日台万華鏡 台湾と日本のあいだで考えた 著:栖来ひかり
台湾在住の著者が、台湾で暮らして得る感覚、文化、人間、様々なものを紹介しながら
日本との関係や、思想よりも柔らかい哲学のように難しいわけではないそれを
昨今の問題に照らし合わせながら語ったエッセー集でありました
現代台湾がわかるといっては言い過ぎだろうが
ジェンダーの問題に早くかた取組、現段階でのこたえを出しているところや、
二二八事件の結果どうなったかという政治へのかかわり方、
お年寄りと妊婦へのいたわりなどという、ごく近しい部分だとかで
台湾がどうあるかという実際のお話と、
日本との違いのようなものが浮き彫りになって、
いいところはとてもよく、学ぶべきところがわかりやすくと
そんな感じで紹介されていてよかった
日本と台湾だけではなく、
そもそも台湾という国そのものが複雑な歴史をたどっている
そのうえで今、この台湾があるということが基本なので
なるほどなと思うところも多く、
ある種の多様性が、歴史の結果必然であるような部分もあったり、
その帰結としてか、今こそ台湾というアイデンティティーが
映画をはじめ、文化の面で大きく影響を及ぼすようになっていることなど
なんとなく知っていたことが、生活している著者だからこその手触りとともに語られていて、
これもまた、文章上のある種形而上のそれだけども、
知ったような、触れられたような気分になって、よくよく学べる内容だった
難しい話しばかりではなく、ちょっと前に私も気になっていた「山本頭」のことやら、
意外にフグを食べるということの共通点など、妙な文化交流というか、
交錯している部分も面白くて
より身近に感じられるようなものも楽しめた
ほのぼのいい気分で読み終えて
また行きたいなと思うばかりである
台湾在住の著者が、台湾で暮らして得る感覚、文化、人間、様々なものを紹介しながら
日本との関係や、思想よりも柔らかい哲学のように難しいわけではないそれを
昨今の問題に照らし合わせながら語ったエッセー集でありました
現代台湾がわかるといっては言い過ぎだろうが
ジェンダーの問題に早くかた取組、現段階でのこたえを出しているところや、
二二八事件の結果どうなったかという政治へのかかわり方、
お年寄りと妊婦へのいたわりなどという、ごく近しい部分だとかで
台湾がどうあるかという実際のお話と、
日本との違いのようなものが浮き彫りになって、
いいところはとてもよく、学ぶべきところがわかりやすくと
そんな感じで紹介されていてよかった
日本と台湾だけではなく、
そもそも台湾という国そのものが複雑な歴史をたどっている
そのうえで今、この台湾があるということが基本なので
なるほどなと思うところも多く、
ある種の多様性が、歴史の結果必然であるような部分もあったり、
その帰結としてか、今こそ台湾というアイデンティティーが
映画をはじめ、文化の面で大きく影響を及ぼすようになっていることなど
なんとなく知っていたことが、生活している著者だからこその手触りとともに語られていて、
これもまた、文章上のある種形而上のそれだけども、
知ったような、触れられたような気分になって、よくよく学べる内容だった
難しい話しばかりではなく、ちょっと前に私も気になっていた「山本頭」のことやら、
意外にフグを食べるということの共通点など、妙な文化交流というか、
交錯している部分も面白くて
より身近に感じられるようなものも楽しめた
ほのぼのいい気分で読み終えて
また行きたいなと思うばかりである