3月26日、IMAXにて見てきました。
ちょっと映画の内容と関係のない話のように感じるかもしれませんが、今の私には、この映画をご一緒にと誘える人がいません。
歳を重ねて、他の方々が何かから脱落したと言うわけではありません。
たぶん遡った過去のスタートが違うのではないかと思うのです。
小学校とか中学校の図書室で選んだ本の違いと言うか・・・・。
SFだって読んだよと言う方でも「時をかける少女」を選ぶか「地球最後の日」を選ぶかの違いくらいはあったように思います。
さらに関係のない話。
ふと、宇宙人の存在を信じていなかったスペースオペラ作家はアイザック・アシモフだっけと思って、wikiを読んだら、それに関しては分からなかったのですが、彼が4月6日に亡くなったことは分かりました。なんかしみじみとしてしまいました。これ、6日の日に書き始めたものだから・・・。
もちろん、の映画の原作はアシモフではなくて、フランク・ハーバート。
なんだか切ない宇宙叙事詩だと思いました。
砂の惑星興亡史・・・。
IMAXで見ると、その大音響で椅子がブルブルと振動します。
その迫力にのめり込んで見ていたその時、私はあることに気がつきました。
甘い味覚によるリラックス効果にです。
大事な自分たちの住処が敵にバンバンと攻撃されて、大事な聖地さえも岩が落ちてきて埋もれていきます。
椅子さえも震えていると言うのに、アッ、違うか・・・・振るえているのに、その効果を楽しまずにリラックスしていてどうするのだと思い、口に放り込んでいたキャラメルポップコーンを、しばしの間封印したのでした。
恐ろしいだけのモンスターかと思ったら、サンドワームは砂漠の民にとって、共存できる大事な生き物でした。
逆襲の時のテンポも良いし、狂気の若き敵も、恐ろしいのだけれど敵としての魅力があったと思いました。
ネタバレなしで書くと、この程度かも知れません。
ただ、ハラハラと泣かなくても、目を吊り上げて唇をかみしめるような厳しい顔をしていても、そこから伝わってくる悲しみを私は感じて、ちょっと眼がしらが濡れました。
次回作が楽しみです。
以下は3月に見た映画のまとめです。
今月も本数は少ないです。
2022年から☆なども付け始めました。
☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品
☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。
☆☆ は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。
☆ はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?
★ 0.2 ちょい上と言う意味です。
またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。
1.「ロストケア」 ☆☆☆☆★
→ロストケア : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
難しいテーマだと思いました。
確かに救われた人はたくさんいたのです。
だからと言って殺人など肯定できるわけもないことです。
それでも深く考えさせられます。いや、もしかしたら考えたくない内容だったので、逃げて何も考えなかったかもしれません。
ただもう少し彼らを助ける人たちがいて欲しいと思いました。
今でも生活保護の窓口って,(よく聞く話ではあるけれど)、あんなに想像力のない馬鹿ばっかりなのかしら。
主人公の男の話には、かなり泣かされました。
2.「丘の上の本屋さん」☆☆☆★★★
→丘の上の本屋さん : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
本の面白さを伝えていくことは、大人の責任だなぁなんて固い事は、見ている間が全く思いませんでした(笑)
ただこう言う大人でありたいなとは思いました。
最後に本屋さんが少年に送った本は「世界人権宣言」の本でした。
感動しました。
3 「コット、はじまりの夏」☆☆☆☆
→コット、はじまりの夏 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
3月18日、映画館にて見ました。
和名の「はじまりの」は、名前を付けた人の願望なのかと思ってしまいました。
このひと夏の出会いが、彼女のこれからの人生のはじまりであって欲しいと言うような。
ラストに彼女は二回「Father」と言います。
でもその意味は・・・。
静かな作品で、静かな感動もそこにありました。
ただ、どなたかのお菓子の袋が上手くあかなかったのか、ぺりぺりと言う音がシアター内に響き渡っていました(シネコンではなかったので。)
しかも何回も・・・。
ちょっとだけイラっとしました。
4.「デューン 砂の惑星 PART2」☆☆☆☆★★