森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ユーモレスク」を聴きながら(1)

2006-04-05 13:20:15 | ユーモレスクを聴きながら(book)
今日は、外は雨。しかも薄ら寒い。こんな日は家にいて、読みたかった本を読み続けていたい。―実際は、お仕事溜まっていてそうも行かないけれど。―

小学生の頃、行っていた学校の話。
その学校では休み時間に、晴れて外で元気に遊ばなくてはいけない時と、雨や強風などで、教室で静かにしていなくてはいけない時を、音楽で知らせていた。晴れた日の音楽は忘れてしまったのに、不思議と雨の日の音楽は覚えている。

それは、雨音も楽しく聞こえるような「ユーモレスク」と言う曲。
私は薄暗い教室で、その音楽を聴きながら、走り回っている男の子達の体当たりを避けながら、本を読むことが好きになっていった。

なぜだか分からないが、「ユーモレスク」「薄暗い教室」「本を読んでいる自分の姿」それで浮かんでくる想い出は2年1組の教室だけ。誰にも頼らずひとりで本を読み出した頃だったからかなあ・・


その時好きだった本・・・「星の金貨」「わらしべ長者」「かさ地蔵」「ちび黒サンボ」・・・しばらくは、そんな本の話を続けたいと思っている。お付き合いください。


ちなみに、姉はこの「ユーモレスク」が大嫌い。怖くて震えが来るというのだ。雨の日の音楽だったその曲には、常に薄暗いイメージが付きまとっていた。高学年だった姉は、休み時間に友達と漫画を読んでいた。

ある日、彼は町外れにあるトンネルに横道があることに気づいてしまう。どうして今まで気がつかなかったのだろうと思いながらも、その横道に入っていくとその中は迷路になっていた。だが、たどり着いたそこには信じられない事にいくつものミイラが並んでいた。驚いた彼は思わず、その中の一体に触れてしまうが、そのミイラは音を立てて崩れ去ってしまう。その途端、全てのミイラの目が動いて・・・彼は命からがら逃げ帰る。だが、その夜窓を叩く手が・・・。次のシーンでは、彼は崩れたミイラの変わりにそこでミイラになっていた。・・と言うお話。

あのさ~、家族の話は同じ話でもはじめて聞いたような顔をして、何回も聞けって私は思っているんだよね。―それなのに、だんな&2名は「あっ、それ聞いた。」って聞こうとしない
でも、今度姉が「ユーモレスク」嫌いな理由言ったら、たぶん私100回は聞いてるかも・・・




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さくら、桜・・・春を楽しんで

2006-04-05 00:56:06 | お出掛け日記
 今日―もう昨日になってしまいましたが、4月4日はお花見日和でした。前日の風の音を聞きながら、桜の花は散ってしまうのではと思っていましたが、まだまだ頑張って咲き誇っていた桜、とっても綺麗でしたね。


今日で春休みも終わりなので、お昼ぐらいから子供連れの家族やグループで平日とは思えない人出でした。
私は、友達と久しぶりのお散歩。友達は前の日にも、近所の人にお花見に誘われたのですって。その人たちは、その日しか時間が取れなかったらしいのですが、あまりの気候の違いに気の毒になってしまいました。

日本庭園でお抹茶飲んだり、鯉をのんびり眺めたりしてから、公園を立ち去りました。帰りには、近くの農家でスイセンの切花を200円で15本ぐらい買いました。 

「よし今年も桜を見たぞ
そんな気がした一日でした。

でも、桜咲いたのか、散ったのか。この季節になるとどうしてそんな事がとっても気になるのでしょう。日本人の遺伝子でしょうか。



            
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