CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】山手線内回りのゲリラ―先崎学の浮いたり沈んだり

2020-07-15 20:51:22 | 読書感想文とか読み物レビウー
山手線内回りのゲリラ―先崎学の浮いたり沈んだり  著:先崎学

先崎先生の、少し古いエッセー本であります
久しぶりに図書館いってなんとなし読んでいたら
止まらなくなってしまった、やっぱり面白い
そして、考え方を改めないといけないなという点の発見があった
先崎先生は、羽生先生のことよりも、佐藤会長の方が好きなのかもしれん(どうでもいい)

ちょっと古い話題のため、出てくる棋士が
自分が将棋をかじりだした頃よりも前なので
ちょっとしたレジェンド感があって楽しかったのであります
神話というと大層なもんだけども、
木村先生や、行方先生と若い頃から飲んだ暮れていた話なんかが
若手っぽい感じで書かれているのが新鮮で、
いいなぁと思ってしまったのであります
先崎先生は、ABEMAは出ないのかしらね、毛色が違う気もするけど
観たいような気がするなぁ

どれも面白い話ばかりだったのだけども、
とりわけ、米長先生との師匠と弟子的な話が面白くて、
酷い大人の弟子をやってたんだなと
改めて思い知らされたりしたのでありました
真部先生のことは、ウォーズの真部流のエフェクトでしか知らないけども、
囲碁でコテンパンにされる話が面白くて
図書館なのに思わず声を出して笑ってしまったのであります
酷い、でもすごい面白い

気になったのは、チェスボクシングについて言及があった部分で、
それを面白そうだと笑い話しで語るだけの一遍だったんだが、
この舌の根も乾かないうちに、将棋ボクシングをやらされたんだろうなと思うと、
その話も凄い読んでみたいなと思ったりしたのでありました
多分、別のエッセー本に載ってんだろうな
気になるなぁ

と、将棋界隈の面白い話しを読むことについて、
先崎先生の本は、本当に面白い、観る将の土壌は先生が作ったんじゃねぇかと
思わされるほどのくだらないけど、とてもよい本を読んだと思うのでありました
120面指しも凄いけど、囲碁の指導将棋で負けてもらったという経験で、
初めてプロに勝つアマチュアの気持ちに気付くあたり、
本当にこの人わ…と思わされながらも、凄い面白かったのでありました
しれっと、因縁でもないけど、西原理恵子も出てきたりして
このあたりから、交友関係がすこぶる怪しいと思わされたのも
またよいところであった
楽しい本だ


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