CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【テレビ】大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル

2024-09-10 21:00:22 | ドラマ映画テレビ感想
お盆の頃に何の気なしに実家でテレビを見た話し
フジテレビにて、豪華といっていいのか、
ある意味低予算かもしれんという感じで、
相撲取りがただ食べる、そして歌うという、相撲ファンにはいいが、
そうでない人にウケるのか?といった謎番組をやっていたので
なんとなしメモっておくのである

タイトルの通りと言いたいところだけども、
部屋対抗ではなく、一門対抗になっていたんだが、
人気力士が、それぞれの一門下の部屋ちゃんこを食べるという
そんな番組でありました
お相撲さんだから、当たり前に食べるよなという感じでもあるんだが
相撲取りの食べるというのは、一時期にぎわったフードファイターのそれとは
異なる食べ方だろうから、なんか違うなーと思いつつも
美味しそうに食べる力士の姿は微笑ましく、
そうかと思うと、正代あたりが、あんまり食べもしない内からギブアップしてたりとか
ファンからすると結構面白いんだが、そうでない人にはまったく伝わらないだろうと
心配しながら見守ったのでありました
御嶽海とかひどすぎて無茶苦茶面白かったんだが、あれもまた、
相撲見てる人じゃないと、そのギャップが伝わらないだろうなと思ってしまうのである

歌の方は、なぜか合唱という体裁で
さらには、うたうま番組なのに高安が出てこないというのに衝撃を受けたわけだけども
若手中堅をバランスよく並べておいて、まぁ、それなりに形になってたからいいのかと
思ったりもしたわけでありましたが、
本当、テレビとしてあれは成立してたのかと疑問が浮かぶ番組でありました
個人的には面白かったが、フジテレビでスポンサー背負いながら、この番組で大丈夫だったんだろうか

と、まぁ、そんなことを考えた傍ら、
日本人の何パーセントくらいが相撲というものを知っている
あるいは見たんだろうかなと、純粋な疑問がわいたのも事実でありました
かつて、昭和という時代には、テレビで相撲取りが歌を歌うというのが
割とメジャーで、増井山しかり、なんだかんだという話しだったらしいのだが
これもまた令和となっては、相撲取りのメジャー度が著しく低いので
全国お茶の間向けとはいいがたいよなーと感じたのである
が、ここで自身もうっかりだったのだが、
そもそも若い人テレビ見ていないし、テレビ見ている世代の大半が相撲を見ている可能性が高いから
これはこれで正解なのかもしれんし、
なんなら、知らないひとがこれで相撲に興味がちょっとでも出たならOKと
協会が狙ったという可能性も否定できないかなどと、いらんことを考えて
割と、色々な方面で満足な内容だったのでは?と
そもそも、昨今のテレビ番組の在り方について考えさせられたようにも思いつつ

まぁ、相撲とさして関わりなさそうな草薙さんを司会にもってくるという破天荒ぶりといい
色々、どういう奇跡で作られた番組かわからないのだが
とりあえず、錣山部屋の納豆チーズキムチお揚げが、とても美味しそうだったなと
自分でも作ってみたいと思わされた一品を見られた僥倖を記しておくのであった

名古屋場所前に撮ってたぽいが、人選が食べる力士というくくりだったか
ただ、スケジュール合わなかっただけかわからんのだが
名古屋場所前に、テレビ愛知でやってた方が豪華だったなと思ったりして
やぱり、横綱が出てるかどうかは、相撲というジャンルを扱う上で重要だなと
改めてその存在の偉大さをかみしめたのである
若手推しというわけでもなかったが、上位陣があんまりいなかったのがちょっと残念ではあった
歌だけ、阿炎とか出てきて、稽古の方に比重おいてたんだろうなと伺ったのである
そんな中、湘南の海と玉鷲パイセンには本当、頭が下がるばかりであった

【読書】ビジネスエリートの新論語

2024-09-09 21:05:36 | 読書感想文とか読み物レビウー
ビジネスエリートの新論語  著:司馬遼太郎

そういや、小説以外の司馬遼太郎はあんまり読んでないなと思って手にとったけども
実際は、福田定一の名で出された本の改訂版にあたるのだそうで
新聞記者駆け出しから、そこそこになっていた頃の笑い話しといっていいか、
余談コラムといった感じで、さくさく読めて面白かった

