選挙の帰りに中学校裏門へのハナミズキ通りで1本だけ真っ赤な実のついたハナミズキがあった。
残りの木には、寒空に耐えて春を待つ灰色のツボミが多数ついていた。
ミズキ科 ヤマボウシ属
別名「アメリカヤマボウシ」
2012年12月16日
↓ ツボミ
↓ ツボミと冬芽
↓ 学校の裏門に続くハナミズキ並木
参考
ハナミズキの花。撮影:柏の葉公園、2011年4月16日 ⇒クリック
↓ ハナミズキの花後。撮影:東北道蓮田SA、2012/05/24 ⇒ クリック
メモ
●大正時代のはじめに、東京市長がアメリカへサクラの苗木を贈った際に、
その返礼に日本に贈られてきた「日米親善の木」として有名。
●庭木、公園樹、街路樹として植栽される。
●花はヤマボウシそっくりだが、ヤマボウシは総苞片の先がとがり、果実が集合果になる。
●花は葉が展開する前か同時に開花する。
●花弁のように見えるのは、総苞片で、長さ4~6cmの広倒卵形、先端がへこむ。
●総苞片の中心に黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつける。
●花弁は4個、長さ6mmほどの長楕円形で、そりかえる。
●雄しべは4個、花弁より短い。
●萼筒は淡緑色で浅く4裂し、萼片は三角形。
参考文献 山と渓谷社「樹に咲く花」