十字路が見える 著:北方 謙三
久しぶりに北方謙三を読みぜと、
気合を入れて手にとってみたら
小説じゃなくてエッセーだったと、
ちょっと肩透かしだったのでありますが、
これがまた、非常に面白かった
いわゆる北方節であり、生き様もあり、それでいて
コミカルさがあって、非常に読んでいて楽しい、面白い
いい本を読んだと、楽しんだのでありました
日記めいた書き出しでありながら、
文体は語りかける口調で、本当に氏と話をしているかのような、
バーで一杯やりながら、聞かされているような
そういう類の話で、大変読みやすくて面白いのでありました
いくつか、本当かよと思うところがあって、
これがまた、いかにも小説家なんだなと
妙に納得できてしまったりして、
書かれているのは、本人の本音なのか、
北方謙三というキャラクタを描いているのか、
よくわからないぐらい、精巧にできていて
大変面白いのでありました
いいなぁ、とてもかっこいい
酒、女、車、タバコと、
いかにもなそれこれに囲まれている話なのに、
気取り方が洒脱というか、無骨なそれで、
なんというか、これが粋というやつなんだろうかと
ともかく、かっこいいと、はっきり認識できる
これは、憧れるが、下手がまねすると、
とんでもなく恥ずかしいことになる、
その根性が凄い、すわっている、やはり、かっこいいと
男らしさを書いていて楽しいのでありました
エピソードも面白い話が多くて、
非常に共感というか、ついつい読み進めたくなるものばかりでありましたが、
東欧、特に東ベルリンあたりの話はどれも面白くて、
それに絡めて、ライブを語った描写というか
挿話は、本当にそんなことがあったのか?とか、
そういう疑問をさしはさむことなく、
いわんとするところが、ダイレクトに伝わってくるというか
ああ、かっこいい、それがかっこいいというやつだと
まぁ、感激して読んでしまったのでありました
たまに読むと、癖になるなと
改めて思い知りつつ、
近年、歴史作家としての活動に移動したところについても
あれこれ、なるほどと思わされる話もあり
大変楽しく読み終えたのでありました
まぁ本当、かっこいいのである
久しぶりに北方謙三を読みぜと、
気合を入れて手にとってみたら
小説じゃなくてエッセーだったと、
ちょっと肩透かしだったのでありますが、
これがまた、非常に面白かった
いわゆる北方節であり、生き様もあり、それでいて
コミカルさがあって、非常に読んでいて楽しい、面白い
いい本を読んだと、楽しんだのでありました
日記めいた書き出しでありながら、
文体は語りかける口調で、本当に氏と話をしているかのような、
バーで一杯やりながら、聞かされているような
そういう類の話で、大変読みやすくて面白いのでありました
いくつか、本当かよと思うところがあって、
これがまた、いかにも小説家なんだなと
妙に納得できてしまったりして、
書かれているのは、本人の本音なのか、
北方謙三というキャラクタを描いているのか、
よくわからないぐらい、精巧にできていて
大変面白いのでありました
いいなぁ、とてもかっこいい
酒、女、車、タバコと、
いかにもなそれこれに囲まれている話なのに、
気取り方が洒脱というか、無骨なそれで、
なんというか、これが粋というやつなんだろうかと
ともかく、かっこいいと、はっきり認識できる
これは、憧れるが、下手がまねすると、
とんでもなく恥ずかしいことになる、
その根性が凄い、すわっている、やはり、かっこいいと
男らしさを書いていて楽しいのでありました
エピソードも面白い話が多くて、
非常に共感というか、ついつい読み進めたくなるものばかりでありましたが、
東欧、特に東ベルリンあたりの話はどれも面白くて、
それに絡めて、ライブを語った描写というか
挿話は、本当にそんなことがあったのか?とか、
そういう疑問をさしはさむことなく、
いわんとするところが、ダイレクトに伝わってくるというか
ああ、かっこいい、それがかっこいいというやつだと
まぁ、感激して読んでしまったのでありました
たまに読むと、癖になるなと
改めて思い知りつつ、
近年、歴史作家としての活動に移動したところについても
あれこれ、なるほどと思わされる話もあり
大変楽しく読み終えたのでありました
まぁ本当、かっこいいのである