負ける技術 著:カレー沢薫
漫画家だと思ってたらコラムニストでもあったのか
そう思いながらついつい読んだのだけども
嗜虐でもない、毒舌でもない、
タイトルの通りというほどでもないが
実際に戦わずに負けるを体現する内容で、
ある種の安心をふりまいている、そんな文章を堪能できる一冊だった
結構な分量が担当への怨嗟なのか、偏愛なのか、
いや、やっぱり純粋な殺意なのか
そういうので埋められていて、楽しそうにオブラートに包んでんだろうなと
思ったりもしつつ、本当にこんな感じで漫画家と編集者というのは
対立とも異なる繋がりを続けているんだろうかなと
思ったり考えたりしたのでありました
別に何ということもないのだが、この担当がおそらくはデキるのだろうけど
ただただ、その端っこしか描写されないので
はたしてという感じだが、それが上手いとも思えるところである
全てが虚構という可能性までふまえて
面白い読み物だと思ったのだった
基本的に、弱弱しく去勢をはりつつ、世の中を小規模に恨んでいる
そういうスタイルの文章を読むのが、なんとも楽しいと
卑しい娯楽を提供しているというテキストなんだが、
その割に思いのほかちゃんとしているというか、
結構アイデンティティに揺らぎをもたらすような
一般的な平穏というか、イベントをこなしてしまっていて
大丈夫かと思ってしまったんだが
これは読み手の私が男だからかと感じたりもするのだけど
とりあえず、テイストは変わらないまま
さりとて、結婚してしまったことで、何かが毀損されてしまっているのではと
心配になりつつも、まぁ、この感じで
これからもずっとという暗い楽しさを振りまいて欲しいと思ったのである
漫画家だと思ってたらコラムニストでもあったのか
そう思いながらついつい読んだのだけども
嗜虐でもない、毒舌でもない、
タイトルの通りというほどでもないが
実際に戦わずに負けるを体現する内容で、
ある種の安心をふりまいている、そんな文章を堪能できる一冊だった
結構な分量が担当への怨嗟なのか、偏愛なのか、
いや、やっぱり純粋な殺意なのか
そういうので埋められていて、楽しそうにオブラートに包んでんだろうなと
思ったりもしつつ、本当にこんな感じで漫画家と編集者というのは
対立とも異なる繋がりを続けているんだろうかなと
思ったり考えたりしたのでありました
別に何ということもないのだが、この担当がおそらくはデキるのだろうけど
ただただ、その端っこしか描写されないので
はたしてという感じだが、それが上手いとも思えるところである
全てが虚構という可能性までふまえて
面白い読み物だと思ったのだった
基本的に、弱弱しく去勢をはりつつ、世の中を小規模に恨んでいる
そういうスタイルの文章を読むのが、なんとも楽しいと
卑しい娯楽を提供しているというテキストなんだが、
その割に思いのほかちゃんとしているというか、
結構アイデンティティに揺らぎをもたらすような
一般的な平穏というか、イベントをこなしてしまっていて
大丈夫かと思ってしまったんだが
これは読み手の私が男だからかと感じたりもするのだけど
とりあえず、テイストは変わらないまま
さりとて、結婚してしまったことで、何かが毀損されてしまっているのではと
心配になりつつも、まぁ、この感じで
これからもずっとという暗い楽しさを振りまいて欲しいと思ったのである
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