戦略の要諦 著:リチャード・P・ルメルト
戦略策定のイロハについて、事細かに記した本だった
著者が、相当著名な研究者のようで、実際の経験から導いたものや、シーンの話しが面白くて、
戦略を練るとはどういうことかをかなり詳しく説明していて大変楽しい本だった
とはいえ、読み終わって、面白かったしか残ってないので
自分の頭がどうかしてると思うのだけども、
何かを成し遂げるための道筋を立てるということ、
それは目標を立てるだけとか、取捨選択の意思決定をするだけとかではなく、
どうやって物事を進めていくか、その本質を突き詰めて考え、
そして解決していくという作業すべてを指示していて、
なるほど、凄いなと感心しきりだったのでありました
人が陥りがちな誤謬を避けつつ、想いのバイアスにかからぬように、
本当に必要なことにフォーカスして、そこへ集中するということの大切さが
なるほど、とてもわかりやすく説明されていて、
実際に、あれこれやってるとき、様々なことに気をとられているというか
気づいたら、誰かの想いの代弁になっていたりとか、そういうことが往々にしてあるなと
反省させられることが多々あったわけだけども、
達成までの道筋をどう立てていくか、一見無理そうなものを掲げても
深く掘り下げるという作業をしていけば、きっと解決するというのが
非常によいところであるのだけど、最終章で書かれていたラムズフェルド長官との対話にあったように、
どうしなければよかったかはわかっても、どうしたらいいかはわからない
解決策としては、とても賢い人を集めて小さな部屋で討論させて
なんか浮かぶのに賭けるしかない、というのが
多分真実であろうし、戦略の難しさを物語るエピソードだなと感じたのでありました
とはいえ、素人や能力が低いものがあきらめてよいという話しではないから
頑張って、考えるということだけはやめないようにしよう、
テケトーなところで、思慮を打ち切るのをやめようなんて
思ったり考えたりしたのであった
すごくいい本だったと思うが、
自分にはあまりにも高度すぎるというか、
そういう身分ではないと怯んでしまう内容だったけど
読んでよかったと思うのである
戦略策定のイロハについて、事細かに記した本だった
著者が、相当著名な研究者のようで、実際の経験から導いたものや、シーンの話しが面白くて、
戦略を練るとはどういうことかをかなり詳しく説明していて大変楽しい本だった
とはいえ、読み終わって、面白かったしか残ってないので
自分の頭がどうかしてると思うのだけども、
何かを成し遂げるための道筋を立てるということ、
それは目標を立てるだけとか、取捨選択の意思決定をするだけとかではなく、
どうやって物事を進めていくか、その本質を突き詰めて考え、
そして解決していくという作業すべてを指示していて、
なるほど、凄いなと感心しきりだったのでありました
人が陥りがちな誤謬を避けつつ、想いのバイアスにかからぬように、
本当に必要なことにフォーカスして、そこへ集中するということの大切さが
なるほど、とてもわかりやすく説明されていて、
実際に、あれこれやってるとき、様々なことに気をとられているというか
気づいたら、誰かの想いの代弁になっていたりとか、そういうことが往々にしてあるなと
反省させられることが多々あったわけだけども、
達成までの道筋をどう立てていくか、一見無理そうなものを掲げても
深く掘り下げるという作業をしていけば、きっと解決するというのが
非常によいところであるのだけど、最終章で書かれていたラムズフェルド長官との対話にあったように、
どうしなければよかったかはわかっても、どうしたらいいかはわからない
解決策としては、とても賢い人を集めて小さな部屋で討論させて
なんか浮かぶのに賭けるしかない、というのが
多分真実であろうし、戦略の難しさを物語るエピソードだなと感じたのでありました
とはいえ、素人や能力が低いものがあきらめてよいという話しではないから
頑張って、考えるということだけはやめないようにしよう、
テケトーなところで、思慮を打ち切るのをやめようなんて
思ったり考えたりしたのであった
すごくいい本だったと思うが、
自分にはあまりにも高度すぎるというか、
そういう身分ではないと怯んでしまう内容だったけど
読んでよかったと思うのである