上野の国立西洋美術館にて2月11日まで開催されている「モネ 睡蓮のとき」に、12月18日に行って参りました。
私たちより先に行ってきた友達が、「今度のモネは睡蓮ばっかしだった。」と言ったので、行く前に少々テンションが下がってしまいました。
だけど行ってみたら、決して睡蓮ばかりではありませんでした。確かにタイトルに「睡蓮のとき」とあるのですから、その絵画たちがメインでそしてその絵画たちに繋がっていく構成でした。
会場は、
「1.セーヌ川から睡蓮の池へ」「2.水と花々の装飾」「3.大装飾画への道」「4.交響する色彩」「エピローグ さかさまの世界」と、5つのコーナーに分かれていましたが、それぞれに魅入るような印象的な作品が多数ありました。
今ふと思いついて、写真に写したフライヤーです。ピンしゃんとしたものでなくてすみません。
でもこれを見ても「藤」「日本の橋」「日の出」など、分かっていただけると思います。
また「睡蓮」たちにも大満足でした。
なんたって、
これですものね。
写真を撮っていいコーナーがありました。
絵画の中の睡蓮たち・・・・
そして
お友達と二人で、大満足で「モネ展」を後にしました。
12月の上野は、晩秋と言えたかも。
だけどクリスマス間近でもあったわけで、クリスマスマーケットが・・・・。
ここはテレビでも紹介されていましたが、規模は大きくなくても上野らしいお店も出品されていたみたいで、もっとお店も丁寧に覗いてみても良かったかもなと、ほんのちょっとだけ後悔しました。
この日の「花より団子タイム」は
そして食後のお茶タイムは・・・
どこもかしこも混んでいましたが、楽しい一日でした。
お正月も終わって、家族のお仕事も始まりました。私は家事の合間に、お正月の特番ドラマなどを見ています。
だいたい年末から年明けは、いつもドラマブログになっています。
順番から言うと、遅れている「相棒」の感想になるわけですが、元日スペシャルの感想の前に抜けてしまっている7話と8話の感想をほんの少しだけ書いておきたいと思います。
そんなに全話感想に拘らなくてもと思うのですが、これはもう惰性と習慣と言うようなものですね。
7話の時、夫が「相棒」が始まった時に、お風呂に入るというので「見ないの?」と聞くと、「もう飽きた。」と言いました。
もうこれは面白いとかつまらないとかの問題ではないのですよね。
飽きたのですよね。仕方がないことですよ。なんたって23年も(22年と言うべきなのかな。)やっていて、それを見続けているのですよ。作っている方々も凄いけれど、見続けている私たちも凄いと思いますよ。
第7話「復讐者は笑わない」は、ある意味、敢えて書いておきたい回でした。なぜなら視聴率が10を切ってしまった回だったからです。
プライド高くこの役に向かい合っている水谷さんは、どんな風にこの数字を受け止めたのでしょうか。それとも数字に関してはスルーなのでしょうか(そうは思えないのですが。)
この回は、久しぶりに元捜一の三浦さんが出演しました。お話も元恋人、または遺族の許せぬ想いを描いていて、しみじみとしたものもあり「相棒」らしいものだったと思います。そして普通の人は、憎むべき者が目の前にいても、だからと言ってそうそう殺すことなど出来ないことなのだということをリアルに描いていたことに好感が持てました。ただ長く拉致されていた男が、心の中で憎しみを増幅させるのは分かるにしても、心が病むことは無いのか。またその肉体は解き放たれたからと言って、すぐに普通に動けるものなのかと言うところなどが疑問に残りました。
あと、そこは私らしい感想なのですが、元婚約者と被害者の父親のイメージが凄く似ていて、いつものように眠い時間に見ていたら、なんか寝ぼけていたのか混乱してしまいました。リアルタイムで見たはずなのに、それで翌日もう一回見直したのです。(だんだんボケていくなぁ(;^_^A)
第8話「瞳の中のあなた」
7話も8話もライターは川崎龍太さん。
この方、相棒season22第15話「マッターホルンの殺人」
のライターさんで、その記事の中に書いた感想と今回もほぼ同じです。
ラスト、チャップリンの「街の灯り」を思い出した方、多数いたのではないかと私は思いました。
そしてようやく第9話「最後の一日」の感想です。
陣川君・・・・・ああ、やっぱり。
私、もう前から本当に思っているのですが、もういい歳なんだから結婚させてやりなさいよ。きっとそれはそれで面白いと思うのですよね。だけど最初に彼が右京に言ったプレゼントの事が、最後の薫への贈り物に繋がるなんて粋だったなと思いました。右京は陣川君に反論していたと思っていたのに、ちゃんと言うことを聞いていたのですね。大切な人に贈り物をするというのは、大事な事であり素敵なことですね。
ああなってこうなってと盛沢山な感じが面白かったです。(雑な感想)
ゲスな奴は最後に報いを受けるという展開も、ざまあみろと思えて良かったです。
ただ伊地知が第九を聴いて喜んでいるシーン見て、思わず第九が穢れるわと思ってしまいました。そんな風に思わせる伊地知は石丸謙二郎さん。こういう役も上手ですよね。
今回ゲストが髙嶋政伸さん。
彼が演じる桧山は生番組で、娘を誘拐したというジョーカーの言うがままに、今までの浮気や経歴詐称などの件を告白する羽目に陥ってしまいます。
最初は止めに入っていたテレビ局も、事情を知ってからは、無理やり番組を続行することになりますが、そこはちょっと首を傾げてしまいました。状況は分かった時点で、そこは放送作家か誰かが、彼の告白に唐突感が出ないような繋ぎの言葉を作ったりしないのでしょうか。
それにこんな告白、番組的には滅茶苦茶美味しいのではないのかしら。
これ、生番組だったのでしょう。
だったら、もうネットライターさんたちも、この番組にくぎ付けで、バンバンとスマホやパソコンに彼の告白が流れてきますよね。もうみんなPV稼いじゃいますよ、きっと。
今回、面白かったのですが、こういうサスペンスにありがちな偶然の連続は・・・・やっぱり目を瞑るべきですね^^
イタミンと薫、それに鑑識の益子が、警察学校の同期の澤田菜穂(櫻井淳子)の家に、訪れて夫の澤田(藤本隆宏)を紹介されますが・・・・
この家でのシーンは面白かったので、たまたまの偶然であっても、まっ良いかってところです(上から(;^_^A)
ただ私、ドラマと言えども思っちゃうんですよ。
この出産した女性は、ひとりで子供を育てなければならないのですよ。育てながら殺人未遂で捕まった子の父を待つのでしょうか。
お人よしの陣川君が、彼が出てくるまで、何かと手を差し伸べるのでしょうか。
またすべてのキャリアを失い打樋がれる桧山に、子供と妻は彼を許し三人で仲睦まじく去っていきます。
今まで華々しく活躍してきたのだから、彼には貯金があるのだろうか。だからきっとしばらくは大丈夫に違いない。子と妻の支えがあったら、またいつか復活していくのだ、きっと。いやだけどあの弟はどうなるんだ、その間は。まあ、彼は彼で何とかなるだろう。
なーんてこと、あなた、考えません?
