アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

エゴノキの花開花始まる

2011-05-13 | 樹木

マンション駐車場に植えてあるエゴノキの花が咲き始めた。昨年は花が少なかったが、今年は鈴なりの蕾がついている。満開になるのが楽しみだ。
美しい花に似つかわしくない名前は、果皮がえぐいことに由来。
えぐみはエゴサポニンという成分の味。
エゴノキ科 エゴノキ属
別名「萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)」
撮影2011年5月13日 午後12時半過ぎ
画像クリックで原寸


  エゴノキの樹形、横からと正面から


  枝先まで沢山ついた蕾。今年出た側枝についている。

 


  エゴノキの花
花冠は深く5裂し星状毛が密生する。雄しべは10本、花柱は雄しべより長い。


  膨らんできたツボミ。萼はコップ状。


参考サイト 樹木図鑑エゴノキ



メモ

・エゴノキは落葉小高木。北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。
・和名は、果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに 由来する。
・チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木(萵苣の木)はこれである。
・庭木などとして栽培もするほか、緻密で粘り気のある材を将棋のこまなどの素材にされる。
・また、果皮に有毒なサポニンを多く含む。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・初夏の山野のあちこちで、そこだけ白く光を集めたように咲く雑木林を代表する花木のひとつ。
・美しい花に似つかわしくない名前は、果皮がえぐいことに由来する。
・えぐみは果皮に含まれるエゴサポニンという成分の味で、果皮をするつぶすと泡だって石鹸のかわりになる。
・花期は5~6月。
・果実は8~9月に熟して割れ、茶色の種子をだす。
 参考文献 日本文芸社「樹木図鑑」