アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

クスノキの黒い実_柏の葉公園

2012-12-10 | 樹木

柏の葉公園には、大きなクスノキ(楠)が多数植栽されている。
どの木にも、小さな黒い果実がたくさん実っていた。
果実の大きさは直径8mm前後で一花序当たり、3~7個の果実をつける。
クスノキは暖地に生える常緑高木だが、葉の寿命は1年で、春に新葉がでるころに、
前年の葉が落ちる。新緑の美しい常緑樹。
花は、5月の終わり頃から、房状の小さな花を咲かせる。来年は、この花も撮りたい。
クスノキ科ニッケイ属
2012年12月7日

↓ クスノキの果実








↓ 可愛い新芽も見える




↓ 遊歩道の両側に植樹され、巨木になったクスノキ


↓ 太い幹のクスノキ。樹皮は灰褐色で裂け目があす。
木肌が綿密で耐湿、耐久性にすぐれている。



クスノキの果実は野鳥にも好まれる。
今年2月のブログ、「クスノキにメジロ」⇒ クリック

参考サイト 植物雑学辞典_クスノキ ⇒ クリック


真っ赤に実ったイイギリ(飯桐)の実_柏の葉公園

2012-12-10 | 樹木

サークルの友人から柏の葉公園サッカー場の近くに
真っ赤な実が綺麗なイイギリ(飯桐)があると教えて頂いたので、早速出かけた。
イイギリは雌雄異株の落葉高木。
和名の由来は、昔、葉で飯を包んだため。
花は5月に若い枝先きに円錐花序を下垂させる。(来年は、忘れずに撮りたい)
イイギリ科イイギリ属
別名「ナンテンギリ」
2012年12月7日









↓ イイギリ(飯桐)の実は液果で直径1cm位


↓ イイギリ(飯桐)の樹皮、淡灰褐色で皮目が多い。
材は白くて柔らかく桐ににる。



今年1月に林試の森で見たイイギリ ⇒ クリック

参考サイト 樹木図鑑(イイギリ)⇒ クリック


千葉県立柏の葉公園のモミジバフウ(紅葉葉楓)の紅葉

2012-12-09 | キママ日記

柏の葉公園のモミジバフウ(紅葉葉楓)の紅葉は盛りを過ぎてはいたが、
青空の下、まだまだ綺麗だよと言わんばかりに輝く紅葉を楽しんだ。
マンサク科 フウ属
別名「アメリカフウ」
2012年12月7日

↓ 公園管理事務所前のアメリカフウ並木










↓ アメリカフウの特徴であるコルク質の翼




果(さくか)がたくさん集まった集合果(しゅうごうか)。
穴から翼(よく)の付いた種子をばらまく。
落葉後も枝に長く残るので,よく目につく。








殆どの集合果は未だ樹上にあった。

今年9月、アメリカフウに秋の気配が感じられたころの景色は ⇒ クリック


市川市大町公園_自然観察園散策

2012-12-08 | キママ日記

「もみじ山鑑賞会」で美しいモミジの紅葉・黄葉を堪能してから、
長田谷津散策

↓ 山を下りて、鑑賞植物園方面へもどる


↓ 長田谷津の湿地を掘って池にしたそうだ。


↓ せせらぎ?


↓ 長田谷津の湿地を掘った土でバラ園を作ったそうだ。






↓ バラ園を出ると目の前に広がる長田谷津の美しい風景


↓ ガマの穂








↓ 職員?の方々も谷津の保全に急がしそうだ。


この後、鑑賞植物園でサボテンなど鑑賞

最後まで閲覧有難うございました。
コメント欄閉じています。


めも
市川市内には、23の谷津があるが、そのうちの15の谷津では
宅地開発が進み、谷底の大半が住宅に覆われている。残りの谷津も
住宅こそ少ないが、ほぼ全域が埋め立てられ、畑や公園になっている。
市川市内の谷津の景観と環境が残っている公園等は
中国分の「じゅんさい池緑地」
曾谷の「弁天池公園」
本北方「美濃輪公園」
堀之内「道免き谷津」整備中?

