A 作:中村 文則
短編集でした
しかも半分くらい、いや、おそらくは全部が
純文学でありました、疲れた、読むのに頭を使いすぎる
そんな風にも感じたのですが、
文学的官能というとかっこよくなる、官能小説っぽいものも掲載されていて、
非常に面白い短編集だったと思うのであります
本気か、どうか、
正気を疑うような内容もしばしば見受けられつつ、
わざとらしい文章運びを軽妙に見せてくれたりと
一回読んだだけだと、よくわかんない、で終わるところが
二回読んだら、ちょっと面白い気がしてきたと
そういう読書になったのであります
そう、珍しく二回読んだのである
どれがよかったかというと、非常に難しいというか、
官能小説は、やっぱり自分にはわかりやすかったと
文学で迫るエロチシズムというのは、
なんか、高尚ぶりながら、むらむらしてよろしいですなと
おっさんみたいに感じながら読めたので
好きだったお話であります
蛇の話よりも、教会で説教をしながら盛り上がっちゃう話というのが
オチも含めてステキだった、ただのエロ話ではない気がしてしまう
そんな仕舞いがステキでありました
その他にも、多分に純文学に対する罵倒といえばいいか、
なんか、偏った愛情みたいなのが、隠れもしないで
だだ漏れになっているような文章が面白くて、
これは笑うところだよなと、自分に確認しながら
読むようなところもあって、なかなかどうして、
理解とは違うところで楽しい読書になったと思えたのでありました
とはいえ、なかなかこういうのばっかり読むというのは
精神的に疲れるなと感じたのも確かなところで
面白かったが、まぁ、もう一回読みたいかというと
しばらく置いておきたいと
そんな気分になりつつも、面白おかしく読み終えたのであります
純文学なのに、無闇に暗くならないのがよかったのかもしれない
ということは、やっぱり
純文学ではないのかもしれない
短編集でした
しかも半分くらい、いや、おそらくは全部が
純文学でありました、疲れた、読むのに頭を使いすぎる
そんな風にも感じたのですが、
文学的官能というとかっこよくなる、官能小説っぽいものも掲載されていて、
非常に面白い短編集だったと思うのであります
本気か、どうか、
正気を疑うような内容もしばしば見受けられつつ、
わざとらしい文章運びを軽妙に見せてくれたりと
一回読んだだけだと、よくわかんない、で終わるところが
二回読んだら、ちょっと面白い気がしてきたと
そういう読書になったのであります
そう、珍しく二回読んだのである
どれがよかったかというと、非常に難しいというか、
官能小説は、やっぱり自分にはわかりやすかったと
文学で迫るエロチシズムというのは、
なんか、高尚ぶりながら、むらむらしてよろしいですなと
おっさんみたいに感じながら読めたので
好きだったお話であります
蛇の話よりも、教会で説教をしながら盛り上がっちゃう話というのが
オチも含めてステキだった、ただのエロ話ではない気がしてしまう
そんな仕舞いがステキでありました
その他にも、多分に純文学に対する罵倒といえばいいか、
なんか、偏った愛情みたいなのが、隠れもしないで
だだ漏れになっているような文章が面白くて、
これは笑うところだよなと、自分に確認しながら
読むようなところもあって、なかなかどうして、
理解とは違うところで楽しい読書になったと思えたのでありました
とはいえ、なかなかこういうのばっかり読むというのは
精神的に疲れるなと感じたのも確かなところで
面白かったが、まぁ、もう一回読みたいかというと
しばらく置いておきたいと
そんな気分になりつつも、面白おかしく読み終えたのであります
純文学なのに、無闇に暗くならないのがよかったのかもしれない
ということは、やっぱり
純文学ではないのかもしれない