というわけで、惰性と習慣で書いている「相棒」の感想ですが、今年もよろしくお願いいたします。
【大事な事なので、記事には関係のないことなのですが追記させていただきます。パソコンで皆様のブログに訪問させていただいていますが、「いいね」などのアクションボタンが押せない状態になっています。申し訳ありません。これもこの前のサイバーテロの影響でしょうか。早くすべてが復旧しますように。】
「べらぼう」が始まりましたね。
冒頭、「ああ、私は好きなことがいっぱいあって良かったな。」と思ってしまいました。
「私は」と言いましたが、好きなことがたくさんある人はたくさんいらっしゃると思います。
ただ私のその好きな事の一つが、絵を見る事。
浮世絵もその範疇の中に入るものなんです。
そして私は無知。今だに知らないことがたくさんあるのです。
だから今回の大河も、凄く楽しみにしていました。
ちょっと姑の話なのですが、いきなり食事がほとんど取れなくなって、このままじゃ衰弱死してしまうわと言う状況になってきてしまって私は憂鬱。
起きてもやることもなく、気力もなくなっています。そんな母に「今日から大河ドラマが始まるよ。」と言うと、
「もう何年も見てないわ。」とのたまう。
私は心の中で「この前会った時に、『光る君へ』の中の石山寺の説明を、私に熱く語ってたじゃない。(母は大津出身)」と思いましたが、もちろん言いはしません。
「だけど今度は蔦屋・・・・・蔦屋・・・えっとなんだっけ・・・・・まあその蔦屋なんとかが主役なのよ。」と、私の知識はこんなもの。(知識じゃなくて単なるボケ的度忘れの可能性も(;^_^A)
「そしてその蔦屋なんとかを演じる主役が、綺麗な男なのよ。お母さん、元気出るから見た方が良いわよ。」←おすすめのポイントはいろいろあるのです。
「それにさ、彼がいなかったら(蔦屋なんとか)、浮世絵なんて読み捨てられる雑誌のようなものだったかもしれないと思うのよ。←勝手な私の考え
それを高いクオリティのものを見つけ後押しして、世に出していったから、逆に世界に流出して行って、そこはちょっと残念なんだけれど、だけど芸術として世に残り、海外の画家さんたちも彼らに影響されたのだから、その彼の物語が面白くないわけはないわ。」
「まあ、そうなの。面白そうね。」とにっこり笑って義母は言いましたが、その日の夜に、それを見たかは不明。
その蔦屋なんとか・・・じゃなくて・・・蔦屋重三郎を演じる横浜流星は、本当に美しい男性だと常々思っているわけですが、彼はその自身の美しさに頼らずに様々な役に体当たりで演じているような気がしていて、大好きな俳優さんです。
そしてその彼、やはり体当たりの演技(じゃなくて、余裕の演技かも知れませんが)でしたね。
初回で蔦屋重三郎がとっても好きになりました。
それに重三郎が、メディア王になっていく引き金が吉原再興の為だったなんて驚きました。(無知ですので)
冒頭から吉原炎上シーンで迫力がありましたね。
そしてOPも素敵でしたね。
音楽もジョン・グラムで期待値が上がります。
花魁姿の九郎助稲荷(綾瀬はるか)の吉原案内も面白かったですね。
だけど吉原に綾瀬はるかがいると、何となく「JIN-仁」を思い出していた私。そう言えば、このシナリオは同じ森下佳子が書かれているのですから、なにげにどこか同じ世界観が漂っていたのかもしれません。それは綾瀬はるかと言う世界観だったかな^^
衝撃的だったのは、やはり朝顔の裸体の死体だったでしょうか。
ツイッター(現X)の中には、やせ細ってなかった・病気の体ではなかったなどの意見もあったようですが、言われてみれば確かにそうだったなと思いました。でもこのシーンにそこまでのリアルさはいらなかったとも思いました。むしろ真っ白な裸体に哀しさが増しました。お芝居の世界では、敢えて見せずで何かを見せるということも大事なことだと思います。
しかし女郎屋の主人たちのゴージャスなお食事と比べての女郎たちの粗末すぎる食事には、心の底からむかつきました。
思わず、こいつらみんな飢えて死にやがれみたいな気持ちになったことは確かです。
ただHPのキャスト欄を読んでいたら、一概には言えない、これからが楽しみな方も多数いるのだと分かりました。
これからのエピソードが楽しみです。
実在の人物だと思うと、すぐに検索したくなってしまうのですが、今はちょっと我慢しています。始まったばかりですから。
と言いつつ、実は「田沼意知」については調べてしまいました。
ああ、この人は・・・・。
って、この人の事も、この人の欄ではありませんが、他の人の場所にこの先の事が書いてありました。要するに歴史の事実はネタバレではなくて、隠す必要がないってことなのですね。
「なりませぬ。」「よいではないか。」と藪の向こう側で、怪しいセリフのやり取りをしていた田沼意知。
でもそれは豪華なお弁当を、下女たちに分けてあげていたのでした。
そして重三郎と父・田沼意次との会話を遠くから見守り、その成り行きに楽しそうに笑っていたこの若様には、今後も期待できそうだと思いました。
でもこの人は、ああ・・・・・・。
って、今はそれは考えないことにしましょう。
田沼意次の言葉には説得力がありました。
まず自分はそれに向けて何かをしているのかと言うもの。
その言葉に、重三郎は目覚めます。
吉原に人が集まる工夫を考える。
次週からの彼の活躍が楽しみです。
でも私、ちょっと思うのですが、吉原が潤えば女郎たちはお腹一杯ご飯が食べられるのでしょうか。
今の時点でのあの食事の差 !!
