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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ラッタ君とルート君

2006-04-01 14:52:13 | 家族スナップ
 ーラッタ君とルート君。それって私の子供の呼び名です。

 でも本人達は、自分達がそんな呼び名で呼ばれていたことが、少しの間でもあったことなんて知らないと思う。これは、父と母だけが使っていて、本人達に呼びかけたことがないからだ。
「ラッタとルートはもう寝たの?」みたいに。

 私たちは、その時の感覚で子供たちをいろいろな名で呼んでいた。(陰で)
さすがに今は言わないが、つい3,4年前までだんなは仕事から帰ってくると
「おちびちゃんたちは、部屋で何してる?」なんていう事があった。そのちびたちは、二人とも173㎝はもうあったはず。

 私もラッタ君が生後一ヶ月にも満たない頃、彼を「パピラプー」と呼んでいた。
「何それ」と妹が言う。
「彼を見てれば分かるよ。今の彼は×××君ではないからね。」と私。
信じられないくらい小さくて暖かい、そしてなんともいえないけだるい動き。それなのに何もかも分かってるような表情をしている。じっと見ていた妹は
「ホント、『パピラプー』だわ。」と言った。

 新生児はみんな異星人みたいなもの。だったら、異星人語で呼び掛けてあげなくちゃね。

 ルート君の想い出はちょっと悲しい。私は、彼に伸びる矢と書いて「シンヤ」はどうかしらと思っていた。なんとなく利口そうだし。ところが、だんなに「やだ」の一言で却下されてしまった。今思うと却下でよかったけれど。
で、次にだんなが病院に来た時には、子供の名前は決まっていた。

内緒の話だけれど、半年ぐらい自分が関わってないその名前に私は馴染めなくて、間違えまくっていた。
「ワタルちゃーん・・・じゃなかった。えーと、×××ちゃんだったね。」

なぜか、ワタル、ワタルと間違えてはいたが、さすがに人前では間違えた事はなかった。それなのに、不思議な事に、近所のおばさん、友達、一度は母でさえ彼のことを、「ワタル」と呼んだことがある。・・・なんででしょ???

今彼は、「ケニア人」と時々言われている。なぜかは、またの機会にすることにしても、彼がそう呼ばれるのも運命だったのかも。

ーワタルとケニア、線で結べた人は今の日本の要の年代・・・・以上ですね


ちなみに、可愛かった異星人のラッタ君も育ちに育ち、今では「レベルE」と私に呼ばれている。これは、「幽白」の富樫義博の漫画の題名。その中の正確悪い異星人の王子にイメージが似ているから。

ー「レベルE」と聞いてバカ=キ=エル・ドグラ王子を連想できた人には  を送ります。

私は少し前から、彼らのことを紹介したかった。名前だけだけど。なぜなら、彼らはこのブログの登場人物だから・・。キャラの違う二人を「子供」とか、「息子」って一緒くたには書きづらいものがあった。これからは、ラッタとルートでよろしくね。



 
コメント (4)
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