森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒season23 第5話「幽霊ホテル」

2024-11-22 02:51:00 | ドラマ(相棒)

亀山君、虫博士だったの?

なんか前にも、そう言うシーンがあったのでしたっけ。

すっかりこんこんと忘れています。

でも彼が、先に蝶の説明を詳しく話してくれたので、火の玉の正体がすぐに推理できてしまったのは、分かりやすかったとも言えるけれど、なんかちょっとつまらないなと思っちゃった(;^_^A

これ、タイトルは面白そうだけれど、どうなのって!?

 

だけどこれ、とっても「相棒」らしい「相棒」でしたね。

非情である事件の背景には優しさがいっぱいでした。

良い人がてんこ盛り。(支配人も)

 

だからやっぱり殺されてしまった青年は、本当に気の毒に感じました。

優しさの国から来た王子みたいな人だったのに。

あんなクズに殺されるなんて。

 

あの幽霊さんの言葉があって救われました。

被害にあった男性は、本当の優しさの国に生まれ変わり、豊かで優しい両親のもとでたくさんの優しい人と出会いながら次の人生を豊かに生きるに違いありません。

 

右京が言いました。

「しかし本当の幽霊にはなかなか出会えませんねぇ。」

いや、あなた、何回も会っているから!!

と、テレビ前で突っ込みを入れた方多数と推測しました。たぶん当たっていると思います(笑)

 

ところで、皆さんは幽霊が出ると噂されているホテルに泊まりたいですか ?

私は絶対に無理 !!!

海外ではそれを売りにしているホテルもあるとこてまりさんが言いましたが、海外の幽霊のイメージと日本の幽霊のイメージって違うじゃないですか。

「ワハハハハ」と高笑いしながら、透明な体ですぅって通り過ぎていくなら、吃驚しても、そんなに怖く感じないかも。でも日本の幽霊さん。もっとジメェ~っとしちゃって、いやいやいや、想像しただけでも怖いです。ラップ音が聞こえたって怖いもんね。

それに海外の幽霊ホテルと聞いて思い出したのは「1408号室」と言う映画。

冒頭の方で、確かにホテルのオーナーが、泊りに来たルポライターに、一生懸命に幽霊アピールしてましたよね。でもあの映画怖かった、まじで。

 

あと、ちょっと思ってしまったのは、ホテルでの足止めって厳しいなって事です。

ホテルでの快適な滞在ではなくなったと言う問題ではなくて、旅行の計画が滅茶苦茶になって、その旅がないに等しい事にもなりかねないことなんですね。

ホテルは、次回の無料宿泊券くらい出さないと、「ひどい目にあった!!」って拡散されてしまいそうです。

 

ああ、すみません。細かいところが気になっちゃうのは、「相棒」視聴者の共通の癖なのかもしれませんね。

細かいと言えば、レンズの汚さ(傷なども)で犯人の嘘を見抜いていたなんて、さすが右京さん。

 

今回のライターさんは岩下悠子さん。

相棒season22第5話「冷血」

の人。この方、非情と人情の混ぜ込みが上手い人だと思いました。「冷血」もそうでしたよね。視聴率は、10.4でした。

 

次回はヒロコママの回。やはりライターさんは岩下悠子さんです。


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秋のルーティン(十月桜)

2024-11-20 10:38:34 | お散歩&写真日記

この季節になると、どうも気になって見に行かないわけには行かなくなる十月桜(と、子福桜)。

今年も友人と見に行くことが出来ました。

そしてこの桜の事を知らなかった友達から、とっても喜ばれました。

 

11月12日と遅かったからか、花たちはまばらで、いつものようにまるで淡雪のようだと思えるほどではなかったのでしたが、それでもすっきりとした綺麗さは変わりなく、そして、「ああ、今年も見ることが出来たな。」と思えてホッとしたのです。

なぜそのようにこの桜に拘るのかと言うことは、→「十月桜と共に」

と言う記事に書いてあるのですが、まあここまで来ると、単なる習慣になってきたかもしれません。

だけど好きな秋のルーティンと言えるかもしれませんね。

と言いつつ、少々ぼけた写真ばかりで・・・・・(;^_^A

 

 

 
今年も十月桜を
【たまには指を折って文字を数えてみた その8】 儚げな 白雪色の花びらの 十月桜が 秋を告げる ※     ※     ※ 画像の下にも文が綴られてい......
 