吉原に必要なのは、上に立つ者たちの意識改革では ?
(なんか今の日本みたいね。むかむか)
だけどきっと重三郎の頑張りが、きっと何か風をおこしていくに違いありません。
ではまた次回に・・・・
と言いながら、「べらぼう」の感想は、ランダムでありテキトーです。
12月13日に見てまいりました。
最近映画は一人で行くことが多いのですが、珍しく星子さんと行きました。
退場するときに
「みんな笑い声が聞こえるくらい笑っていたのに、出る時にはしーんと静かに出ていくのね。そのギャップも可笑しいわ。」と彼女が言いました。
それで私は言いました。
「泣きたくなるような気持を我慢してるからじゃないの。」と。
コロナ禍の頃は意識して、静かに退場を心掛けていたかもしれませんが、今は盛り上がってるとワイワイガヤガヤしながらの退場はアリだと思います。
でもこの映画は感想を言い合いながらの人は、確かにいませんでした。
星子さんが私の言葉を聞いて、聞き返しました。
「えっ?! 泣く? なんで ?」
「だって、私、泣いたもん。」とワタクシ。
これはある意味、演出の力だったと思うのです。
ラスト近くのあるシーン。
(ネタバレになるので、最後に書いておきますね。)
星子さんはハートウォームムービーしか見ない。でも私は何でも見る。その違いかもしれないと思いました。
感動の既視感があるシーンで、私は胸に迫ってくるものを感じ涙が出ました。
子供の頃、お腹が痛くなると、体の中の小人さんが悪い奴らと闘ってくれているのだと思って、
「頑張れ、頑張れ、私の中の小人。」とお腹をさすっていました。
その小人さんは細胞と言う名前だったのですね。
正しい知識の元に漫画が描かれ、アニメになって実写化されて感動させる。
なんだかそれも凄いなと思いました。
そしてまた、自分自身の細胞たちに感謝したい気持ちになりました。
アッ、感謝するなら、もう「食べすぎちゃった💛」は止めるべきですね・・・・・ははは・・・・乾いた笑い・・・・・
予告編で「これ、絶対に行く。」と思ったのは、阿部サダヲのこのシーン。(以下も敬称略で書かせていただいてます。)もうおかしくって笑いをこらえられませんでした。予告編でも本編でも。彼、上手いからね~。
そして白血球の佐藤健、赤血球の永野芽郁、とっても良かったです。
永野芽郁は可愛らしくまた一途さを感じられて良かったし、佐藤健のアクションもカッコ良かったです。
売店で白血球の帽子が売られていました。
「うーん、これは飾るか、おうち専用に被るか・・・・。」と言っていたら、
「白血球、いたよ。」と星子さんが、目線を送ってきたので、その方向を見たら、その白血球の帽子を被って、白の服で身を固めたコスプレ少年がいました。
微笑ましかった^^
なり切って映画を見に来たのですね。
Fukaseはあんなに愛の歌を歌える人なのに、けっこう怖い役をやれる人ですよね。でもそれでもどこかに「哀」があるのですよね。
出演者の皆さんはみな良くて、その一つ一つのエピソードも良かったです。
漆崎日胡(芦田愛菜)が好きな人を見て、アドレナリンが上がってしまうところなども、思わず笑いがこぼれました。
素敵な出演者の確認や解説などはこちらで→はたらく細胞 : 作品情報 - 映画.com
手の込んだ背景・・・
胸が痛いね。 ↓
今、思いだしてもジワァと来てしまう、思わず泣いてしまったシーンですが、
荒野(体の中だけれど)を行く赤血球。
美しいオーロラは、その体を救うための放射線治療。だけれど、それは自分の中の良い細胞たちも殺す治療でした。
終わりの時が近づいてきているのに、最後まで自分の使命を果たすために真っすぐに進んでいく赤血球、たった一人で。みんなの想いを胸に。
うううっ。(/_;)
笑って泣いて、感動させて、良い作品だったと思います。
19歳なのは、このブログです。
2006年の1月2日から始めて19年が経ちました。
こんなに長く続くとは思っていませんでした。
何となくきちんと向き合えない時も、確かにありました。
ツイッターを始めた時とか、アメーバーでピグのゲームに嵌りそこでの交流を楽しんだ時などは、更新も滞ったと思います。
ただその時、ゲーマーよりはブロガーでいたいなと意識してここに戻ってきたのです。
またあくまでも私自身の事ですが、短文ばかり書いていると、そればかりしか書けない人になってしまうなと言うのも分かりました。
つたない文章を書き続けたことは、仕事でも直結して役にたったこともあったし、自治会の役員をやった時の地域新聞などは、今までのブログアクセス数の、マックスこの数の人に読んでもらえたという自信がなければ、ひとりで作成したものを、恥ずかしくて800という世帯に配布するなんてことは出来なかったと思います。
これはブログの功罪の功なのか罪なのか分からないことなのですが、10年くらい前の事でもつい最近の事のように感じやたら覚えているのは、ブログに記録し記憶し直しているからだと思うのです。
この記録し記憶し直すというのは大事なことで、ネタバレになるからと映画やお芝居の感想をぼんやりと上澄みを掬ったような事を書いていたりすると、のちに読み直しても、まったく記憶に残っていないことがあったりもして、時には「意味がないな」と思うこともあります。
