CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

いだてん  走れ大地を

2019-07-28 22:52:58 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「いだてん」
視聴完了であります
何事もなかったように続いていましたが、
いよいよロス五輪に向けて、そして、
きな臭い政治動向とが両てんびんで進展する
そんな回でありました

基本的にコミカルを貫いているので、きな臭いところが
かなり緩和されて見られているわけでありますが、
犬養毅暗殺については、出会いから、別れまでが
短いシーンなのに、印象的で凄いよかったと思うのでありました
犬養毅という人を伝説のまま、キャラクタとして立ち上げると
ああいった感じになるんだろうと、
話せば解るを言葉ではなく、造詣として見せたのが凄いなと
素直に感心したのでありますけども、
実際はどうであったのか、
政治家としては、やはり、弱腰に見えてしまったのではないかとも
思えたりしてしまうのでありました
このあたり、当時の新聞を読んだことがないからわからんが、
相当に叩いたんじゃなかろうか、
結局、新聞のやっていることは弾圧されようがされまいが、
好き勝手言っていた、それが、たまたま
軍部と一致したか、してなかったかだけでないかと
不審を強めてしまったんだが
まぁ、そういうのは主題と関係ござんせん

今回、落語パターンが少なかったのが極めて残念でありましたが、
それなのに、男性の裸体は写さないといけない決まりでもあるのか、
金栗先生が出てこなくても、
すっぽんぽんを合法的に映そうと水泳シーン多目にしていたのは
誰得の話だったんだと思いつつ、
そこまで含めての壮大なボケなのかと考えたりして
とりあえず、微笑ましく見たのであります
まぁ、水泳チームも、どろどろしたというか、
今に連なる、メダル至上主義と、健全な競技としてのどうのこうのといった
イデオロギー論が極論で対立しているみたいな話なんだが
ドラマだから、そりゃそうだという感覚である

と、偉そうな物言いばかりになったけども、
とりあえず、前畑さんが立ち直ったシーンが面白すぎたのが一番で、
解り安すぎて素晴らしいと拍手喝采で
自分としては、満足した回だったと思うのでありました
よかったわ