アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

柏の葉公園で出会った花 その2 センダン(栴檀)とキリ(桐)の花

2011-05-27 | 樹木

柏の葉公園の野外スタジオ近くのセンダン(栴檀)の花は満開、キリ(桐)の花は盛りを過ぎていた。どちらの木も巨木で、木陰では、気持ちよさそうに家族連れがくつろいでいた。
撮影2011年5月22日 午後12時半ころ
画像クリックで原寸



センダン(栴檀)
「栴檀は双葉より芳し」の栴檀はビャクダン科のビャクダンのこと。このセンダン(栴檀)には芳香はない。涼しげな羽状複葉と藤色の花が美しいので、学校や公園や街路樹などに良く植えられる。ただ、根の張り方が粗く、台風等で倒れやすい傾向がある。
(以上山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花より)
センダン科 センダン属
別名「アフチ・オウチ」

 

 


  センダン(栴檀)の花
本年枝の基部の葉腋から長さ10~15センチの集散花序をだし、淡紫色の花を多数つける。
花弁は5個、長さ8~10mmの倒披針形で平開する。
雄しべは10個、紫色の花糸が合着して雄しべ筒をつくる。

 

 



キリ(桐)
ゴマノハグサ科には草本や低木が多く高木になるのはキリ属だけ。樹は日本の樹種の中で最も軽く、木目が美しく、狂いが少ないので、たんす・下駄・琴・金庫の内張りなどに使われる。花は葉が展開する前に、開花し、枝先の大きな円錐花序に薄紫色の花を多数つける。(以上山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花より)
今回見たキリ(桐)は盛りを過ぎ、花はかなり散り、葉も展開していた。昨年の果実が多数みられた。果実は果なのですでに熟して2裂し開いていた。
ゴマノハグサ科 キリ属

 


  キリ(桐)の花
枝先の円錐花序に多数花をつける
花冠は長さ5~6センチの筒状鐘形で、上部は5裂、裂片は平開する。
萼には茶褐色の毛が密生。雄しべは4個で下側の2個が長い。

 


  昨年の果実が2裂したもの


  太いキリ(桐)の木の周りには散った花が・・・

 

 



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