 

昨年は10月18日に見に行って、24日の日に記事にしたのでした。10月でしたので、まだ公園の中はほんの微かな色づきでしたが、

今年は遅かったので紅葉も綺麗でした。

 


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11月の線香花火

2024-11-18 17:21:30 | 家族スナップ

ある日実家の母が、

「最近、みんなに会ってないね。どうしているのかしら。元気なのかしら。」と言いました。

と言うわけで、11月3日に集合したのです。

と言いましても、母はアルツハイマー型認知症で、みんなと会って喜んでも、帰った後、その数分後にすべて忘れてしまうのは承知の上でした。

だけど会っている時のその瞬間は、きっと楽しくて嬉しいのだと思います。だからそのわずかな時間の幸せのために、出来るだけ会って行こうねと言うのが姉妹の気持ちです。

 

姉妹集合の日にちなどを決める時、ふと、「そうだ、今年もあれをやろう。」と思い立ちました。

大人たちだけの線香花火大会。いや、すぐに「大会」などと付けたがるのは、日本人の癖らしいです。

とにかくみんなでやる線香花火。

昨年もやりました。

9月の4枚《夏の終わりの線香花火》

上の記事にもリンクしていますが、私がなにげに花火を意識してしまうのは、2020年のスノウさんと過ごした最後の夏が忘れられないからなんですね。

恋しゅうて 名残りの夏の 花火かな

 

最初は姉妹三人でと思いましたが、そこでまた閃きました。スノウさんの娘ちゃんを呼びましょうと。

おばさんばかりではアレなんで、横浜暮らしのラッタさんも呼びました。

そしたら、たまたまですが、母の弟さんから電話があり

「近頃、親戚の人の夢ばかり見ている。」などと姉に言ったそうなのです。それってヤバくないですか。(いい方の意味じゃなくて(笑))

思わず姉は3日の日にみんなが来るとお誘いしたのです。

 

姉のたまう。

「ただ二人が来て、何でもないような事だったのに、なんだか大ごとになってしまったわ。」

確かに。

だけどたまには良いんじゃない。

 

楽しい賑やかなお昼のお食事会とお茶の時間が終わって、おじさん夫婦は姉夫婦が家まで送り帰っていきました。

 

毎回忘れてしまうので、これは私的メモですが、今回はおじさんがあんなことを言うし、彼らも母に殉じた年齢なので良しとしたいと思うのですが、若い人を先に呼んだときは、彼らは別の時に来てもらおうと、決めました。あっ、姉にもその旨を伝えておかなくちゃ。

本当はこの夫婦の事が、子供の時から大好きなんですよ。おじさんは面白い人だし、おばさんは良く気が利くし働き者で、母にもよく気づかいをしてくれてありがたいと思っているのです。

だけどおばさん、しゃべりすぎ。

そして主に自慢話。

私たちだけだったらね、少々心の中でうんざりしていても、ずっとニコニコして聞いてあげます。この時も最後までそうしていたと思います。

だけどさ、これ、気を付けましょう、シニアの皆様。

話したいのは分かります。

だけど若い人たちにちょっと話を振っても、さぁ~と横から話もかっさらって、ずっとしゃべっている・・・・。

若い二人から顔の表情が消えていくのが気になって仕方がなかったです。

まあ、こういう時、「眠くなっちゃったのね。ご飯をいっぱい食べたから。」で片づけられちゃうのですが、違いますよ。つまらないんですよ。ご老人のお話がと言うのではなく、自慢話が。

 

なにげにこれは私に対してのメモかも。

もっと人生を重ねたら、過去の方がなんたって比重が重くなるわけで、話したくなるのは当然。だけど話していて楽しいのは自分ばかりなので、若い人には過去の栄光を語るまいという所です。でもね、そんなの寂しいじゃないと思うじゃないですか。だからお互い様なんだから、同年代で語り合うか、もしくはブログなどで発散させたらいいのですよね。

「昔、こんなことがあったの。私ちょっと自分の事、凄いと思っちゃった。」と書いても、誰かに何か言われる筋合いはないってものですよ。シニアになったらむしろブログを書けってなものですよね(笑)

 

私と名都さんは、元々頭がパッパラパー、違う言い方をすれば気持ちが若いということになるわけですが、叔父さんたちが帰った後は若い人たちとアニメの話やら来年には行きたいと思っている旅行の話やらとおしゃべりも弾み、楽しい時間を持ちました。

夕食後に花火をやるのだと言うと、そこまでは待てないとラッタさんは帰っていきました。また母はその時間は既にお布団の中なので、予定通り女4人で線香花火をやり、またまた楽しい時間を持ちました。

 

私は思わず、

「夏の終わりの 線香花火」と言いましたら、

姉に

「もう11月よ。」と言われましたが、その翌日は凄く暑い日で、別に間違えてないんじゃないかと思ってしまいました。

11月の初めには、夏の残骸が残っていたように思いました。

だけどこれを書いている今日、そして明日などはかなり気温が下がるみたいです。

本当に秋は儚い季節になってしまいましたね。

 

この花火は夏の送り火。私は線香花火の光を見ながら、妹を想い、父を想っていました。

だけどちょうどこの日、陶芸のサークルを始めた時にお世話になっていた方が亡くなったのだと、後から知りました。これからもお世話になりたいと思っていた大切な方でした。知らず知らずのうちに、その日に送り火代わりの線香花火をしていたことが、何となく不思議なような気持ちになりました。