でも時間や生活に追われていると、この意味のないことを結構やってしまいますよね。
それでもですね。
最近そんな意味のないことをしていても、やっぱり他の視点では意味があるのだと思っています。
ずっと継続していたことが止まった時、そこにはその人なりの理由がちゃんと存在するのですよね。
「出来なくなった。」がその一番の理由だと思います。
飽きたからどうしてもやりたくなくなったというのもあるかもしれませんが、私の場合は19年もやっていて、それはないなと思います。
他の方だったら、出来なくなったの理由に仕事や介護などで時間が無くなったというのもあると思います。私の場合は畑や陶芸などでも、結構時間的には厳しく感じて更新頻度が落ちることがありました。でもそれでは止めません。
実は私は、この「出来なくなった」は、私自身を知るバロメーターになっていくのかと思っているのです。
母は何十年も簡単な日記をつけていました。
亡くなった父が、以前「その日に何があったのか、お母さんに聞けば分かるよ。」と言っていました。母の日記は「行った、来た、見た、電話した。」程度のものでしたが、それでも十分だったと思います。それをある日ぱったり止めてしまいました。
たぶん出来なくなったのだと思います。老いのせいで。
この先、私のブログも「行った・見た・聞いた」くらいしか書かないようになっても、続けられるうちは続けていくつもりです。
なんたって二十歳前なのですから。
※ ※ ※
1月1日の出来事
なんて素晴らしい初日の出の風景でしょう。
でもこれはテレビを写したものです。
毎年、これを見てから横浜に向かいます。
車窓から撮ったリアル富士山。
晴れ渡ったお正月の空も印象的でした。
その後は父と妹が眠るお墓に行って参ってきました。
霊園は赤い南天があちらこちらに実っていました。お正月らしい色合いです。よく見ると、桜の木が植えてあったり薔薇のアーチがあったりで、季節季節で訪れる人を癒す気づかいのある霊園なのだなと思いました。
管理費ばかり取ってお墓の通路すら掃除しない義父のお墓や、いつかなんでか付き合ってと連れていかれた友達の、かなり有名な霊園などは鬱蒼としていて如何にもお墓という感じだったのを、こんな新年から思い出してしまいました。
お墓はあれば良いし何処も同じじゃないのか?
いや、違うなと、私は思いました。こんな事でも「出会い」って大事なことなんだなと思ってみたりしました。
そして例年通り、デニーズで朝食です。混んでいました。
その後は実家に行って、新年会のための準備のお手伝い。そして新年会。ビンゴをやったり、又姪ちゃんのリコーダーとダンスの発表を見たり、楽しいおしゃべりをして帰ってきました。
今回は名都さんがインフルで欠席。姪の家族も又姪ちゃんの一人が熱を出し欠席。14人の新年会でした。
来年は全員集合できますように。
ビンゴで頂いた景品。ランプで可愛いですね。そしてやっぱりランプは電池式のが良いよねと思ってみたり・・・・・。
ラッタさんにはマイ畑で取れた大根をお土産に。
そして母には・・・・
湯飲みをプレゼントしました。
前に今度頂戴と言われていたので、下手ながらけっこう気合を入れて作ったのです。
でも持っていく時に、ふと不安に思いました。「頂戴」と言ったことなどを、覚えていないと言うのは想定内です。
だけど「作ってきたからあげるね。」という意味が分かるかどうか・・・・。
半分は、思っていた不安通りになってしまいました。
「これを」と言うと
「何も入ってないじゃない。空のものをどうやって飲めというのよ。」とカラカラと笑います。
その後、姉がかなりきつい口調で、「花ちゃんの手作りの湯飲みよ。お母さんのために作ったんだって。」と説明すると理解したようで、
「これ、あなたが作ったの!?」とようやく喜んでくれたのでした。
でも今頃は、「なんだ、これ。」と思っているか、それならまだマシで、何も感じず使うのでしょう。
いやいや、それで良いです。姉がちゃんと使わせてくれそうなので、ホッとしています。
でも・・・・・あーあ・・・・ってちょっと溜息。
だけどさ、日本って年末には
「よいお年を」と挨拶して、一日が過ぎると「あけましておめでとう」と言うじゃないですか。
朝日がいつものように上がって来て、いつものように今日が始まるだけ。
だけどそこに意味や意義を見出してしまうし、あの朝日は希望の光にも感じるのです。
そうすると、新年に向けて新しい抱負や目標のようなものが、ふつふつと心の中に沸き起こってくるから不思議です。
頑張ろう、私。
頑張れ、私。
だって、何かを頑張っていたほうが、人生は楽しいよね。
トップ画像は、
「朝日も良いけど夕陽もね。」
感想の前に、予定確認などを(笑)
「光る君へ」の総集編は、12月29日12時15分から。一の巻から終の巻まで5話。終了が16時3分。
その後《「光る君へ」グランドフィナーレ〜まひろと道長からありがとう〜》。吉高由里子と柄本佑、そして作者の大石静香が今だから語れる撮影秘話などを。
それが16時23分まで。
その後「道長さんぽ」。道長役の柄本佑がゆかりの地をなどを訪ねます。
こんな流れで29日は、「光る君へ」の余韻に浸れますね。
あっ、そうそう。「道長さんぽ」は16時23分から33分まで。
えっ、ええー!?