時代感とか、歴史観とかの話しではなく、
いや、あるいはそうなのかもしれないけども、もっと身近な
自身が経験してきた新聞記者としての立ち位置、そこから見える、
その頃のサラリーマンという新たな人種について語った本で
これまた、今読んでも、おおよそそういうものだよなというサラリーマン像が
山ほどでてきて、日本人はこの70年くらい進歩してないなとか
思ったり感じたりしながら、安心して読めたのでありました

とはいえ、やっぱりどことなく時代を感じさせる部分も多く、
特に思想として語っているわけではないけど、言葉の裏にあるだろう昭和の空気というべきか
その頃の価値観というのが見えてきて、これが現在とずいぶん異なっているなと
大変面白く読めるのでありました
言ってみると、この本は、多分当時はだいぶ先を行っていたというべきか、
開明的なものいいではないかと思われるので、
ずっとハイカラというか、先鋭的とすら思うところなんだろうが
現代人からすると、すこぶる古いというのが、大変面白いと思うばかりでありました
ひとつに女性に関するあれこれというのが、
確かにそういう時代だったんだろうなと、もはや、今となっては歴史といっても過言ではない
お茶くみで入った女性社員が、新しく入ってくる男性社員を篭絡するという世間話しが
まぁ、面白おかしく書かれているわけで、
そういうのが今もあるだろうけど、なんというかニュアンスが違いそうだし
それを面白く書いているというのが、当世問題になりそうだなと思ったりもするしと
なんだか楽しいのだが、危ないようにも思えたのでありました

サラリーマン記者というのも、この頃ずいぶんと増えてきて
自身もそうであるなという自戒もふまえてという筆致だと思うのだけど、
軽妙に語る、かつての文士像というのが面白く、
また、どうして新聞記者になったかというあたりの、本当か嘘かもわからない話しが興味深くて
読み入ってしまったのでありました
この頃から、読ませる、面白い文章運びが見事だったんだなと
改めて思い知ったのでありました

文中に、とある工員さんに指摘されて、
よろしくないと評された司馬氏の文章があったそうだが、
それがどんなものだったか凄く読んでみたいと思ったのだけど
それこそ、そんな文章、世界に残っていやしないんだろうなと思うと
文章や、歴史というものについて、
儚いでもないが、不思議な感覚を覚えるばかりでありましたとさ

ともあれ、司馬遼太郎の語り口は、やっぱり面白いと
文章が踊るようになって楽しい

光る君へ  目覚め

2024-09-08 21:01:59 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
物凄い端的だけど、交渉とは、政治とは、というものを見せた
そんな風に思えた、坊主とのやりとりと結果でありました

結局燃やした事件は坊主の手によるのかどうか、
そのあたりはいまいちよくわからなかったんだが
とりあえず、御所近くにずらずらやってくるという
ある種のデモ行進みたいなそれだけど、完全に武力想定、威力偵察だと意味が変わるのか
ともかく、脅迫というものを実際武力で行使する
それに対して、それが何か?という感じで懐柔でもないけど、
話し合おうといった感じにも見える対話を行ったわけだが
道長がある意味押し切られた、詰めが甘い政治であったと
そんな風にも見えるやりとりで、このドラマとしてこの後どれくらい触れるかわからんが、
前回の平の何某の伊勢の守就任に続いて、坊主の台頭を許すそれになったんだろうかと
歴史的に非常に興味深い内容だったと思うのである
しかし、大河ドラマを見れば見るほど、坊主の恐ろしさがよくわかるな

それはそれとして、
源氏物語の宮中浸透がじわじわ進んでいるようで、
あの当時のトレンディドラマ的なものだよなという見せ方にも見えるわけだが
非常に面白くて、いわゆるドラマとして主人公の活躍を見ているという
単純でわかりやすい面白さがあって、とてもよかった
そうかと思うと、それをきっかけにして
中宮との距離がしっかりと詰まってきていて、
さらには、その指南役みたいなポジションに座りつつあるというのが
物凄くよく見える形で示されて、
雨の曲水の宴については、かつての平安ポロやってた時を彷彿とさせるそれで、
そこをあえて中宮に見せていたというのが
なんというか、うかつすぎるだろう男どもと思いつつも、
男はかわいいといってしまえる、年増となったまひろのそれがさく裂したようにも見えて
また、バーのママっぽい感じもありつつで
大変面白かったのでありました