本当は全く意味などないのだと思います。

だけど人は、時には何かしら意味をそこに感じてしまうものではないでしょうか。

 

やはり縁あった人たちとは、その縁を大切にしていきたいものですね。

 

 

 

 

 

 


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9月と10月の暮らし☆2024

2024-11-17 01:35:24 | 梢は歌う(日記)

なんだかんだと言って、このブログは備忘録のようなものになってしまいました。

だけど備忘録は、本当は大事だと思っています。人は時には記憶の反芻をして、脳内を整理しておくことは大事なことだからです。

8月も9月も、そして10月になってさえ「暑い暑い」と言って暮らしていたように思います。ボーっとやり過ごしてしまえば、何もない2か月だったようにさえ感じてしまいますが、立ち止まって考えてみると、意外といろいろな事をやっていて、楽しい毎日だったのだと思い出すのでした。

もちろんおまとめ日記では、すべては書ききれませんが、別にだいたいこんな感じだったで良いのではないでしょうか。

だけど日記のようなものは、他の所に、もしくはアナログな日記帳にでも書いて、もっと好きな事だけをこのブログには書いていきたいなと思ったりもするのです。

備忘録だけに追われていると、時にはブログって面白くないなと感じてしまうこともあるからです。やっぱりそれは長々とやってきたからなんですよね。

 

と言いながら日記的なことを書いてしまうと、日付が変わってしまったので、昨日のことですが、チケット争奪戦に敗北しました。

知ったのがおとといの深夜だったのですが、堂本光一さんの「エンドレスショック」の千穐楽のライブビューイングのチケット販売が昨日の朝10時からと分かりました。

10時5分前からサイトに入れませんでした。10分後に入れたときには、完売してました。

もちろんがっかりしたけれど、こんなことやっている毎日は楽しいじゃないですか。

日記ではないですが、メモです。

・「虎に翼」の総集編は、12月30日、7時20分から。
・大ヒットミステリーシリーズ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」の最新シーズン5を、2025年1月26日(日)夕方4時より、ミステリーチャンネルで独占日本初放送することが決定!

 

囲み二つの下は、9月10月のあれやこれやのおまとめ日記です。


あっ、そうそう。下のおまとめには書いていませんが、選挙にはもちろん行きましたよ。




 

 
9月の暮らし☆2023
姉の蝶子さんが言いました。「花ちゃんのブログを見ていると、毎日がキラキラしているように感じるね。」確かに、私の毎日はそれなりに楽しい・・・・。 でもそれならど......
 



 
10月の暮らし☆2023
昨年も10月のおまとめ日記を書くのは遅かったのです。何となく毎日の暮らしに余裕がないからだと思います。でもその余裕のなさは、実は体力不足からきている昨今です。同じ......
 


 映画

9月

10月

9月と10月で、映画館では3本観ました。

いずれもワクワクしながら楽しみに行ったわけですが、この3作品の事を熱く語っていたら、友人に映画の好きな傾向とか誤解されたように思います。

私は雑食。なんでも食うよ・・・・って、何でも観ます。でも身体破壊シーンはほとんど見ないので、そう言う暴力シーンが多い作品は、観てない時間が多いので「割引して。」と思ったりもします(笑)

その理屈で行ったら「悪魔と夜ふかし」だけは、少々それに当たるかもしれませんが、かなり気に入った作品です。

侍・アラタ・9月に見た映画

「悪魔と夜ふかし」と10月に見た映画

 

 ドラマ

9月10月のおまとめ日記ですので、既にもう古いと感じると思いますが、9月の終わりには朝ドラの最終回がありました。

じわっと涙が!! ☆「虎に翼」

大泉洋主演の

「終わりに見た街」

も見ました。

海外ドラマは

名刑事コールマンの捜査と子育て両立奮闘記

それから感想を書いていませんが、実は「マルロー警部のフランスさすらい事件簿」も見ています。全話を見終わったら感想を書きたいと思いますが、そんな余裕あるかしら。

 

 お芝居

wowowで舞台「パラサイト」を観ました。

 

 読書

「ずぶぬれの木曜日」と「音叉」

「金箔のコウモリ」と「失敬な召喚」

エドワード・ゴーリーに嵌っています^^

 

 漫画

感想を書いたのは萩尾望都様の

「海のアリア」と「AWAY-アウェイ-」

だけでしたが、相変わらず漫画サイトの「ピッコマ」で諸々読んでいます。

 

 ラジオ

9月も拓郎氏のラジオがあって嬉しかったですね。

9月13日の吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD

 

 お出掛け

9月の終わりに初めての競馬体験をしてきました。

お馬さん日和 その1(9月29日)

お馬さん日和 その2

美術館回りは

「日本伝統工芸展」に行きました。(9月19日)

皇居三の丸尚蔵館にて「花鳥風月ー水の情景・月の風景」

あと、昨年に引き続き「全陶展」(10月16日)にも行きました。この陶芸展は、毎回感激します。

 

