります
原作からして、しっかりした小説なんだそうで
そのうち読んでみようかとも思いますが、
ドラマもスリリングというか、次回がいたく気になる内容で
実にすばらしかった

最近NHKの贔屓が凄いなとちょっと思ってましたが、
贔屓じゃなくて、単純に上手いんだと
今回、主役の東山さんを見ていて脱帽したんですが
ちょっと顔がいい、されど切れ者とかではない営業マン
そういう感じが、ありありと
あれは、アテガキされたんじゃないかというくらい
しっくりといっていたのが驚きでありました
かなりステキだ、ちょっと青臭そうな感じもまた
このドラマの主人公ぽくてすばらしい

冒頭からの営業詰問シーンはなかなかスリリングで、
見慣れた光景とは言いがたいのではありますが、
社会人として、そうだよねーと思ったりなんだったりするところ
ここで詰問というか、つるし上げをくらいながら
しどろもどろに抗弁する様がまた、なんというかな
親近感といっていいんだろうか、
一発でその役どころみたいなのを教えてもらえる
凄いいいシーンだったとほれぼれであります

そして、わけのわからないうちに展開は転がり、
暗躍というか、悪い何かがはびこり始めると
サスペンスも上々でありまして、
多分ああではないか、こうだろうかなと
いくつも想像の余地がある作り方でたまらず
次回が楽しみでならぬ次第であります

今回だけで、もう次回から出てこないまま、
ちょっとした映画だったら死体で浮いているか
自殺しているかしそうな、あの経理マンもまたよくて
なんといったらいいか、人間の黒いところが
満遍なくでていて、それでいて、
あの顔全体からにじみでるような腹立たしさというか、
ふてぶてしいとは違う、
八角が言っていた「おこさま」という表現がぴったりのあの面魂
あの役者さんも、上手いなぁと感心しきりでありました
あのおかげで、中盤からの展開の見ごたえがあがったように
わたくし感じたのでありました

次回は、また出てしまうのかと、豊原さんも出てくるらしく
NHKから、並々ならぬというのか、
まぁ、いつも通りですよというのかという覇気というか、
やる気を感じつつ、楽しみに待っていきたいと
思うのであります、すげぇ、超面白い