これ、期待していたのに、たった10分の番組だったのですね。
そこはちょっと残念なような気がしますが、こんな風に一つ一つが終わっていくのですよね。
というわけで、「光る君へ」の感想です。
このドラマの感想は、9話まで書いていました。大好きなドラマだったので、書き続けられたら良かったのにと、少々悔いの気持ちが残ります。
止めてしまったのは、そんなに明確な理由があったわけではなかったのでした。
別に散楽の一員 直秀(なおひで)ロスになってしまったからではありません。
言えるのは、なんとはなしの体調不良に理由があったように思います。あとで検査したら白血球が異常な数字を出していました。そのくせそれを知らずあっちに行ったりこっちに行ったりとで、毎日遊んで暮らしていました。
その頃から畑も借りました。
いや、そんな話はどうでも良い事でした。10話はタイトルまでは下書きに入っていました。書く気満々だったと思います。
ただ私、好き度が高いと、大河のあとにかなりあっちに飛んだりこっちで調べたりと、時間を費やしながら余韻を楽しむ習慣があって、その時も花山天皇の出家の大事件を調べていたのです。そしてその時に『疲れ』を感じて、そのまま毎週感想を書くことから離脱してしまったのでした。
この花山天皇を本郷奏多が個性的で魅力的に演じ、惹きつけられましたね。
そして
この絵にも惹きつけられました。
花山天皇は、その後も長徳の変で登場してきて、中関白家の伊周たちは失脚する原因を作りました(原因を作ったのは伊周たちですが。)
ほんと。簡単で良いからずっと書けば良かったと、繰り返しですが思ってしまいました。
なぜならこんなにいろいろあったのに、最後にワン記事では書ききれないからです。
本当に魅力的なエピソードがいっぱいでしたね。
先に直秀ロスになったからではないと書きましたが、ほんの微かにはあったかもしれません。
彼がいた頃、私は身分の違う三人の友情物語かと思っていた節があるのです。だから彼が死んでしまって、吃驚しました。
だけど後になって彼は物語の上でも、とっても大事な役割を持って登場してきたのだと思いました。
言うなれば、道長とまひろに共通の深い悲しみを持たせ、二人の共通世界の礎の人だったのでしょうか。
道兼の最後、伊周の人生、定子の儚さ、晴明の魅力・・・・
そして彰子の成長、美しかった一条天皇、強かった倫子の魅力、道長の周りの貴族たち・・・
可愛らしかった弟の惟規、寛容だった夫の宣孝・・・
描ききれないから書かないだけですが、みな魅力がいっぱいの登場人物でしたね。
この楽しくてワクワクした一年を彩った方々に、感謝の気持ちさえ感じます。
この「光る君へ」の中の気になるエピソードなどは、また別の機会に少しだけ書いて行こうかと思います。その時はドラマの話とは離れるかもしれませんが。
このシナリオって本当によく出来た傑作だったのだなと強く感じたのは、若武者 双寿丸(そうじゅまる)の存在でした。
いったい彼は、何のために出て来たのかと思っていました。誰かの息子でもない彼は、まさかイケメン枠の補充ではあるまいなとか思ってみたりみなかったりとか(笑)
それとも賢子を失恋させ、宮中に向かわせるための要因だったのでしょうか。
それが最終回で、強くその存在意義を放ちました。
彼は次の時代の象徴だったのですね。
やがて来る武士の時代の。
「道長様・・・・」
「嵐が来るわ」
で、まひろのアップのストップモーションで終わりました。
この物語、「完」とか「終わり」とか最後に出なかったことが話題になりました。
誰かが儚く消えて行っても、みなその後の人生は続き、そして時代も川の流れのように留まることはないのでしょう。
そうのような事を隆家(伊周の弟)も言っていましたよね。
道長の守った平安の世は、やがて力でのし上がっていく武士の時代に流れていくという最後だったのでしょうか。
子供の頃、清少納言も紫式部も美しい名前だと思いながらも、実はあまり好きではありませんでした。なぜならそれは彼女たちの役職名だったと思うからです。
「蜻蛉日記」の作者は、藤原道綱の母。なんだか論外という感じ。
まるでこのブログだったら「ルート君ママ」という名前になってしまうのですよね。
ブログだとワンコ、ニャンコのママと言うハンドルネームがあるじゃないですか。まるで、そんな感じがしませんか。作品の作者名だからペンネームと思えば良いのかと思うのですが、反面、彼女たちの本当の名前は何だったのだろうかと思っていたのです。
歴史に名を遺す。その野望は男のみのものではなかったと思います。
だけど政治にも大きく影響を与えた平安文学の代表作の作者は、その本当の名前が残っていくことがありませんでした。(説はあるようですが)
そんな彼女たちに、まひろやききょうと言う名前を与え、この平安を生き生きと生かしたこの物語は素晴らしいと思いました。
そして何よりも、鳥肌ものだったのは、学校でも道長の権力を誇った歌と習った「望月の・・・」の歌が道長がまひろに贈った愛の歌にしか聞こえてこなかったところでしょうか。最終回の日、今年最後の満月で、この日を狙って最終回にしたのかと思ってしまいました。
12月15日の月です。(トップ画像も。電線邪魔。消すともっと変・涙)
どんなに離れてしまっても、かの人と同じ月を見ている―。
それは私たちにも同じことが言えるのではないですか。
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」
(月岡 芳年(つきおか よしとし)作)
石山寺にはいつか行ってみたいものですね。
トップ画像は、12月の水元公園です。
12月にも近場ですが、美しいものを求めてお出掛けしています。
ですが、ブログの方は少々ドラマの感想が続きます。
ドラマって、すごく好きだと思って見ていても、なんでだか時がその記憶を奪っていくスピードが速いのです。
杉咲花さんは好きな女優さんです。どなたかが「今年は『アンメット』と『海に眠るダイヤモンド』が‥‥」みたいなことを言っていた時、ふと「アンメット」ってどんなお話だっけとなってしまった自分が情けないなと思いました。今年の春シーズンで一番トキメイタと言うのに。
やはり10回から12回って短編小説のような感覚になってしまうのでしょうか。
いや、そんな事はないですね。星新一のショートショートでもちゃんと覚えているのもたくさんあるくらいだし、それよりも視聴時間が短いはずの映画だと意外と記憶が残っていたりします。そう言えばスペシャルドラマって、やっぱり記憶に残っていたりします。
このドラマの忘却率の高さはどういう事か・・・・・