あとは、弟が唐突に出世したり
まひろ界隈としてはいい感じだけど、
公卿が次々と屋敷が燃えるというかわいそうな感じも続いていて
その悲惨さが、落ち込む男どもの顔しか見えないので
滑稽話しのようにしか見えないが、凄い酷いというか、大変なことだったんだろうなと思ったりしつつ

いよいよ、伊周がなにやらするようで
来週がとても楽しみである

【読書】くよくよマネジメント

2024-09-07 21:05:19 | 読書感想文とか読み物レビウー
くよくよマネジメント  著:津村記久子

こんな本も書いてたんだ
面白エッセーかしらと思って読んだんだが
いたって真面目に、くよくよしがちな性格をどうしたらいいかについて
解説、自分の話し、どうしたらよいかを語っていて興味深い内容だった
こういう思考あるなーと思いながら読む場面が多かったので、
人にもよるだろうが、かなり当てはまる人もあって、
なんなら、これにより救われる人がいるだろうというのも
わからんでもないという感じでありました

対極にあるのが、サバサバ系なのかは、はたしてと思わなくもないが
まぁ、そう自称はさておき、いつまでも引きずってしまいがちなことが多い時、
どうマインドをシフトさせるか、仕方ないと折り合いをつけるかといったところが
割と手近なやりかたで書かれているので、誰でもできそうな割りに
大変効果があるのではないかと思う内容でとてもよかった
基本的に優しい

くよくよという失敗からくるというか、
自分がやったことに対しての後悔というものが基本だけども、
そこは考えすぎないことや、そう考えても仕方ないと割り切るというのを
はっきりと自分で声に出してやるという、割と強引な方法でも
気持ちは切り替わっていくというのは、ありそうな話しだと思って読んだのである
また、それ以外の、考えても仕方ないことを考えてしまうだとか、
やろうと思うまでに時間がかかるなど、本当にもう、誰にでもあろうあれこれに対して
あまり無理をせず、どこかで決断をというのをどうさせるか、
自分に対してどう仕向けるかというあたりが、コツとしても
しっくりきた内容でよかったと思うのである

書かれていたように、誰かと競うということが苦手というのもまた
共感できるところで、かつ、自己満足の肯定感ともいうべきもの
それを無視できないようなとしているあたりもまた、
凄くよくわかるなと思いつつ、それでいいとして
あまり他人にとやかくというのに、気を囚われないようにしようと思うのでありました

人の話を聞く、人に話をする
そういった部分についても気づきがあり
優しいし、ほんわかした内容だけど、しっかりとして読みやすいよい本でありました

春の台北で遊ぶ 16 華山1914文創園区と昼間の龍山寺

2024-09-05 21:05:36 | 春の台北で遊ぶ(2024)
さて、松山文創園区をあとにして、せっかくだから前回ちょっとしか見られなかった
華山1914文創園区の方も見ておこうと移動、MRTの駅からちょっと歩いたんだが、
途中で、なんかかっこいい建物を発見



雰囲気ある建物だなと思ったのだが、何かわからないまま
とりあえず写真撮ってたら、通りすがりの人も写真撮り出して、どういうことか訝しく思っていたのだが
調べてみると、すでに閉店している高級レストラン「馥園」の跡地なんだそうで、
なんかずいぶん立派で、凄い美味しいしいい店だったらしい
台湾通い出した頃は、まだ営業していたっぽいから惜しいことをしたなと思うのである


さておき、当初の目的地に到着
別に何があるというわけでもなく、なんとなく有名観光地巡りをというくらいなので
とりあえずだらだらと、お店やらなんやらを見てまわることに




実に雰囲気があってよろしい
以前やってきたときは、伊藤潤二展をやっていたと思うのだが、
今回は特にこれというのは見当たらなかったが、メイドイン台湾のサングラスとかちょっとほしいと思うものがあって
買いたいと思うものの予算からほど遠く、見るだけ見て帰ってきたのである
まぁ楽しかったからよしとしよう


帰り道を一本間違えてしまい、電気街の方に出てしまったのだが
このあたりが、日本人ヲタクがよく通う、あるいは通っていたと噂名高い八徳路のあたりだと
いかにも絵になる、精密機器看板の数々を写して満足したのであった
それこそ10年くらい前に一回来てんじゃないか、あの頃はこのあたりに農協とかあったように思うのだが
面影もない、違う場所だったんだろうか


