森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

映画「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」

2023-05-25 20:49:40 | 映画

GWに夫と見に行こうかと思っていましたが、私は結局ルート君と「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見に行ってしまい見逃していました。

関係ないけれど(;^_^A その感想は、→「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見てきました。

だけど夫が、「あれは見て損がない作品。」と言ったので、ぜひ見たいと思っていたのです。何となくネット周りをしていても、見た方の評判はみな良かったし、かなり気になっていました。

テレビのドラマ版は、あまり熱心には見ていたとは言えませんでした。単にその時間が眠かったからにすぎませんが、どちらかというと、好きな俳優さんばかりでお話もたまに見たときは、いつも引き込まれていました。何より鈴木亮平の喜多見の患者に接するときの話し方が大好きでした。彼って、本当にいろいろと考え工夫する人ですよね。

本当にけがで不安で苦しんでいる時、あんなふうに駆けつけたお医者さんに話しかけられたら、本当にほっとするなと思っていました。

 

たまに見ていたので、妹の涼香が助からなかった回が、なんと未見。

それでも最後の演出には、感動し涙しました。

 

冒頭の飛行機事故のシーンでも、まだ始まったばかりなんで助かるに決まりジャンという気持ちを棚の上にあげて見ていても、それでも手に汗を握りハラハラしました。

見ごたえがありました。

画像の下はネタバレしています。

 

 

 

ネタバレと言っても、最初に「しょうもない事」を言わせてください。

うっかり買ってしまったジンジャーエールのLサイズがめちゃくちゃ大きくて、だったら飲まなきゃいいのに、何となくダラダラと飲んでいました。そしたらですね、まあまあ、起きるべきことが起きたわけです。脳内メーカーがあったならば(古いね)、頭の中の半分が「と××」になってしまった頃、

一番、「どうなっちゃうんだろう。またも悲劇が起きるのか。」とドキドキするシーン、つまり千晶の出産と心肺停止のシーン・・・・・

私は、赤ちゃんが泣けば、きっとママも復活よと思っていました。まあ、これはきっと、みんな思っていたことでしょう。

このシーンの時、心の中で思わず「はよ、泣け、赤ん坊 !!」と思ってしまいました(笑)

だけどこんな状況の私でも(;^_^A  感動しました。

助かったと思ったときに、体の力が抜けて崩れ落ちる喜多見。

あの妹を失ったときと同じ演出。でも違う意味で。

なんか、泣けちゃいますよね。

 

あのシーンこのシーンと良いところがいっぱいありました。そしてキャストさんたちもみな良かったです。

「もう仲間を一人も死なせない。」と言った、音羽(賀来賢人)に萌えました。

その音羽への恋心がとっても切なく感じた鴨居(杏)も、とっても良かったです。

凄いなと思ったのは、自分のお腹から赤ん坊を取り出し、二人で逃げてと言った妻。

お医者だからの発想かもしれませんが、なかなか言えないことですよね。

 

やっぱり見に行って良かったです。

 

あっ、そうそう。一番言いたかったことを書き忘れてしまいました。

超高層ビルの火災のパニック映画は、そこで起きるもろもろの悲劇が、たいがいは見せ場になってしまうわけで、加えて言うと、生き死にのドラマに目が行ったりハラハラドキドキするわけですが、これは「死亡者0」を貫けるのかという物語で、ハラハラするけれど、そこに存在するドラマは暖かく深いと思いました。

あの火災で、死亡者0って奇跡に近いですよね。

 


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