アッ、やっぱり、見過ぎッてことなのかしら。
というわけで、少々の忘却防止メモ(笑)※敬称略で書かせていただきます。
・11月の暮らし☆2024という記事に「私的には今シーズンは当たりで、1週間で12本も見ていました。」と書きました。
ドラマ視聴は趣味ですから。でも続けて「月曜日に今見ていた二つのドラマを基準にして、来シーズンは、それよりも好き度が低いドラマは見ないことにしようって。」とも書いたのです。その二つのドラマは
(月)「嘘解きレトリック」と「モンスター」でした。
「嘘解きレトリック」は祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所に浦部鹿乃子(松本穂香)が助手として働き、二人で事件を解決していくという昭和初期のレトロな雰囲気のほのぼのミステリーです。鹿乃子には嘘を見分ける力があり、それが推理には大活躍なのですが、祝左右馬に出会う前の彼女は、村ではその力によって気持ち悪く思われ疎んじられていて、それで自己肯定感が低い、ちょっとネガティブ少女です。
だけど移り住んだ町では、皆に愛されて、最終回の最後に撮った集合写真に心が温かくなりました。家族で楽しめるホットなドラマでした。
「モンスター」は趣里・古田新太・ジェシーのリーガルドラマ。
古田新太はこの人がいれば大丈夫と言うような謎の安定感があるし、朝ドラ後の趣里は本当に主役の顔をしていて、なんかすごく綺麗になったという印象がありました。
そして私はジェシーと言う人がちょっと好きになってしまいました(笑)
それから趣里が「相棒」の右京と同じ紅茶の入れ方をして「昨日ドラマで見た。」と言ったのは、なんか微笑ましかったです^^
(火) 最初は「オクラ」だけかなと思っていたのですが、途中から「宙わたる教室」と「民王」が加わりました。みんな配信で全話見ました。
「オクラ(迷宮入り事件捜査)」は飛鷹千寿(反町隆史)と不破利己(杉野遥亮)のバディもの。
最初はお気楽な刑事ものなのかと思っていたら、ダークヒーローな物語で、今シーズンの中で異色な感じがしました。そこが狙いでもあったかなと思うのですが、少々感情移入しづらかったです。
「宙わたる教室」は傑作だと思いました。
HPのあらすじをお借りしました。
『あらすじ: 東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(小林虎之介)。授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(ガウ)。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(伊東蒼)。青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(イッセー尾形)。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・』
理科の教科書を読み直したくなりました。
原作も読みたくなりました。
「民王🄬」は総理大臣(遠藤憲一)と国民のだれかと入れ替わってしまうというお話で、9年前に息子と入れ替わってしまった「民王」の続編です。
なんかネットニュースなどでは、あまりいい事は言われてなかったです。なんだか期待外れのような事を言う方もいたけれど、私は全くそんな風には思えませんでした。
滅茶苦茶面白かったです。だけど今の政治に対しての風刺がかなりはっきりしていたので、これを悪く言ってるのって、ドラマに対して良くない印象を与えたがっている人の罠なんじゃないかと思っちゃった。
風刺ドラマをコメディでやるのって凄いと思います。
人にもお勧めできるドラマだったと思います。
(水)「相棒」と「全領域異常解決室」
「相棒」、そう言えば2回ほど感想が抜けてしまいましたが2つのドラマの感想は書いています。
(木) 「トラベルナース」と「オクト―season2」
「トラベルナース」は那須田歩(岡田将生)と九鬼静( 中井貴一)のナースバディもの。
歩は35歳、静は62歳設定で、親子の年齢なんですよね。でも良い感じ。テレ朝は「ドクターx」が終わってしまったので、次はこれでシーズンを重ねるのではなんて思っていたりもします。内容も良かったですよね。
「オクト―season2」はたまたまTVerで見つけて、見続けてしまいました。「season1」は見ていなかったのですが、筋的には問題なく大丈夫でした。
飯豊まりえ主演で面白かったのですが、何となく最終話はイマイチ納得がいかなかったような気がしました。それに最後の子供の感情が怖かったです。
(金) 「ライオンの隠れ家」
これもまた傑作でしたよねぇ。
キャスト:
小森 洸人 | … | 柳楽優弥 |
小森 美路人 | … | 坂東龍汰 |
牧村 美央 | … | 齋藤飛鳥 |
橘 愁人 ・ライオン | … | 佐藤大空 |
高田 快児 | … | 柿澤勇人 |
須賀野 かすみ | … | 入山法子 |
貞本 洋太 | … | 岡崎体育 |
天音 悠真 | … | 尾崎匠海 |
船木 真魚 | … | 平井まさあき |
小野寺 武宏 | … | 森 優作 |
工藤 楓 | … | 桜井ユキ |
柚留木 ・ X | … | 岡山天音 |
吉見 寅吉 | … | でんでん |
橘 祥吾 | … | 向井 理 |
橘 愛生 | … | 尾野真千子 |
何でこのドラマだけこんなにキャストを載せているのって感じですが、すぐに名前が出てこないような人が多いからと思って、HPからコピーしてしまったのですが、これ、途中を消すと大変なことになるケースのような気がするので、そのままお借りしてしまいました。豪華にルビ付き(笑)
でも忘却防止メモなので、これが正解なのかもしれませんね。
10回の時、祥吾が捕まって愛生が家に戻って来て、そして終わりかと思ったら、11回がありました。
それぞれがそれぞれの道を選択して、次に進んでいこうとした最終回は、本当に良かったですね。
(土)は一応お休み。
夫は「放課後カルテ」を見ていて、私は見ていないって言っても感想を言って同意を求めるので「それ、ひとりごとですか?」と言いたくなってしまいます。
で、なんかだいたいのあらすじを知っています。でも見ていません。
(日)凄く楽しみにしていたのは「光る君へ」です。
大河の最終回はいつも感想を書いているので、書く予定です。
そして「海に眠るダイヤモンド」。
感想を書きました。→「海に眠るダイヤモンド」、良かったですよね~!!!