市川自然博物館 長田谷津の解説 → クリック


市川市大町公園_もみじ山鑑賞会

2012-12-07 | 樹木

サークルの友達のお奨めで、市川市大町公園で、
年に一回だけ一般に公開される「もみじ山鑑賞会」に出かけた。
この「もみじ山」は、市川市大町の「竹之内果樹園」さんの
敷地の一部を「もみじ山鑑賞会」として一年に一回だけ
一般公開されているそうだ。(千葉の観光まるごと紹介 による)
市川市鑑賞植物園入口から入り、自然観察園へ下る。

↓ 入口からは鑑賞植物園の大温室が見える


↓ 鑑賞植物園には、帰りによることにして
自然観察園へ向かう


↓ 長田谷津の美しい景色
四阿から右方向にもみじ山


↓ 「もみじ山鑑賞会」ゲート




↓ ゲートを入って振り返ると


↓ 正面から右に向かって、かなり急な斜面を登る


↓ 斜面の上には立木越しに見事な紅葉


↓ 登り切って、下を見下ろす。かんり急だが、階段が整備されているので上りやすい。


↓ 登り切った山の上の紅葉。木の上部は盛りを過ぎているが、まだまだ美しい。




↓ 写生サークルの野外講習会? 紅葉の絨毯が気持ち良い。


↓ 山の上を歩いて広場の方へ




↓ モミジの裏側に大きな蜂の巣




↓ ゲートに近い広場


↓ ゲートの周辺(こちらから入ることも出来る)


↓ ゲートを出たところ


この後、長田谷津の秋の景色を堪能。


シロヤマブキ(白山吹)の実

2012-12-05 | 樹木

シロヤマブキ(白山吹)の果実。
果実は痩果で、1花に光沢のある黒色の実を4個ずつつける
シロヤマブキ(白山吹)はヤマブキ(山吹)の白い花ではない。
ヤマブキの花は5弁だが、シロヤマブキは4弁。
バラ科 シロヤマブキ属
2012年12月5日
市川市鑑賞植物園




↓ これは果実が3個に見えるが・・・


↓ 殆ど葉が落ちていたので、一部残っているとことを撮った
葉は茎に対生し、2~4mmの葉柄を持ち、単葉。

参考サイト

Wikipediaーシロヤマブキ


シロダモの木に赤い果実と花

2012-12-03 | 樹木

近所の神社の入口に植えられたシロダモの木に赤い実と黄色い花が同時に見られた。
雌雄異株なので、この木は雌株。
葉は互生し、3主脈がはっきり見え、裏は緑白色。

クスノキ科シロダモ属
別名「シロタブ、タマガラ、オキノミノキ」
2012年11月30日



↓ 3主脈がはっきり見えるシロダモの葉と虫コブ
虫コブはシロダモタマバエによる。
4月に羽化した成虫がその年の新芽に産卵。孵化した幼虫は新葉に潜入し虫コブを形成。
初夏に成熟し、翌春に幼虫は虫コブ内で蛹化する。


↓ 果実、昨年咲いた花から実った






↓ 黄色い花(小さなお客さんがいた)
雌花は雌しべ1本と退化した雄しべ6個。先端に見えるものは黄褐色の鱗芽。


↓ この黄色い花は退化した雄しべが良く見えないので受粉が終わった花かもしれない。
ここにも虫コブが




↓ 葉裏も綺麗なシロダモ、虫コブは黒い斑点に

 

参考サイト

樹木図鑑 シロダモ

松江の花図鑑


フユザクラ(冬桜)別名コバザクラ(小葉桜)の花

2012-12-03 | 樹木

廣池学園構内中央広場にフユザクラ(冬桜)別名コバザクラ(小葉桜)が咲いていた。
フユザクラ(冬桜)は、
マメザクラとヤマザクラの雑種で葉が小さいのでコバザクラとも言われる。
10月ころから咲き始め、11月~12月に一度ピークを迎える。
その後ポツポツと数輪程度で咲き続け、春には小花柄(サクランボの軸)の長い
春花となって咲く。春には葉も花と同時展開する。
バラ科サクラ属
別名「コバザクラ・シキザクラ」
2012年11月29日

↓ 後に大きなイチョウの樹、遠くにモミジの紅葉、
気をつけて見ないと見落とされてしまいそうだが、
小さな花は、見事に開花して、しっかりと存在をアッピールしている。






↓ 名前の由来にもなった小さな葉の紅葉が見られた


↓ フユザクラの幹。若い枝先きの小葉も紅葉


↓ 一重咲きのフユザクラの花







メモ
ジュウガツザクラ(十月桜)について
● マメザクラとコヒガンザクラの雑種で小輪八重咲き。
● 別名「オエシキザクラ(御会式桜)。
● 10月ころに開花、春まで断続的に小さい花を咲かせる。
● 秋の花は春に比べて、花弁のねじれなどがある。
● 花は白色が多いが、淡い紅色、濃い紅色など。3~5個がまばらに咲く。
● 花は直径1.5~2cm。花弁10~15枚。雌しべ1個で雄しべより長い。
● 萼筒は長さ7~8mmで脹らむ。
● ソメイヨシノに比べると花は小型。

