アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

群生して咲くヒメフウロ(姫風露)とアメリカフウロ

2011-05-17 | 植物

今年は近くの空き地の土手一面にアメリカフウロが群生して小さな花が開花。
また、例年通り、駐車場入口の側溝のヒメフウロも開花。
撮影2011年5月17日 午前8時ころ
画像クリックで原寸


ヒメフウロ
フウロソウ科 フウロソウ属
別名「シオヤキソウ」


  葉は、質が薄く、深く3~5裂しさらにこまかく裂ける


  オシベが立ち上がって、メシベに花粉をつける(自家受粉)
メシベの先の黄色いものが花粉(葯)
アメリカフウロと異なり、花の後ろに萼が見えない

 


  花弁が散ったヒメフウロ。花柱が5裂している。


  ヒメフウロの蕾。腺毛がたくさん。


昨年の ヒメフウロの花  撮影2010年5月3日



アメリカフウロ
昭和初期に京都で発見された北アメリカ原産の帰化植物。ゲンノショウコに比べて全体にやや小さく、茎の毛が多い。花は葉のわきの柄に数個つく。花の大きさは1~1.5cm。
フウロソウ科 フウロソウ属

 


  花びらはゲンノショウコよりやや細く、先がわずかにへこんでいる。
花びらの後ろに萼が見える

 


  花弁が落ちたアメリカフウロ


  アメリカフウロの蕾


数年前の アメリカフウロの花  撮影20080年5月21日


エゴノキの花が満開

2011-05-17 | 樹木

マンション駐車場に植えてあるエゴノキの花が満開になった。
エゴノキ科 エゴノキ属
別名「萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)」
撮影2011年5月16日 午前7時ころ
画像クリックで原寸

 

 

 


開花始めたばかりの エゴノキの花  撮影2011年5月13日



メモ

・エゴノキは落葉小高木。北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。
・和名は、果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに 由来する。
・チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木(萵苣の木)はこれである。
・庭木などとして栽培もするほか、緻密で粘り気のある材を将棋のこまなどの素材にされる。
・また、果皮に有毒なサポニンを多く含む。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』