他に

「吹割の滝」に行きました。

「吹割の滝渓谷」を歩きました。

10月の4枚☆2024

「ロックハート城」に行きました。その2

「ロックハート城」に行きました。その3

(10月24日と25日)

 

 陶芸日記

お見せ出来るような物が出来ないので、陶芸日記を単独で書くことがほとんどないのですが、この9月10月は、言葉のみではなくて本当に陶芸と畑に追われていたのです。

それと言うのも10月に、参加している会の「陶芸展」があったからなんです。

どんなに下手くそでも、それなりに出品しなくてはならないので、ほんの少しは頑張りました。

考えてみると、下手の自覚があるのに、平然とお友達にその「陶芸展」のお知らせ活動も頑張ってしまいました。

そこに私の中のある種があるのです。

私以外の方の作品は本当に素敵なので、観るべきところのたくさんある作品展で自信があるのです。

それにたぶん私は下手くそな自分の作品を、下手と自覚しつつ好きなんですね、たぶん(笑)

  

削りを失敗したのか、思ったようには出来なかったのです。

 でも昨年よりはずっとマシ(;^_^A

 

 畑日記

こちらもへっぽこ過ぎて、単独では記事をなかなか書けないテーマです。

へっぽこであってもそれなりに楽しんではいます。

 ナスは花を咲かせ続けていました。もし追肥してたら、まだまだ実をつけていたかもしれません。でも花が咲いても、そのままでは実をつける力が無くなったと思ったので、今年のナスとはお別れしたのです。上のナスは最後のナスでした。

9月10月は混迷の畑。

大根、丁寧に植えました。

 まあ、可愛らしい・・・・・と、思ったら

 虫たちにご飯を提供しただけになってしまいました。(ノД`)・゜・。

畑は雑草と虫との戦い。 ほんの少しずつお利口になっている私。

大根はその後やり直しました。

人参を植えて

 1回では成功しませんでした。人参は芽さえ出せれば成功らしいのに、そこが難しい・・・。

種をまいたら、上からしっかり押さえるのがポイントなんですってね。

他にはレタスやらキャベツやら白菜などを植えました。

しかし白菜ってなんで、あんなに虫に食べられちゃうの(ノД`)・゜・。

11月は、ほんの少しだけお利口になったので、9月10月よりは良くなっているはずです(笑)

自分の畑から取れた赤しそでジュースを作るというのが、私のささやかな夢でしたが、今年の夏はその夢だけは叶いました。夏中飲んでいた赤紫蘇ジュース。美味しかったです。

 

 


なんだかんだとカフェ日記が更新できません。

すべてが当たりと言うわけではありませんが、素敵な空間に出かけ素敵な時間を持っているというのにです。

 

 猫様

あんずさんの昼と夜

 

くうちゃん

 なんですの? ストレッチ中!?

 体のキレイキレイ中でしたね💛

 

 悲しいお別れ

10月17日 西田敏行さんが亡くなられました。

そして10月28日には、漫画家の楳図かずおさんが亡くなられました。

大好きな人たちだったので、本当にショックでした。

 


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wowowで舞台「パラサイト」を観ました。

2024-11-16 09:16:22 | 観劇・コンサート日記

映画「パラサイト半地下の家族」の舞台。

映画は、非常にインパクトのある心に突き刺さった作品だと思いましたが、かなりの鬱映画で二回は見たいとは思いませんでした。

それの舞台って、如何に古田新太主演と言っても観る勇気があるかどうかと思いつつ、ずっと録画ホルダーの中に鎮座していました。(他にもてんこ盛りでそう言うのがあります(;^_^A)

 

結論から言うと、観て良かったです。

以下はあらすじは追っていませんが、なにげにネタバレしています。

映画の大雨で半地下の家が壊滅的な状況の部分を、(たぶん)神戸の震災に置き換えて描かれていました。

しかしここで語られていたことは本当だろうかと、すべてを丸のみにしてはいけないなとは思いました。下町は大火事。だけど影響を受けなかった高台の人たちは、いつものように犬の散歩をし、そして予定通りパーティーをする・・・・・

ただ格差の状況を描くのに採用した出来事だったのかも知れません。だから(たぶん)と書いたのです。

こういう部分こそ、録画なんだから何度も見て確認したら良いじゃないってところなのだと思います。

 

ところがいつ終了になるか分からない人生の後半を生き始めると、それが気持ち的に出来ないのですね。

要は、これからは何でも一期一会と言うことなのかもしれませんね。

 

これは決して批判ではないのですが、お母さんがクリスマスに鏡餅にろうそくを突き刺して、ケーキと言い張り、みんなで笑いあうというシーンがありました。

ちょっとベタだなと思ってしまいました(;^_^A

だけどしっかりと「貧しかったけれど、楽しい幸せだった日々」と言うのが伝わってきました。

 

この家族は皆家族を深く思って、そして幸せだったと思います。

 