ドラマ制作のキャスト・スタッフの皆様、楽しい時間をありがとうございました。
次のシーズンも楽しみにしています。
(実は見終わったすぐ後の23日の夜中に書き始めたのに、もろもろなことで挫折して途中で放置状態になり、またも遅れてしまいました。それでもちょっとでも自分ワールドに何かしらの記憶を残しておきたいようなドラマでしたね。)
※ ※
「光る君へ」のない日曜日、ロスの寂しさに負けずに済んだのは「海に眠るダイヤモンド」の最終回2時間スペシャルがあると分かっていたからでした。
―なぜ鉄平は、朝子を置いてリナと島を出て行ってしまったのか。
その後鉄平はどこに行ってしまったのか。―
そしてその2時間は、本当に涙を友にして見続けた時間になってしまいました。
このドラマの初回、鉄平が端島に戻ってくるシーンを見ていて、なぜか私は「タイタニック」を思い出してしまいました。
その事を伝える前に、姉の方から同じことを言われたのです。
頬を紅潮させながら、希望に満ち満ちて走っていく鉄平の姿と、今では端島が軍艦島と呼ばれている廃墟であることが、あの時希望に燃えて走りながら船に乗り込むジャックと、今では海の底深くに藻屑となって眠るタイタニックと重なったのでしょうか。
だけどどうもその秘密は、音楽にもあったらしいのですよね。
それと現在のヒロインが昔語りをするという方式にも、タイタニックの方式が採用されているのだとか。
だけどそんな説明などを受けなくても、見ていて連想をした方は、たくさんいたのだと思います。
現に進平兄ちゃん役の斎藤工さんは、シナリオを読んで、これは野木亜紀子版のタイタニックだと言ったそうですね。
そして最終回にも、そのタイタニックを連想させるシーンがありました。
あの幻のプロポーズシーンです。
あのシーンで涙を我慢なんてできましたか?
あのシーン、鉄平が持っているように見えたのは花だけ。だけど最終回後に映されたれにはこれには
ちゃんと、鉄平は花をあのギアマンの花瓶に入れて、朝子にプロポーズしていたのですよね。
あの花瓶、本当にキラキラしていて美しかったですね。
朝子に、本当に見せたかったです。
あの日、鉄平は朝子にとってはダイヤモンドに匹敵するギヤマンの花瓶を持って、彼女にプロポーズをしようと思っていた、人生最高の日だったと思います。
そして朝子にとっても、ああ、とうとうこの日が来たのねと予感がした、やはり人生最高の日。
それなのに、たった一日が二人のその後の人生を分かつてしまったのでした。
夜が明けるまで外で待っていた朝子。
途中で朝子に声を掛けに行きたかったけれど、それが出来ないほど緊迫し追い詰められていた鉄平。
何度も朝子に待っていてという手紙を書いては破り捨てていた鉄平。
確かに初回の時に、子供を抱いて海に逃れるリナが映し出され、決して平穏ではいかないぞとは覚悟していました。だけど概ねは端島の歴史と幼馴染4人と進平兄ちゃんとリナの青春物語で、お話自体もキラキラしていたと思います。
それが最終回の2時間で、こんな過酷なお話になるなんて。
鉄平が可哀そうすぎます。こんな人生は高倉健さんの世界だよって思ってしまいました。
朝子は子供の時に鉄平から貰った花瓶を捨てて、気持ちを切り替えて新しい人生を歩んでいきました。結婚をして二人の子供を産んで、そして会社も作りました。
鉄平は追われることがなくなった後、端島の見えるところに居を構え、そしてそこに二人で植えようと誓ったコスモスをたくさん植えていました。
そのシーンも泣けました。
きっと寂しかったと思います。
だけど彼も、端島が世界遺産になって立ち入れなくなる前に、あの花瓶をきっと自分たちが住んだであろう家族用の部屋に置いてくることで気持ちを切り替えたのだと思います。ずっと朝子の事は想っていたけれど、それでも地域の子供たちの話を聞き、居場所を作り、そして自分が亡くなった後は、家をフリーペースになるように寄贈したのです。それをただ孤独なだけではなくて、親友の賢将が寄り添い続けてくれたのですよね。
彼は素晴らしい人でした。きっと素晴らしい人生を送ったのに違いありません。ただ朝子との人生は「共に」ではなくなってしまっただけ。
だけど心の中では、いつも共に居たのですよね。
書いておくべきことはたくさんあるかもしれません。サワダがリナと進兄の子供の誠だったとか、玲央は本当は鉄平には似てなくて、たぶん血縁のものではないとか・・・・。
最終回にワン記事なので書ききれるものではありません。
でもその一つ一つにちゃんと意味があって、胸に迫ってくるものがありました。
私ちょっと思いました。
きっと鉄平は、遠くでずっと朝子の事を見守り、その幸せを祈っていたでしょう。もし朝子の会社が株式ならば、そっと会社の株を買っていたのではないのかと。
玲央は鉄平には似てなかったのに、最初に朝子と出会った時、朝子にはそう見えた。
そして声を掛けたくなったのだといいました。元気か、大丈夫かと。まるで鉄平がやっていた外勤の仕事のように。
そして私はまたもちょっとだけ思ってしまったのです。
それって「葬送のフリーレン」のフェンメルみたいじゃない?
って。
朝子は崖っぷちに立っているような、玲央に声を掛けたくなったのです。鉄平ならそうするなって思えたからじゃないでしょうか。
素敵なお話でしたね。
廃墟の島、軍艦島。前からちょっと憧れていました。条件付きですが、廃墟好きなのです。崩れ行くかつて繫栄していた街。なんかワクワクするような感覚がそこにはありました。でも行くにはちょっと遠く憧れどまり・・・・
だけどこの先、この軍艦島に訪れる機会があったならば、私は「端島」と呼び、目を閉じて過ぎ去った人々の生きたざわめきに耳を澄ます事でしょう。
King Gnu - ねっこ
ドラマの最終回が続いていて、今シーズンは本当に毎日楽しませていただきました。「全領域異常解決室」#10の感想のあとに、続けてドラマブログで行きたいと思っているのですが、とりあえずは11月を終わらせようと思いました。最近ではこれを書くのが習慣化していて、終わらせないと落ち着かないのです。
でもね、これ、本当に脳内整理に役に立つのですよ。
それに時には立ち止まって振り返ってみないと、あまりに時がさらさら過ぎて行ってしまうので、「何をしていたんだ、私」状態になってしまいそうです。
それの防止にもなっていると思います。
ただブログと言うのは、アナログの日記とは違いますよね。備忘録のみに終始するのも面白くないし、書ききれないのも事実。
また全部書く必要もないことですよね。
書きたいことのみを書き、備忘録的なことは、みなおまとめ日記に書くというのもアリかなと、ちょっと今更ながら思ってみたりしています。
ここ数日のように、まったくブログと向き合えない気持ちになることがあっても、やっぱりまだまだ止めないと思います。
それゆえにちょっと考えたりするのですね。
囲みは昨年の11月の暮らしです。
その囲みの下は、何も考えていないかのようなお気楽な私の11月の暮らしが書き留めてあります。
どこかで何か、共鳴していただけるような事があったり、何かを考えたり思い出したりする引き金になどなれば幸いです。
11月の暮らし☆2023昨日スーパーで知人に会いました。その人とは、共通の知り合いで転んで頭を打ってしまった事からその後の人生が大きく変わってしまった人の、答え合わせのない近況を心配しあったのち......