さて、打って変わって次は、当初の目的を思い出しお寺巡りに戻って龍山寺へ
干支の飾りつけが、兎に変わってたんだが、一年遅れで地下街に移動させているようで、
来年来るとここに辰が置かれるんだろう



と、龍山寺に来てみたら、なんか様子がだいぶ違う、なんだなんだと近づいてみたら
ねぶたみたいな、張り子ランタンの飾りつけが多数されている



3月なので旧正月にしても遅すぎるだろうと思うのだが、
その名残の飾りつけなのかわからんが、これは、もう一度暗くなってから見に来た方がいいなと判断
でも、明るいうちに撮れるものは撮っておこうと、あちこちをうろうろ



なかなか愛らしいし、基本的にお金にまつわるものが飾られているのが
大変ありがたいというか、好感触である
いいなとしっかり拝拝しておく


後からくるとはいえ、せっかくだからと父親がお土産代わりにお守りを買うというので
ぬぼっとそれを見守っておいたのであった
これが結構高いのと安いのと色々で面白いのだが、
前回きたときに買った華佗先生のお守りがきいているのか、体調良好なので信心深く何彼追加購入していたのである
何事も信心であるな


とりあえず、龍の置物も見て、なかなか楽しいと思ったが
せっかくだから暗闇に浮かぶ姿をもう一度みにこうよといったんこの地を離れて
時間潰しに、夜市でも流しにいくことにする

つづく
17 臨江街觀光夜市

前の
15 松山文創園区

【読書】上流階級 富久丸百貨店外商部3

2024-09-04 21:04:41 | 読書感想文とか読み物レビウー
上流階級 富久丸百貨店外商部3  作:高殿円

前作を読んだのが結構前なので、すっかり内容を忘れてしまっていたんだが、
なんだかんだ、桝家と同居生活も順調そうで、すっかりエース級の活躍をしている主人公だが、
相変わらず、お金持ちの困ったを解決するのに奔走の日々という
楽しく、前向きになれるいい物語シリーズであります
次々と新しいパターンのお金持ちが出てくるのも面白いが、
お金持ちならではの困ったの内容も楽しくて、百貨店外商って
もはやそのレベルのことまでやれないといけないのかと
まぁ物語だろうとは思いつつも、顧客のことを考えるという点において
色々考えさせられるところでありました
そこまで含めてのサービスが外商という仕事とすれば正しいなと、
作中でも「外商なんて古臭いと思ったけど、労働力を買うということか」と、
客も納得しているし、おそらくこの仕事の根幹を顕す言葉なんだろうなと
確か、前作か、その前かにも出てきたニュアンスだと思うのだけども、
深く考えさせられるのである
昨今のタイパに近い考え方ではあるよな

顧客の子供の受験に寄り添ってみたり、家庭問題を解決というか巻き込まれてしまったり、
終活というテーマに踏み込んでみたりと、それぞれなにげない顧客との取り組みが
そのまま、大きな展開にできると思い衝いてしまうというのが主人公の強みで
そこがよいと褒められるというか、あれは、嫉妬されているととってもいいのかというシーンもあったり
なかなか楽しいことこのうえないのでありました
途中、この巻でシリーズ終了なのかという展開もあったけど、
結局そうはならず、まだまだ続くのも面白いところであるが、
この終了展開間際の、手際の良さというのはものすごく習うべきものが多いなと
改めて、この本でなにげなく書かれている仕事っぷりは、
大変興味深いと思わされるばかりでありましたとさ

基本的に働くということへの前向きさ、
その楽しさを満喫といったらいいか、楽しんでいるさまというのが心地よく描かれているので
読んでいると不思議なもので、働く気力というか、こうやって働くべきだなと
心持がよくなるような気すらして、なかなか素敵なシリーズだと
満足して読み終えたのでありました

しかし、人間関係が先進的というでもないが、
結構特殊だよなと改めて思うのだが、これもまた、
ある種の多様性というやつなんだろうと思ったりするのである
独特の押しつけがましさがないから、凄くいい

【ドラマ】ファンタスティック5 情熱のパラアスリート

2024-09-03 20:55:02 | ドラマ映画テレビ感想
NHK海外ドラマ枠でありました
パリパラリンピックにあわせての放映だと思われるが、
舞台はその前、東京パラリンピックの頃のようだが、
そこはあまり関係がなく、ちらっとロゴが出てくるくらいの話しで
パラリンピックアスリートの人間としての困難が描かれていて
それでありながら、スポ根ドラマとしてもよくできてて
楽しく見終えたのでありました

