CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】植木等とのぼせもん

2017-10-26 21:03:34 | ドラマ映画テレビ感想
面白いドラマだった
最近のNHKの昭和押し、昭和攻勢が素晴らしくて
ひよっことともに、がっつり見入ってしまったのであります
こちは、植木等さんの話を主軸にしつつ、
大御所小松の親分さんの立身出世を描いた内容で
正直、世代としては違うんだけども
なんだかんだ、楽しく見られてしまったのであります

何に驚いたって、主役の一人、植木等役をこなした山本耕二さんが
まぁ凄いのなんの、あんなに歌も上手いのかと
あっけにとられてしまったのであります
あまり本物を何度も聞いたわけじゃない身分にすれば
ほとんど区別がつかない感じで
まぁ、なんだろうかな、多才だなと拍手喝采という感じでありました
かつては、新撰組!で土方やったときも
地歌を唄ってたときに、何気にうまいなぁと感心したんだが
声が素晴らしいのでありますなと
感動すら覚えるようでありました

話の内容は、クレイジーキャッツというバンドが
どうであったか、特に植木等という人がどういう人だったかと
その交流が描かれていて、ハナ肇ほか、みんな一芸というか
戦後のその流れでのし上がったというか
下積みしてきた人たちなんだなと感動したのであります
ナベプロという組織についても、
社長の人柄やなんやらも考えると
これまた興味深くて面白かったのでありました

トランペット吹きが一念発起でもないが
ショービジネスで華々しく成功するというのも
夢というか、凄いことだなと
美化されてんだかしらんが、感動するのであります

そんなわけで、昭和の大スターというのを
まざまざ、その世界とともに見せてもらえて
それでいて、人情話としても非常によくできてて
なによりも、ドラマがコンパクトで無駄がないというのに
凄く感激して、いいドラマ見たと
大手を振って言いたくなるような内容だったのでありました
面白かった、見てよかったドラマだと思うのであります