母の待つ里 作:浅田次郎
いい人情話を読んだ
相変わらずこういう感想しか出てこないのが
自分の残念なところであるのだけども、
物語の導入で思いっきり引き込まれて、そっからは
あっという間に読み終えてしまった
ずっと離れていた母親に会いに行くお話と、
そういう設定で、喪失の体験というものを共有するお話だったというか、
読んでいて、こっちまで悲しく、それでも優しくなる
そんな物語が堪能できた
最初星新一的SFなのかと思っていたけども、
そういう感じとも異なるような、いや、広義では一緒なのかもと
思ったりするんだけど、そのあたりの舞台装置にはさしたる意味もなくて、
物語後半に出てきたAIのお話なんかもあわせて、
実態がないそれこれよりも、
そこに現出して、経験したもの、その時の情動に価値があるというのが
すごく、現代というよりも、今の流行というのか、
売りとなるもの、時代が求めるものをとらえているようで驚いてしまった
うまくいい得ることができないのだけども、
よくある人情話というものではあるんだが、
それをどう受け止めるか、どう提供されるかみたいな感じにとらえると
この小説で味わったもの、描かれていたものの二つの体験が
すごく有意義というか、新しく感じたのでありました
実際は、昔から、ずっとこういうことを小説から受け取っていたと思うんだが
それが、ただの郷愁というではなく、
その郷愁とは何かを提示されたみたいな感じでよかったと思うのでありました
NHKがドラマで作りそうだなと思うような
いい塩梅での虚構感というか、すごく不思議で、
よくよく考えると、色々と抜け穴でもないけど、
ほころびのようなものがありそうなと考えてしまうんだが、
これもまた、ダブルミーニングよろしく、小説内で登場人物たちが味わったそれこれ、
そして、忖度でもないが配慮して、乗っかったそれぞれの行動というのにつながるというか
あれこれつまらないことを言い当てるのではなく、
乗っかって楽しむ、それでも、わいてくる感動が本物なのかもという
錯覚なのか、真実なのか
わからんけども、心地よい感動を得る小説だったと思ったのでありました
ふわっとした、何言ってるか全然わからん感想だが
だいぶ、自分なりによく書けた感想文だと思っているとメモる
いい人情話を読んだ
相変わらずこういう感想しか出てこないのが
自分の残念なところであるのだけども、
物語の導入で思いっきり引き込まれて、そっからは
あっという間に読み終えてしまった
ずっと離れていた母親に会いに行くお話と、
そういう設定で、喪失の体験というものを共有するお話だったというか、
読んでいて、こっちまで悲しく、それでも優しくなる
そんな物語が堪能できた
最初星新一的SFなのかと思っていたけども、
そういう感じとも異なるような、いや、広義では一緒なのかもと
思ったりするんだけど、そのあたりの舞台装置にはさしたる意味もなくて、
物語後半に出てきたAIのお話なんかもあわせて、
実態がないそれこれよりも、
そこに現出して、経験したもの、その時の情動に価値があるというのが
すごく、現代というよりも、今の流行というのか、
売りとなるもの、時代が求めるものをとらえているようで驚いてしまった
うまくいい得ることができないのだけども、
よくある人情話というものではあるんだが、
それをどう受け止めるか、どう提供されるかみたいな感じにとらえると
この小説で味わったもの、描かれていたものの二つの体験が
すごく有意義というか、新しく感じたのでありました
実際は、昔から、ずっとこういうことを小説から受け取っていたと思うんだが
それが、ただの郷愁というではなく、
その郷愁とは何かを提示されたみたいな感じでよかったと思うのでありました
NHKがドラマで作りそうだなと思うような
いい塩梅での虚構感というか、すごく不思議で、
よくよく考えると、色々と抜け穴でもないけど、
ほころびのようなものがありそうなと考えてしまうんだが、
これもまた、ダブルミーニングよろしく、小説内で登場人物たちが味わったそれこれ、
そして、忖度でもないが配慮して、乗っかったそれぞれの行動というのにつながるというか
あれこれつまらないことを言い当てるのではなく、
乗っかって楽しむ、それでも、わいてくる感動が本物なのかもという
錯覚なのか、真実なのか
わからんけども、心地よい感動を得る小説だったと思ったのでありました
ふわっとした、何言ってるか全然わからん感想だが
だいぶ、自分なりによく書けた感想文だと思っているとメモる