色々つっこみどころはあろうかと思うが、
最終的にはメンタルの部分の重要さ、それぞれが力を合わせることで発揮されること、
そこが終着点になっているので、個人競技の集まりから、リレー競技での栄光という
大変わかりやすい描き方で、終わってからも、ただただ幸せそうな感じが
見ていて気持ちがよかったと思うのである

障害の種類もいくつかあるけど、
その程度や、その内容の部分がドラマになっていて、
流石イタリアというと思いっきり偏見なんだが、どれもこれも
とりあえず男女の何かが挟まって仕方ないといった感じもあって
ちょっと面白いと感じたのだが、
考えてみれば、日本のドラマだって、基本そういうものかと反省したりである
でも、車いすを余儀なくされた彼氏をそうした相手が、元カレとか、
入り組み過ぎててどうかしてると思うほどだったんだが、
それでもと、愛を切望というか、信じる、あるいは、単に愛してしまうという
あのキャラクタが、いかにもイタリアっぽくて大好きだった
クリスチャンというキャラが、一番よかったと思うのである
と、まぁそこまで書いて、思いっきり男女のいざこざ絡んでたのこいつだけかと
結局そこが人間ドラマとして面白くなってしまうのかもと
書きながら反省するのである

さておき、そのほかも、家族とやら、加害者とやら、
色々といざこざがあって、それを乗り越えていくのが力になるという感じで
パラアスリートの話しではあるけども、パラスポーツ物としてはあんまりかしらと
ちょっと感じたのだけども、スポーツ事情としてのスポンサー企業ありきという
闘う意義の部分が強く押し出されていて面白かったのである
当たり前だけど、スポンサーがつくかつかないか、
スポーツマンにとってのとてつもなく大切なそれよなと思うのであった

主人公が、その成長や調整を手助けする監督なわけだが、
こっちはこっちで、結構問題があったりして、かつ、家庭に問題を抱えていてと
彼の娘たちと選手がどうのこうのとかが、まぁドラマとして面白いが
そもそも指導者としてどうなんだと思ったりしたんだけども
面白くなってしまっているから仕方ないなと感じるのであった

もっとも、そのせいで、最終回のヨーロッパ選手権あたりは
ちょっといい加減すぎるんじゃないかと、個人種目で勝てなくなったのは
完全に主人公のせいじゃないかしら、でも、それはそれとして
娘姉妹の和解のために、海岸沿いを走るぜという展開が
なんというか、いいのかそれでという気持ちが残る展開であった
まぁ、そこがだめで、でも、彼が帰ってきたことによってリレーでという
話しのすわりはいいことなんだけども、
それでスポンサー納得するんだろうか、監督としてどうなんだと
文句をつけてしまうところだが、
なんだかんだ、大変楽しく見ていたので、よいドラマだったとメモっておくのである


【読書】企業法務革命 ジェネラル・カウンセルの挑戦

2024-09-02 21:05:50 | 読書感想文とか読み物レビウー
企業法務革命 ジェネラル・カウンセルの挑戦  著:ベン・W・ハイネマンJr

本当に読んだだけだ
難しすぎてわけがわからんという感じでありましたが
企業内に自前の弁護士を雇って、それの長としてジェネラル・カウンセルという仕事をさせることで
企業を守る、ガーディアンとして働かせるというお話だと思うのだが
実際にそんな感じでGEで働ている著者の経験と、
これからの企業内法務の在り方について書かれていて、
法務部員でもない自分としては、さっぱりわからんけど
まぁ多分いいことなんだろうねと思いつつ、ただただ
難しい文章を目で追っただけの読書となったのである

とはいえ、部分的には理解というか面白いところもあり
やっぱりそういうのは知っている分野というべきか、
いわゆる過去の法務的インシデントの紹介部分でありまして
特に印象的なのが、福島原発のところで、ここもまた、法務の力が必要であった
そういう話しになっていて、深く納得したのである

福島の事例に関しては、企業内法務による企業倫理の監視という部分で、
ことなかれや、実際はよくないことをやってしまう社員、風土を厳しく取り締まるというところで
確かにこういうものがあれば、福島というか、日本の大半の企業は
もうちょっといい感じになるのかもなぁと思わされたりして面白かったのである
法務の力でもあるが、倫理の力というものの正しさ、それを守らなくてはならないという大切さが
とてもわかりやすく書かれていて、そして、そこが結構希薄だなと自分でも感じるところがあり
凄く勉強になったというか、ビジネスマンとして当たり前のことを忘れていたような
気分になったのでありました