参考サイト

 植物の生態散歩

gunma-u Botanical Garden フユザクラ

 


ユズリハ(楪)に果実

2012-12-02 | 樹木

廣池学園構内に数本あるユズリハ(楪)は、果実が出来ていた。
初夏に黄緑色の小花を総状につけるのだが、未だ撮ったことがない。
来年の課題として忘れないようにしたい。
新しい葉が生長してから古い葉が譲って落葉する様を、
親が子を育てて家が代々続いて行くように見立てて
縁起物とされ、正月の飾りや庭木として利用される。
ユズリハ科ユズリハ属
2012年11月29日

↓ 中央広場にどっしりと立つユズリハ(楪)の木


↓ 太い幹


↓ 果実(核果)と葉




↓ テニスコートの斜面に植栽されたユズリハ
左が雄株、右が雌株


↓ 雄株、葉柄が赤味を帯び美しい


↓ 赤みがかった葉柄の中心に新芽が見える雄株


↓ 雌株の幹


↓ 果実と葉






メモ
・ユズリハは雌雄異株の常緑高木。高さ6m内外。
・若い枝と葉柄は紅色を帯びる。
・4~5月頃緑黄色の小花を総状につける。
・楕円形の核果は11月頃熟して暗緑色となる。
・新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある。
・葉を新年の飾り物に用いる。
・枕草子には「ユズリハのいみじふさやかにつやめき」と書かれている。
      広辞苑より


カイノキ(楷の木)の紅・黄葉

2012-12-02 | 樹木

廣池学園構内にある、カイノキ(楷の木)も紅・黄葉が始まっていた。
リースなどにも使われるという果実が真っ赤に実り、地面にも落ちていた。
各地の孔子廟に植樹されているが、ここ廣池学園構内の
カイノキは特に大きい方だと思う。
ウルシ科カイノキ属
別名「カイジュ、トネリバハゼ、ランシンボク(爛心木)、
ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)」
2012年11月29日

↓ 右隣にあるレストランより背の高い巨大なカイノキ
黄葉している左側の木はヒトツバタゴ(ナンジャモンジャの木)






↓ 紅葉・黄葉したカイノキの葉と果実








↓ 地面に落ちた果実


↓ プレートとカイノキの幹


↓ 日時計越しに見るカイノキの紅葉


↓ 記念館そばの広場にある大きなカイノキ(楷の木)
周りのモミジとのコラボが美しい


メモ
★ 楷の木は直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから
楷書にちなんで名付けられたとされる。
別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が
植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。
また各地の孔子廟にもうえられている。
孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、
学問の聖木とされる。
日本には1915年に孔林で採られた種子が伝えられ、東京都目黒区の
林業試験場(現在の林試の森公園)に植えられた。
雌雄異株で樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。
葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。
小葉は5-9対で倒卵披針形で濃い緑色をしている。
秋には美しく紅葉する。
花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。
雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。
秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。実は熟すると紫色になる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


廣池学園のモミジ(紅葉)

2012-12-01 | 樹木

廣池学園にはイロハモミジを中心に多数のモミジが植栽されている。
友人からのお奨め通りの見事な紅葉狩りができた。
モミジ科モミジ属
2012年11月29日

↓ 学園入り口近くのモミジ








↓ 記念館周辺のモミジ




↓ 真ん中にある巨大なカイノキ(楷の木)と周りのモミジのコラボ


↓ 構内の遊歩道周りのモミジ












↓ 広場に見える丸いドウダンツツジ(満天星躑躅)とモミジのコラボ


イチョウの葉は殆ど落ちて、綺麗な絨毯を作っていたが、モミジは今が真っ盛り。
他にも、ツワブキ(石蕗)、マンリョウ(万両)、カイノキ(楷の木)、
ユズリハ(楪)等の花、果実、紅黄葉を楽しむことができた。
この後引き続きアップ予定。

学園の方々が、この素晴らしい景色を、
市民に無料開放して下さることに、いつも感謝している。
大変有り難いことです。


イチョウ(銀杏)の絨毯

2012-12-01 | 樹木

友人から廣池学園のモミジ・イチョウが美しいと聞き出かけた。
どのイチョウも根元に美しい絨毯を作っていた。
イチョウ科イチョウ属
2012年11月29日

↓ 中央広場のイチョウ(雄株)の絨毯




↓ 中央広場のイチョウ(雌株)の絨毯の中にはギンナン(銀杏)が沢山。






↓ 大きなイチョウ(雌株)の全形


↓ 角度を変えてみると


↓ 入口近くにある大きなイチョウの絨毯






↓ イチョウの木の全形