廣池学園構内に数本あるユズリハ(楪)は、果実が出来ていた。
初夏に黄緑色の小花を総状につけるのだが、未だ撮ったことがない。
来年の課題として忘れないようにしたい。
新しい葉が生長してから古い葉が譲って落葉する様を、
親が子を育てて家が代々続いて行くように見立てて
縁起物とされ、正月の飾りや庭木として利用される。
ユズリハ科ユズリハ属
2012年11月29日
↓ 中央広場にどっしりと立つユズリハ(楪)の木
↓ 太い幹
↓ 果実(核果)と葉
↓ テニスコートの斜面に植栽されたユズリハ
左が雄株、右が雌株
↓ 雄株、葉柄が赤味を帯び美しい
↓ 赤みがかった葉柄の中心に新芽が見える雄株
↓ 雌株の幹
↓ 果実と葉
メモ
・ユズリハは雌雄異株の常緑高木。高さ6m内外。
・若い枝と葉柄は紅色を帯びる。
・4~5月頃緑黄色の小花を総状につける。
・楕円形の核果は11月頃熟して暗緑色となる。
・新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある。
・葉を新年の飾り物に用いる。
・枕草子には「ユズリハのいみじふさやかにつやめき」と書かれている。
広辞苑より