もっとも、この倫理というものをどう規定するかといえば、
やはり法律に抵触していないということになるわけで、その法律は運用される地域、国で異なるというのが
グローバル企業における社内弁護士の大変なところだというのもまた理解できて
凄く面白くもあり、勉強になるのでありました

ガーディアンであるという部分も、この倫理を守ることで
ひいては会社を守ることにつながるというのがとても大切なところで、
企業が大きくなるに従い、様々な法律と肉薄するリスクが高まるけども
それを正しく乗り越えていくための企業内法務の重要性がよくわかったと思うのであった

と、まぁ、いい子ちゃんなことを考えるわけだけど
実際に、コンプライアンスを守ることは大切だと思うが、
こういうのにものすごくコストをかけられるほど、大きな企業でない場合は
割と運用が難しいというか、そういう人とは結局、仕事の在り方について意見が絶対あわないなと
思わざるをえないといえばいいか、稼ごうと思う方法を監査されるだけというのは
どうも納得できないという場面も多いよなーと思ったりもするわけで、
だけども、必要なことであるのもまた確かで、こういうのは、誰のものか理論と似た感じでもあると
やはり、企業のありようというのは勉強すると様々に面白いと
思わされたのでありました

なお、何が革命かといえば、強い力をもった法律家が企業内にいて、
ジェネラル・カウンセルという仕事をするというそれそのものが革命とのこと
アメリカでは、ドラマである通り、弁護士事務所と契約することが大半だけど
そうではなく、車内にそれにふさわしい人物を雇い入れて、
より正しい企業であろうとするのが重要とは
なるほどと思うと同時に、崇高な目標すぎて見えないと思ってしまうのであった

光る君へ  式部誕生

2024-09-01 21:23:21 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
しれっとセリフでタイトルコールとまではいわないけども
「光る君」が出てきて、なんとなし盛り上がったと思ったのだが
個人的には、中宮様と距離を実にうまく詰めた感じがして
ドラマとして面白い展開だと、わくわくしたのである
実際どうだったのかとか、そういうのはよくわからんところだが、
結構アレンジして、いわゆるドラマにしてあると感じたけど
それが面白いのでよいという展開だと思うのだ

とりあえずこの頃の宮中とはというのを端的に見せるための回でもあったのか、
夜中の様子とか、なかなかコミカルでよかったし、
冒頭から、女房たちが役に立たないという理由の説明もしっかりしてて、
そういう風俗というか、人間模様がそのまま源氏物語になってんだろうと
未読なのが悔やまれるというか、もはや、教養が足りないというレベルだけども
補完できてよかったと思うのである
さておき、確かに物書く環境じゃないわなと思いつつも、
そのばたばたが肥しになる面もあるんだろうと、素人判断してしまうんだが
流石に書けないものは書けないというのもわからんでもない話し
実際は、いじめられて出社拒否だったとかどっかで聞いたんだが
ドラマとしては、こういう消化としたのかと感心したのである

さておき、道長が結構危ない橋を渡っているというか、
なんか、常に賭けでどうにかしようとしてないかと思うようなところなんだが、
それがクライマックスの僧兵に効くのか効かないのか、
この頃から、南都は怖いなぁと、むしろ、この頃の南都が怖いのかと
思いなおしたりしながら、平家に焼かれるまでの道筋を思うのであった
さらっと大切なこともやってたが、
やがて武力を持つものがというくだりは、まさにその通りになって
源平時代へと続いていくんだなと、平安時代後期なんていう不思議なところの立ち位置というか
歴史を見ているようで、久しぶりにものすごく大河ドラマだと感じ入ったのでありました

とりあえず、帝と中宮様の仲もなんかうまいこととりもてそうだし、
名前も立派になったまひろ大活躍じゃんと、
今日だけみたら、凄くよい感じで、
かつ、逃げ戻った実家にすでに自分の居場所がないという切なさもあいまって、
いや、娘と分かれてそれでいいのかと思わなくもないが、
まぁそれはそれとして、しばらくは宮中のあれこれに気をもむ展開っぽく
楽しみである