CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  鶴ヶ城開城

2013-07-21 19:56:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了です
ちゃんと、時間変わったのも見逃さなかった
というか、もらい泣きした、いいドラマだった

そんなわけで、とうとう会津編終了という内容でありました
今日は本当だったら15分延ばしてのスペシャルでも
全然問題なかったんじゃないかと
そう思うくらい濃密というか、濃い悲しみにあふれた
すばらしい回でありました
お父つぁまの死亡が凄く哀しかったけども
それを覆うように、開城の物悲しさがあって
なんというかな、酷く哀しいお話でありました
遺憾なく堪能、本当にこれ見ると哀しくて仕方ないな
面白いんだけどさ

父上のかっこよさというか、
あの物悲しさ、あんな老齢になってもいかなくてはならないという
悲壮感をひしひし感じさせながらの出陣
もうあそこから、死亡確認にいたるまで
お母つぁまの演技が輪をかけてよくなって
まぁ、哀しい哀しい、なんだこれ、泣くだろバカやろう
見送るときの憐憫というのか、
本当に雰囲気で語りつくした感じはすばらしく
非常によかった、ベストシーンと思ったけど
いっぱいそんなシーンあったから、選べない

出陣して、ワンショットワンキルをあっさり成し遂げる八重に
戦慄するものの、最近当たり前のように殺すなぁと
恐ろしさと頼もしさを覚えつつ、旦那さまとの
少ない邂逅がいくつも描かれて
それがまた、最後につながって哀しいなぁと思ったものでありました

そして、父上の死去と
あのときの哀しさと怒りみたいなのをまといつつ
怒涛の降伏、また降伏使者に対する酷い扱いが
あのシーン要らないだろうと思ったりするものの
これが敗北だと説得力をというか、そうだよな
あれがあるからこそ、そこまで戦ったことに意味があるよなと
なんというかな、考えさせられる
すばらしいシナリオだとか、もう、興奮でたまりません

そして、最もすばらしかったというか
よかったのが、殿様の訓令シーンで、
あれだけ慕われた藩主という見せ方が、
それまでの戦いを決して無駄にしないという感じで
本当、よく考えられた、うまい落としどころだなと
うなりきってしまいました、実際あんな感じだったかもですが

そこで、八重がなんか言い出して大丈夫かと
ちょっとはらはらしてしまったんですが、
そこを容保を殺さないための台詞にするというのは
実に主役を生かしつつ、シナリオに生かされたというか
これ、本当すばらしいシーンだなまったくもう
グッドジョブすぎる、八重の桜スタッフ全部

と、そして最後に尚さまが、八重をあえて残すために
さらっとかっこよくわかれてしまう
その前のシーンで、紅が朱すぎてという台詞もあいまって
なんというかな、あれもしんみりといいシーンで
今回は見所満載すぎて、感激しきりだったのでありました
ただ、ちょっと、尚さまとの別れが唐突になってしまって
次回から、どう消化してくれるか楽しみなのであります
あれでお別れというのは斬新すぎると思うんだが
どうだろうかな