CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

西郷どん  さらば、東京

2018-11-18 20:45:02 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「西郷どん」
視聴完了であります
大久保と西郷の仲たがい、政争の終結が描かれて
大変満足の一回でありました
最後のシーンが象徴するとおり、あんなことをしなくても、
一言言っていればなんとかなった、
そういう話なんだが、それができなかったし、
するつもりもなかった大久保の気持ちが
まぁ、最後の涙に見事凝縮されていて、
凄い感激というか、感動したのでありました
いいドラマを見た、大久保の男泣きがあまりにも見事だわ

三条が倒れてからのミラクルは、
本当に神の采配だったのか、それすらも、実は岩倉がやったんじゃねぇかと
思わなくもない感じでありましたけども、
あれだけ劣勢でありながら、
あっさりとすべて叩き伏せることができたというあたり、
岩倉という妖怪は、本当にとんでもない権力者だったんだなと
つくづく思い知らされるのでありました
大久保も、どれくらいこれに加担していたかわからんが、
幕末から明治にかけての宰相としては、
この二人がずば抜けて政治力ともいうべき、
権力の用い方のうまさに考えさせられるところがありました

さらっと、木戸のお人よしさも出ていたけど
結局そういうのは残らないんだなと
そうとしか思えない、ほかの長州っぽを観ていて
なんというか、これがその後を作るんだなぁと
改めて思わされたりするんだが
それもまた、描き方だけのようにも思えるが
そうでなくては、列強と戦えなかったのも事実かもとか
考えたりしてしまうのでありました

ともあれ、あと何回なのかわかりませんが、
江藤の佐賀の乱をどれくらいやるのかわからんが、
もう西南戦争まったなしの感じで、
凄い楽しみで仕方ないクライマックスであります