映画
ドラマ
10月から「相棒」と「全領域異常解決室」が始まったので、一応その二つの感想は書いてます。
「全領域・・・」の方は、リンクした記事に今までの感想もリンクしていますので、もし興味がある方がいらっしゃったら、いらしてくださいね。「相棒」の方はカテゴリーからお願いします。
私的には今シーズンは当たりで、1週間で12本も見ていました。
ドラマを見るのが趣味なので、まったく問題はないのですが、ふと思いました。月曜日に今見ていた二つのドラマを基準にして、来シーズンは、それよりも好き度が低いドラマは見ないことにしようって。
だけど線引きが難しい。
ドラマ好きにそれが出来るのか否か。
でもそれをしないと海外ミステリーとか見る時間が作れないから。
えっ、結局ドラマを見るための時間づくりなのって驚かれそう(笑)
だから言ったでしょ。ドラマを見るのは趣味なんだって。
読書
ドラマのところで書いた事の続きですが、少し読書時間も意識しないと増やせないなと思っています。夜になると皆様のブログ周り。それは良いにしても、ついついネットニュースなどで見たばかりのドラマの感想なんかを読んでしまったりも、活字中毒の部分を満たしてしまっているような気がします。
漫画
これもまた何も感想を書いていませんが、たまたま入会してしまった漫画サイトのピッコマで、夜な夜な何かを読んでいます。こういうサイトってお気楽なので読みやすいのですが、気になる作品は課金もしてしまうので、恐ろしいと言えば恐ろしいです(;^_^A
お出掛け
その時の上野の様子は
◎ 実家に帰ったというと、格別なお出掛けには思えないのですが、意外と大荷物だったりして、横浜と言えども最近では遠く感じたりもします。
その翌日にはラッタさんとまた会って、ランチをしてから帰りました。
◎ 23日にはピアノ教室の大人の方たちの発表会に行きました。
この時「おおたかの森」の駅前広場で、何かのイベントもやっていて、帯などが切れてしまった本などが値引きされて売っていましたので2冊ほど買い求め、またコーヒーや無花果のジャムなども買い求めて帰ってきました。音楽・美術などいろいろと刺激された一日でした。
お散歩日記
友達と会った帰り道、陶芸教室の帰り道・畑に行った帰り道で撮った秋の風景は
パパさんの一族とは・・・
◎ 11日の日、義母の用で銀行に行きました。本当は、この日のような出来事をブログには書いていくべきだと思うのです。ちょっと疲れた一日でした。
私はちょっと怒っていました。銀行のある人のあまり優秀ではないとしか思われない態度に。
やっと解体を始めた柏そごう。
ご用が終わって頂いた遅い昼食。「美味しそう」と選んだけれど、母の口には合わなかったようで気の毒でした。
だけど
目の前に広がった風景の紅葉が綺麗で、義母が喜んでくれて嬉しかったです。お食事は合わなかったみたいだけれど、このお店に連れて来て良かったと思いました。
◎ 24日、一族でお食事会がありました。
次男さんの三回忌の連絡がなかなか来なくて、結局やらなかったのでした。だけど話の流れでお食事会を持つことになりました。お食事代を持参しましたが、いらないと言われ、結局長男さんの奢りになりました。(なんかちょっと変じゃないかとちょっとだけ思いました。義母さんの発案だったから、そうなったみたいです。三回忌をやらなかった次男さんのお嫁さんも払う気が合ったようなのですが、なんかうやむやになってしまったようです。)長男さんは一族の事を考えている頼りになる人だと思っています。だけど申し訳ないと思ったので
これ、プレゼントさせていただきました。
陶芸日記
12月に窯入れがあるので、地味に作っていました。
でもあまり熱心には記録しませんでした。なんか上手く言ってないような気がして落ち込んでいたからです。
唯一画像に残していた一枚は
なんじゃこれはってな感じですね。
ちょっと完成したものも載せておきます。
これは三島手と言うものに初挑戦したものなんです。
「可愛い~。欲しいわ。」と義母が言ってくださったので、貰って戴きました。
本当は、もっと上手になってからねと言いたかったのですが、ちょっと母の年齢を考えたら、もっと上手なものが作られたら差し替えていけばいいなとと言う作戦にしました。
もう少し頑張りたいと思いました。
畑日記
もういろいろな事がギリギリだったので、ちょっと頑張ったかも。
両隣のおじ様たちの畑が綺麗なので、私の小さな畑は余計にごちゃごちゃに見えてしまうのですが、それは抜いた夏草を片付けずに枯れ草にしたからなんです。
まあ、そうでなくても片付いてはいないです。本当に小さい畑に13種類も植えてありますから。だけど水やりにあまり行かなくて、また枯れちゃうものが出てきてしまうかしら(;^_^A
その他の日記と猫様
◎ 13日、今年もシュガーレディの試食会に行きました。
◎ お友達とのランチも11月は少なめ。
久しぶりにビュッフェに行きました。やっぱり食べすぎちゃって怖いです。
お友達とのランチは3回くらい。夫とのランチが意外と多い。
◎ 11月も「歌の会」に参加して歌ってきました。
「もしもピアノが弾けたなら」を歌った時、思わず涙が出そうになりました。
◎ あんずさん
「そこに居たら、見えないって!!」
そんなこんなの11月でした。
12月も早くも残り10日。2024年も残り10日 !
なんか焦ります。