わたしに会うまでの1600キロ 作:シェリル・ストレイド
パシフィック・クレスト・トレイル
通称PCTという、アメリカを縦断トレイルする道を
唐突に踏破しようと思い立った女性作家のドキュメンタリというか
自伝でありました
なかなか面白いというか、山歩きしたくなるような、
不思議な魅力が遺憾なく書かれておりました
人生に絶望していた主役であり著者が、
すべてを振り切るためにというか、
もう、これを踏破することで何か得るしかないと
信仰のようにして挑み、
その浅はかさ、苦難、根性と、様々に人間味を発揮しつつ
とんでもない距離をバックパックひとつで
踏破していくというのは、
ちょっとした冒険譚のようでもあり
楽しく読めたのであります
山道を歩くというそれは、
なんとなし最近やるようになったので、
なかなか楽しそうなんて思っておりましたが、
ここで書かれている内容については、
すでに縦走と呼ぶにふさわしいというか、
むしろそれもぬるい、行軍とでもいったほうがよくないかと
そんな険しい旅でありまして
実際、3ヶ月ほどで踏破したようでありますけど
途中、宿場町みたいなところで少しだけ生き抜きをして
そのポイントポイントで、救援物資に出迎えられるという
ただ、それが続くだけの物語というか話なのに
なぜだかしらないが、その次のポイントが待ち遠しくなるような
不思議な魅力がつまっていたのであります
まさに旅と呼ぶにふさわしいというか
何ヶ月もこうやって過ごすというのは
ひとつ、経験でもあり、凄いことだと
改めて羨ましいような、憧れのようなそれで
見てとったのでありました
すでに、こういったことをやるには
年齢を重ねたな、なんて、ありていな言い訳をしてしまうけど
人生に迷ったときに、山へいくという選択肢は
なかなか楽しいのかもしれないと
思ったりしたのであります
作者の身の上や、このトレイルによって
何か乗り越えたようなという部分も
ステキなのでありますけども、
行動そのものが羨ましいと感じたのであります
パシフィック・クレスト・トレイル
通称PCTという、アメリカを縦断トレイルする道を
唐突に踏破しようと思い立った女性作家のドキュメンタリというか
自伝でありました
なかなか面白いというか、山歩きしたくなるような、
不思議な魅力が遺憾なく書かれておりました
人生に絶望していた主役であり著者が、
すべてを振り切るためにというか、
もう、これを踏破することで何か得るしかないと
信仰のようにして挑み、
その浅はかさ、苦難、根性と、様々に人間味を発揮しつつ
とんでもない距離をバックパックひとつで
踏破していくというのは、
ちょっとした冒険譚のようでもあり
楽しく読めたのであります
山道を歩くというそれは、
なんとなし最近やるようになったので、
なかなか楽しそうなんて思っておりましたが、
ここで書かれている内容については、
すでに縦走と呼ぶにふさわしいというか、
むしろそれもぬるい、行軍とでもいったほうがよくないかと
そんな険しい旅でありまして
実際、3ヶ月ほどで踏破したようでありますけど
途中、宿場町みたいなところで少しだけ生き抜きをして
そのポイントポイントで、救援物資に出迎えられるという
ただ、それが続くだけの物語というか話なのに
なぜだかしらないが、その次のポイントが待ち遠しくなるような
不思議な魅力がつまっていたのであります
まさに旅と呼ぶにふさわしいというか
何ヶ月もこうやって過ごすというのは
ひとつ、経験でもあり、凄いことだと
改めて羨ましいような、憧れのようなそれで
見てとったのでありました
すでに、こういったことをやるには
年齢を重ねたな、なんて、ありていな言い訳をしてしまうけど
人生に迷ったときに、山へいくという選択肢は
なかなか楽しいのかもしれないと
思ったりしたのであります
作者の身の上や、このトレイルによって
何か乗り越えたようなという部分も
ステキなのでありますけども、
行動そのものが羨ましいと感じたのであります