だけど他の人には冷たかったと思いました。冷たすぎたのです。そこが貧しい毎日を暮らしてきた一番の弊害だったと思いました。

あの時、自分たちが罠にはめて追い出した元家政婦のお願いに頷いてさえいれば、あの悲劇は起きなかったはずです。いや、もしかしたら、元家政婦の反撃がその後に来たかもしれません。だけど元々仕掛けたのは自分たちなのですから、反撃の気配を感じた時点で防御しても良かったのではないかしら。

と、そんなことをいくら言っても意味のないことできたね。

彼らは他の人々を陥れ、その家に入り込むパラサイトだったのですから。

 

父と母は、その生活ゆえにまたは生き方ゆえにそこにたどり着いてしまった人々なのかもしれません。

だけど未来ある若い人たちは、その理不尽さに気がつき、抜け出そうとします。はっきりと娘は言います。「もう止める」と。

が、間に合いませんでしたね。

 

舞台ゆえの工夫があり、それによって分かりやすかったりユーモアをより一層感じたりしました。

こちらはより一層とは言えないかもしれませんが、その悲劇も深く感じました。

そしてベタだなと感じた、あの貧しいけれど笑いあった日々と言うシーンが胸に迫ってきました。

 

大切なのは「愛」。だけどそれは自己愛のみでは悲劇を生むってことなのかも。

家族愛は、ある意味自己愛の延長のような気がしました。

やっぱり心に突き刺さる作品でした。

以下の文は、「パラサイト」の舞台のHPからお借りしました。ねっ、魅力的なキャストさんがいっぱいで、それだけでも観る価値ありって感じでしょ。

【家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平には、ドラマ・映画・舞台・ラジオなど様々なジャンルで活躍する個性派俳優、古田新太が決定。身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を、数々の話題作に出演し俳優として着実にキャリアを積む宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る純平の妹・美姫には、子役時代から安定感のある演技力に定評がありシリアスからコメディまでこなす伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を、多くの作品で唯一無二の存在感を放つ江口のりこが務めます。
また、金田一家とは対照的に、高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に<寄生(パラサイト)>されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”・永井慎太郎には、舞台やドラマ、映画で独特の存在感を放つ山内圭哉。美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる永井家の“奥様”・千代子には、デビュー以降数々の人気作に出演し、幅広い層からの支持を得る真木よう子。その娘・繭子を次々と話題作に出演する注目俳優、恒松祐里が演じます。
さらに、永井一家の家政婦を務めこの物語のキーパーソンとなる安田玉子には、その抜群の演技力が多くの作品で光る“カメレオン俳優”・キムラ緑子が決定。また、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物として、ナイロン100℃の作品をはじめ毎回鮮烈な印象を残し、鄭の作品に多数出演し信頼の厚いみのすけと、個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現しました。】

 

 

 


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「全領域異常解決室」#6

2024-11-14 02:39:15 | テレビ・ラジオ

(敬称略で書かせていただいてます。)

なんだか持っていき方が凄く上手いドラマだと思いました。

ああ、「持っていき方」なんて言い方、普通はしないのかしら。つまり物語の運び方と言うか流れと言うか、ほんと、上手ですよね。

だいたい吉田鋼太郎が余命わずかな大国主命だったという所から驚きだったのに、けっこういい話で終わり、しみじみとしていたところに、雨野の

「芹田さん、あなたは今も私の夫なの?

私はアメノウズメ。私も神なんでしょ。」のセリフにドキッとしました。(セリフはいつも不正確です。)

―いやいやいや、そこまでは視聴者の多くは知ってるからさ。―

と、私はテレビ前で言いました。が、なんで既に予想していたことを雨野が言っただけなのに、ドキッとなどしたのだろうかと自分でも驚いたのですが、それは広瀬アリスのキリリとした顔つきと、いきなりバーンときたセリフだったからなのではないかしら。

そしてその時の周りの神たちの(笑)、微妙な反応。

それから「室長」って、彼女の事を呼びましたよね。

 

うわぁ~何、めっちゃ気になるんですけれど。

予告編で「すべてをお話します。」って言っていたじゃないですか。

徐々に明かされていく真実・・・・

続きが凄く気になります。

また水曜日のこの時間帯って、何話で終わりなのって終わりのドラマ回数が、思わず気になってしまいました。

(追:全10話ですって!! えーっ、短すぎますよね。)

さて終わり方にトキメイタと言う話はこの辺にして、他の事も書きますね^^

 

最近、名前名前と言っていたものですから、うっかり罠にはまりそうでした。つまりチョー単純に(これって今は死語?)大隈の新しいパートナーが犬が付く名前から、彼女が犬神に関係ある人だと思ってしまいそうになりました。これって絶対に罠よね(笑)

 

