ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 作:スティーグ・ラーソン
怒涛の連続読書、ミレニアム3であります
作者が亡くなっているそうで、事実上これが最終回となるわけでありますが、
どうやら、プロットが残されていたらしく
それをもとに4も書かれているらしいのだけども
私が手に入ったのはここまでなので、最終回である
さて、独り言はこれくらいにして
2の直後から物語はスタート、敵同士が同じ病院に入院して動けないというのが
なかなか面白い舞台設定だと、読んでいて感心してしまったのでありますが
この入院中の緊迫感と、これまでを読んでいて、
すっかりこういうことをするキャラだと植えつけられてしまっている読者としては、
リスペットが、よからぬことをしないとよいがと
はらはらしながら見守ることになったのであります
まぁ、物語は、それ以上に急降下というか、まったく別の展開になって
これはこれで物凄く衝撃的だったわけでありますけども
前作よりもさらにスリリングに読めて物凄く面白かったのであります
今回も謎ときを行っていくのでありますが、相手が不穏な秘密結社めいていたり、
最終的な舞台は、裁判になったりして、
エンターテイメント性十分というか、すっごい楽しめたのでありました
そうか、ああやって事実を積み重ねて、論証、そして論破していくものなのか、
このカタルシスは、なかなかたまらんものがあります
この論拠というか、証拠を様々に集めていく過程の面白さと
その途中で起こる事件や、相手が間抜けだと思ったら自分も間抜けだったような部分、
ともかく、どこをとっても楽しんで読めたのでありました
ただ、秘密結社側が、あまりにお粗末だったようにも読めてしまい
そこだけ凄い残念だったわけでありますが、
物語としては、あんなもんでよいのかもなぁと感じるのであります
ちょっと間抜けすぎるというか、最終的に墓穴を掘ったという感じが
どうにも、凄そうな相手なのに、ずっこけたでもないが、
えらい片手落ちだなと感じるオチだったのであります
とはいえ、むかつく奴らが、完膚なきまでに論破されるというのが
非常に心地よくて、読み終わって胸がすくようだったのでありまして、
そうかと思うと、そういえば、あれはどうなったんだろうと
序盤からなりを潜めていた最後の謎が、
まさにクライマックスで無事決着するというあたりもよろしくて、
この後のラストシーンといい、素晴らしいまとまり方だなと
感心しきりだったのでありました
あとがき解説にも書いてありましたが、
リスペットの双子の妹なる人物がまったく出てこなかったので
このあたりが、シリーズ4とかに続いていくんだろうなと思うと
それも読みたかったなぁと思ったりしつつ
でも、ここまででも十分楽しめたと納得もできたりして
大変、楽しく読み終えたのでありましたとさ
映画見ようか迷うところである
怒涛の連続読書、ミレニアム3であります
作者が亡くなっているそうで、事実上これが最終回となるわけでありますが、
どうやら、プロットが残されていたらしく
それをもとに4も書かれているらしいのだけども
私が手に入ったのはここまでなので、最終回である
さて、独り言はこれくらいにして
2の直後から物語はスタート、敵同士が同じ病院に入院して動けないというのが
なかなか面白い舞台設定だと、読んでいて感心してしまったのでありますが
この入院中の緊迫感と、これまでを読んでいて、
すっかりこういうことをするキャラだと植えつけられてしまっている読者としては、
リスペットが、よからぬことをしないとよいがと
はらはらしながら見守ることになったのであります
まぁ、物語は、それ以上に急降下というか、まったく別の展開になって
これはこれで物凄く衝撃的だったわけでありますけども
前作よりもさらにスリリングに読めて物凄く面白かったのであります
今回も謎ときを行っていくのでありますが、相手が不穏な秘密結社めいていたり、
最終的な舞台は、裁判になったりして、
エンターテイメント性十分というか、すっごい楽しめたのでありました
そうか、ああやって事実を積み重ねて、論証、そして論破していくものなのか、
このカタルシスは、なかなかたまらんものがあります
この論拠というか、証拠を様々に集めていく過程の面白さと
その途中で起こる事件や、相手が間抜けだと思ったら自分も間抜けだったような部分、
ともかく、どこをとっても楽しんで読めたのでありました
ただ、秘密結社側が、あまりにお粗末だったようにも読めてしまい
そこだけ凄い残念だったわけでありますが、
物語としては、あんなもんでよいのかもなぁと感じるのであります
ちょっと間抜けすぎるというか、最終的に墓穴を掘ったという感じが
どうにも、凄そうな相手なのに、ずっこけたでもないが、
えらい片手落ちだなと感じるオチだったのであります
とはいえ、むかつく奴らが、完膚なきまでに論破されるというのが
非常に心地よくて、読み終わって胸がすくようだったのでありまして、
そうかと思うと、そういえば、あれはどうなったんだろうと
序盤からなりを潜めていた最後の謎が、
まさにクライマックスで無事決着するというあたりもよろしくて、
この後のラストシーンといい、素晴らしいまとまり方だなと
感心しきりだったのでありました
あとがき解説にも書いてありましたが、
リスペットの双子の妹なる人物がまったく出てこなかったので
このあたりが、シリーズ4とかに続いていくんだろうなと思うと
それも読みたかったなぁと思ったりしつつ
でも、ここまででも十分楽しめたと納得もできたりして
大変、楽しく読み終えたのでありましたとさ
映画見ようか迷うところである
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