デブを捨てに 作:平山 夢明
初めて読む作家さんであります
何度か見かけていたのですが、
なんか面白いより気持ち悪そうという
表紙だけのイメージで敬遠していたのですが
今回も、やっぱり表紙は気持ち悪いけども
珍しいペーパーバックだしと
手を出してみたのでありました
こんな短編を書く作家さんだったのか
知らないというのは悲しいことで、
読んでみて、あっという間に引き込まれたというか
なかなか楽しませてもらったのでありました
どことなく、芥川賞っぽいうらぶれた感じがあるけども、
それよりはもうちょっと軽いというか、
明るさがあるように感じる内容でありました
とはいえ、陰惨さといっていいのか、
酷い部分は本当に酷薄だなと、寒気を覚えるほどだったけども
どれも、短編として、あっ、と楽しんで終わる
そういうステキ小説でありました
読みきり漫画みたいなイメージの小説で、
設定が結構過激な具合なのに、
わりとしっくり読まされて、会話劇が軽薄で楽しいと、
ライトな読み心地がよろしい小説であります
台詞回しと、底辺感が秀逸といっていいのか、
そのあたりに並々ならぬボキャブラリを感じたのですけども
この下世話な感じが、読み応えというか
楽しいそれであったと思うのであります
感動感激みたいなのとは縁遠いそれだけども、
特に、内容も見当たらない感じだけども、
なんだか面白い、そう
読ませる小説を堪能したのでありましたとさ
初めて読む作家さんであります
何度か見かけていたのですが、
なんか面白いより気持ち悪そうという
表紙だけのイメージで敬遠していたのですが
今回も、やっぱり表紙は気持ち悪いけども
珍しいペーパーバックだしと
手を出してみたのでありました
こんな短編を書く作家さんだったのか
知らないというのは悲しいことで、
読んでみて、あっという間に引き込まれたというか
なかなか楽しませてもらったのでありました
どことなく、芥川賞っぽいうらぶれた感じがあるけども、
それよりはもうちょっと軽いというか、
明るさがあるように感じる内容でありました
とはいえ、陰惨さといっていいのか、
酷い部分は本当に酷薄だなと、寒気を覚えるほどだったけども
どれも、短編として、あっ、と楽しんで終わる
そういうステキ小説でありました
読みきり漫画みたいなイメージの小説で、
設定が結構過激な具合なのに、
わりとしっくり読まされて、会話劇が軽薄で楽しいと、
ライトな読み心地がよろしい小説であります
台詞回しと、底辺感が秀逸といっていいのか、
そのあたりに並々ならぬボキャブラリを感じたのですけども
この下世話な感じが、読み応えというか
楽しいそれであったと思うのであります
感動感激みたいなのとは縁遠いそれだけども、
特に、内容も見当たらない感じだけども、
なんだか面白い、そう
読ませる小説を堪能したのでありましたとさ