でも彼女の正体は八百比丘尼でした。

お互いの正体は知らずに、死んでいく神を見送る、永遠に生きる人間の比丘尼。もしも正体を知っていたならば(もしくは記憶を消されなければ)、決めた場所に居を構え、私はどこどこで待ってるからと流れる時間の中で待ち合わせることが出来るのにと、切なく思いました。

きっと彼女は、また生まれ変わってくる彼を待ち続け、そして愛するのでしょう。

だけどちょっと気になってしまったのは、大隈の彼女への誤解は解かれての旅たちだったのでしょうか。彼女の本当の気持ちを、彼には知ってもらいたかったと思いました。

 

二人の愛は確かに切なく素敵でしたが、でも私は、あのヤシロと言う女性にも深く同情してしまいました。財産分与で誠意を示しても、内縁であっても妻として生きてきた人の心は救われるはずもなく、闇落ちしてしまったのは、彼女自身の心根だけの問題ではないと思えたからです。

だけどヤシロはヒルコと接触していました。

徐々にヒルコが近づいてきているような気がしましたね。

それに今回の犯行の目的が、人魚による永遠の命を探ると言うもので、全決のメンバーも首を傾げます。

なぜ神なのに永遠の命を求めるのか―。

(・_・D フムフム

これは「神VS神」ではないのかも知れない!?

 

このドラマにおける神隠しの意味は恐ろしいものでしたね。

恐ろしいと言えば、「犬神」。

あまり知らないなと検索したら、けっこう式神の作り方が残酷で、これに憑りつかれたら、そりゃ死ぬまで食べ続けても仕方がないなと思えるほどでした。

一応リンクしておきますね。

犬神 - Wikipedia

 

 

と、果てしなくおしゃべりが続いてしまいそうなので、この辺で。
また次週が楽しみですね♪

 

「全領域異常解決室」#1

「全領域異常解決室」#2

「全領域異常解決室」#3

「全領域異常解決室」#4

「全領域異常解決室」#5


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「悪魔と夜ふかし」と10月に見た映画

2024-11-13 01:35:08 | 映画

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白いと思う。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1. 「悪魔と夜ふかし」 ☆☆☆☆

10月11日、映画館で見ました。

「ふんふんふん♪」と楽しみにして行ってまいりました。

テレビ番組中に物語が、ほぼ完結するというのは斬新なアイデア(少々場面移動はありますが)だと思いました。

悪魔か悪霊か、番組はひっちゃかめっちゃかになり・・・・・恐ろしくもそれほど怖くもなくて、私のようなものが一人で観に行っても、まったく大丈夫な作品でした。

そしてなにげに番組内で暴かれてしまう、ある真実。そうじゃないかと思っていましたが、やはりその通りだったなと思っても、怖いというか切なくて、悪霊(?)の方に味方したくなるような気持ちになりました。

最後の男のセリフに思わず共鳴し、終わり方も良かったです。

巻き込まれてしまった人たちは気の毒。

まあ、こういう時は普通に「視聴率戦争が怖いね。」「人間怖い」と言うのが良いと思うのですが、やっぱり人知を超えたものの方が、怖いと私は思います(笑)

 人間と人知を超えたものが融合した恐怖。アメリカにはこの秘密結社の伝説は有名ですよね。

悪魔と夜ふかし : 作品情報 - 映画.com

 

2 「赤毛のアン」☆☆☆★

決して悪くはないですが。原作から大好きですから。「赤毛のアン」の時代のアンの物語は、マリラとマシューの魅力が大きく影響すると思います。

そこはとても良かったのですが、

1986年版の「赤毛のアン」が好きすぎて、何となく今回のヒロインを受け入れられない自分がいました。

また昔の作品の彼女に会いたくて配信をウロウロ探したのですが、見つからず。映画と言えども一期一会の感覚は必要な事なのだと思いました。

この作品は2017年の作品で、続けて「初恋」「卒業」とあるみたいです。

これから「初恋」が来るわけですから、ギルバートの影は薄く、ちょっと残念だったかもしれません。

赤毛のアン : 作品情報 - 映画.com

 

3.「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」 ☆☆☆

映画館で寝てしまうなんて、私的には言語道断。でもこの映画はやっちまいました。(;^_^A

所謂リベンジです。アマプラで見ました。大画面で見ると、通常よりも1.5倍は面白く感じたりすることが多いと思うのですが、時にはごく稀にその逆で画面から距離が近い方が、感情移入しやすく、よりよくよく見ることが出来ると言うものがあると思います。

私にとって、この作品はまさにそれで、やっぱり体を捨ててまで愛に殉じた人に涙が出ました。

映画館で見た時の感想→空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》 - 森の中の一本の木

詳しい情報は→空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 : 作品情報 - 映画.com

 

4.「ブルックリンでオペラを」☆☆☆★★★

ブルックリンでオペラを : 作品情報 - 映画.com

『ニューヨーク、ブルックリンに暮らす精神科医のパトリシアと、現代オペラ作曲家のスティーブンの夫婦。人生最大のスランプに陥っていたスティーブンは、愛犬との散歩先のとあるバーで、風変わりな船長のカトリーナと出会う。カトリーナに誘われて船に乗り込んだスティーブンを襲ったある事態により、夫婦の人生は劇的に変化していく。』

