森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

3月10日☆2025

2025-03-11 01:22:51 | 梢は歌う(日記)

3月10日は東京大空襲の日。80年前のその日、空にB29が300機飛んできて、東京の下町を焼き尽くし、そして10万人以上の死者を出しました。

10万人ーその数の死者を想像できますか?

 

今日(3月10日)の私の生活は、とっても平和な1日でした。

朝早くから、通勤と通学のために満員のバスに乗り、9時25分からの映画を見てきました。ボブ・ディランの、あれです(感想は別に書く予定です。)

それから義母の為の銀行と、自分の家の為の銀行回り。

回転寿司で美味しいひとりランチ。

バスから降りて、トボトボと歩いていましたら知人に会って、思いがけずにお茶タイムを持てました。

家に帰ってから、メールのチェックなどをして、そして畑に行きました。

畑もずっと放置になってしまったので、ちょっと頑張らなければなりません。

行く道すがら、梅の花などにスマホカメラを向けたりしました。

「そう言えば、今年は敢えてそのためには出掛けないけれど、街中で花追い人をやるのではなかったかしら。」と思い出したのです。1月からずっと、もろもろと落ち着かず、すっかりとその事を忘れていたのでした。

ちょっと元気になったら、やる気も出て来て、そうすると毎日は楽しいことでいっぱいです。

 

夕食時、あまり注意して聞いてなかったのですが、夫が2回ほど「美味しい」と言っていたように思います。

そう言ってくれたことに、もっと反応しても良かったと思いました。

当たり前のように聞き流す。それはそれで傲慢なのだと思います。

謙虚な気持ち、大事なことですよね。

とってもいい1日になりそうだったのに、ばったり会った知人に、私はあまりいい話をしませんでした。1年ずっと苦しんでしまったある人との経緯について語ってしまったからでした。なかなか抜け出せないのです、その穴から。だけどあとから詰まらないことをしたと悔やみました。言うなれば自滅です。

 

楽しいがいっぱいの1日でした。そして詰まらないことでモヤモヤした気持ちになった1日でした。

 

だけどそんな1日が送れたのも、平和だからなのですよね。

確かに、今の日本は問題が山済みです。どうなっちゃうのかなって、考え出すと、本当にムカムカしてくることがいっぱいありますよね。

だけどそれでも戦争はしていないし、お国の為に誰かのために戦い死ねと言われてはいないのです。空を見上げても、雨のように爆弾は降っては来なくて、美しい青空や夜には月と星が輝いているだけ。

過去にあった恐ろしすぎる歴史を決して風化させずに、かろうじてだろうが何だろうが、この平和を死守していかなければ、人類に「進歩」なんてものは永久に訪れず、天使がラッパを吹くのを待つばかりになってしまうと思います。

 

それは風化なのか。3月10日に東京大空襲があった!

2018年に上の記事を書いてから、ほぼ毎年、3月10日の事を書いてきました。途中から2023年までツリーになっていたのに、昨年はどうしたのかなと思って、自分の記事を読んでいたら、昨年の3月10日は萩尾望都氏の講演会に出かけていて、かなり遅くの3月26日に投稿していました。

3月10日「萩尾望都先生特別講演会」


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