みんなが幸せに終わるこの作品のような物語は好きです。

スティーブン役のピーター・ディンクレイジがキュート。気になる人になってしまっていくつか今後見る作品リストに入れました。

彼の関連記事は→ピーター・ディンクレイジが語る。ステレオタイプの“主役像”は「変えるべき」

 

5.「リバー、流れないでよ」☆☆☆★★★★

リバー、流れないでよ : 作品情報 - 映画.com

『冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。』

たった2分。忙しいっちゃ忙しいわけで・・・。

アイデア、斬新だなと思いました。

その状況を楽しんでしまう人、いろいろやっちゃう人、絶望する人と様々。

お気楽で楽しいので疲れている時には、こんな作品でリラックス。

だからネタバレしないように、感想もここまでにします。

 

6.「落下の解剖学」☆☆☆★★★

落下の解剖学 : 作品情報 - 映画.com

『視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき、登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いたヒューマン・サスペンス』

確かにこういう物語は好き・・・・なはず。

でも微妙に好みとは違うような気がしました。

一番いいなと思った点は、タイトルだったのではないかと思いました。

 

7.「ノック 終末の訪問者」☆☆☆

ノック 終末の訪問者 : 作品情報 - 映画.com

『ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが……。』

思わず自分だったらと考えさせられました。

正直、実際に人類の為に家族を差し出す事なんかできるものではないと思います。

それで滅ぶなら、それは人類の宿命なのだと。

が、あれだけ目の前に悲劇が起きているのが分かってしまうと、同じことが言えるのかは自信がありません。

やっぱりシャラマンの作品は癖がありますね。

でもその癖が、また癖になるような気がします。


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「ロックハート城」に行きました。その3

2024-11-12 02:16:40 | お出掛け日記

「ロックハート城」に行きました。その2 の続きです。

前の記事に出てきたタクシーの運転手さんが、「沼田に他に何があるか、スマホで検索してきたのですか?」と私たちに聞き、星子さんが、

「ええ、他にどこか行くところは無いのかと思って・・・・」と答え、そのような会話を横で聞きながら、私は一人心の中で、

「えー!? 違うわよ。『他に行くところはないか?』と言う感覚ではなく、ここに来たかったのよ。」と答えていました。

 

なぜなら、このお城は「相棒」の第4シリーズ1話「閣下の城」のロケ地なのですから。私の行きたいところリストに、ばっちり何年も前から入っていたのです。

だからお城自体とお城の外郭が見られれば、かなりその時点で満足しました。

 

見たら面白いのかもと言う所は、多々あったのですが、例えば津川さんのサンタのコレクションとか、その場所を訪れた著名な方たちのサインの館とか、なんだかその時はスルーしちゃったんですよね。

だけどその中で、一つだけしっかりと見たのが「ストーンアカデミー」と言う所でした。

 

 恐竜の足の骨。心の中で「わーいわーい」と言いながら触ってきました。

  

 

 

何気なく自分を映り込ませるのが好きですが、今回はここで。

人は過去に想いを馳せることが好きなのだと思います。それが太古と言う大昔であっても。

 

お城の外観です。

お城の中です。

  

     

 ここに座って、城主気分で写真が撮れます。

 

津川さんはこのお写真で良かったのだろうかとちょっと思ってしまいました。だって魔王感が半端ないですよね。だからむしろ気にいっていたのかしら^^

このお城の傍らには・・・

 

ダイアナゆかりの車などが置かれていました。

またポツンとあったコンテナ。

 きっとそれは、このお城を運んだ時のものじゃないかと思いました。私は寧ろこういうものの方に興味がわくタイプです。

遅めのお昼は「ビックハート」にて。

ごく普通だったかな。

トップ画像は、このレストランから撮ったロックハート城です。

だけどここには

こんなお馬さんが居て、その横でシャーロック・ホームズなどのコスプレをして、写真などを撮れるコーナーがあったのです。

もちろん、ワタクシ、はしゃぎながら撮ってきました。

ロックハートは、ドレス貸し出しでそのコスプレで写真を撮るのが人気らしいのですが、もう肩だしドレスを着る勇気もないし、年齢で私は臆したようなものですが、こういうピンポイントの場所でのコスプレはけっこう嫌いじゃないのです。

子供用の衣装もあって、親子でシャーロックと言うのも楽しめると思いました。

 

帰りはバスで沼田に戻り、そしてそのまままた4時間かけて帰途につきました。

時間だけ見ると、遠い感じがしますが、寝たり本を読んだりおしゃべりしたりであっという間でした。

行った温泉の話などが抜けていますので、またそのうちその事にも触れられたらいいなぁと思います。

 

相変わらず畑と陶芸と雑用に追われた毎日ですが、ちょっとブログをいっぱい更新した意欲がムクムクとしてきています。

と言いつつ、気持ちだけで終わってしまいそうです(;^_^A

 

あっ、そうだ !

「海に眠るダイヤモンド」のロケ地って群馬なんですよね。

いったいどこにセットを作り込んだのでしょうね。行ったばかりの県の名前が出てきたので、ちょっと気になった私でした。

 


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「全領域異常解決室」#5

2024-11-10 02:15:56 | テレビ・ラジオ

いくら毎日がバタバタしていたとしても、このドラマの感想を書き始めたのなら、今回の「#5」のそれを書き逃してはダメなんじゃないかと思いました。

今までは前振りで、ここからが本番のような感じでしたよね。

今まで室長の物の言い方から、興玉の言動と態度と目線などから様々な推理や考察を重ねてきた皆様には、ここで一つ目の答え合わせが出来たと思います。

 

そしてワタクシも・・・

ふっふっふ・・・・と微妙に笑う。

初回の時に、「興玉」と言う名前をじっと見て、ここに秘密がと検索したのは、なかなかいい線行っていたと思います(自画自賛)

八百万の神を守るために、社殿を持たない神・興玉神。

なんか彼にぴったりの神じゃないですか。

で、実はその時、雨野についても調べたんですよ。

だって「あまの」って如何にもな感じでしょう。

でも「天野」っていう名前だと、意外と数は多いのですよ。ところがその「あまの」に「雨野」と言う文字を使う方の数は凄く少ないのですね。

珍しいんだなと思いました。

だけど第2話で、ダンスをすぐに覚えちゃうというセリフが出て来たじゃないですか。

それでピーンときました。

ああ、これは「あまの」じゃなくて、そのまま「アメノ」だよ~って。

つまり「アメノウズメ」なんじゃないのかと。

日本最初の踊り子ですよね。

だから彼女は「全決」に当然のように移動になったのだと思います。

 

そして雨野がヒルコだと思っていた謎の女性豊玉の本当の正体も分かりました。

お仲間でしたね。でも皆さんも、そう思っていたでしょう^^

 

そうなるとですよね、じゃあヒルコは誰かまた何処にいるのかとなってくるわけですが、私は、にやにやしながら話したいのに我慢している役者さんが、まだ姿が見えない状態でいらっしゃるのかと思っていたのです。だけど(元)ツイッターによると、名前からある人が浮上してきました。その名前は載せませんが、「えっ!?」と思ったので、またも検索してしまいました。私の中では神社信仰はないのですが、なんだかいろいろな事を学んでしまっているような気がします。

それに今度は違う人を疑うポストが出て来て・・・・

だけど登場人物を一人一人に光を当てて名前から考えてみるというのも、楽しい遊びのような気がします。

 

とりあえずいつも「雨野さーん。」と大好きモードでやって来る芹田正彦は、アメノウズメの夫であるサルタヒコなのでしょうか。

アッ、ちょっと脱線するのですが、「火の鳥」の中で猿田彦と結婚させられる女性は、本当は絶世の美女なのに身を守るためにブスに化けているアメノウズメ。アレってそう言う神話にちゃんと準じていたお話だったのねと、今更ですが思いました。(手塚先生、申し訳ありませんm(__)m)

 

そしてポストを遡ってみたお陰で、何となくスルーしていた事を思い出しました。

それは「事戸を度す 」と言う呪文のシーンです。で、またも検索。

これは元々古事記の中に出てくる話が元なのですが、なんだか頭がくらくらしてきました(笑)

お勉強ルームになっても仕方がないので、気になる方は検索してくださいね。

でも一応意味だけは「『事戸』は語義未詳。絶縁の言葉と取って、それを相手に言い渡す意ととる説が多い。この場合は「戸」を「呪言」ととるわけだが、言葉の意ではなく、場所ととる見方もある」←黄泉国③ – 國學院大學 古典文化学事業

 

また最後の興玉の言葉「僕も神です。」に、皆さま盛り上がっていましたねぇ。

「新世界の神になる」と言っていたけれど、とうとう神になれたんだなって言うようなことを、多くの人が言っていました(笑)

だけどあの言い方、かっこ良くて痺れました。

痺れたと言えば、あの爆弾を投げるシーンもカッコ良かったです。

ゲストの星野真理さんも良かったです。

子を想う優しくって強いお母さんを感じさせました。

そして子役の諸林めいちゃん、可愛らしく、そして演技も上手でしたね。

彼女は市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)でした。

「僕らはずっと味方ですから」と興玉が言い、

「分かってる。」と未琴が答える。

良いシーンでしたね。

 

と言うわけで、次週も楽しみです。

 

「全領域異常解決室」#1

「全領域異常解決室」#2

「全領域異常解決室」#3

「全領域異常解決室」#4


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2024-11-08 11:44:00 | 梢は歌う(日記)

 

 

 

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