※ けい様、メッセージをありがとうございます。嬉しかったです。母にもけい様も言葉を伝えますね。
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 07 月号 [雑誌] | |
小学館 | |
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吃驚しました。
ページを開いたら最終話になっていました。
でもこれは「春の夢」の最終話であって、ふたたび新たなる物語が始まる序章に過ぎなかったのだと感じました。
☆「ポーの一族」は来春から新シリーズが再開されるのだそうです。
☆そして「ポーの一族『春の夢』」の単行本が7月10日ごろ発売されます。
ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックス〔スペシャル〕) | |
萩尾 望都 | |
小学館 |
どんな表紙になるのかしら。 予約できますよ。 ↑
その密林サイトの「編集担当のお勧め情報」と言うのが、結構お勧めです。
「2016年月刊フラワーズ7月号に第1話が掲載されてから、伝説の復活に大反響を呼んだこの作品は、エピソードとエピソードの間の小さなお話ではなく、物語の根幹に関わるドラマティックで今現在の萩尾望都さんの想いがつまった作品です。かつてファンだった方も初見の方もともに夢中になる渾身の物語です。お読みください! 」
そして
☆ なんと、「ポーの一族」が宝塚の舞台になるんです。
ちょっとそれはどうなんだと思ってしまう部分も、無いわけではないのです。
でも宝塚は複雑でややこしい物語さえ、上手く分かりやすくまとめるのに秀でているし、また違った角度から「ポーの一族」を見せてくれるかもしれませんね。
東京宝塚での公演は、2018年2月16日より。チケット発売は1月14日からです。
チケットが買えたら、行きますよ、これは♪
以下は少々の感想。ネタバレしています。
運転手のアシュトンに襲われてしまったビアンカ。エドガーは地下に閉じ込められて、どうなってしまうのと思った所で終わった前回。
まだまだこの物語は続くのだと思っていました。
ところがまさかまさかの急展開でした。
春と言う季節のようにまばゆかったビアンカに、こんな未来が待っていたとは思いもよらなかったと思います。
彼女はエドガーの長い時間の一通過点だと思ってもいました。
知的で美しく、大人の雰囲気のあるエドガーに、きっと淡い恋心も抱いていたでしょう。そして親たちと離れて暮らす寂しさを埋めてくれる友人としても信頼してたでしょう。
確かに戦時下と言う状況は彼女たち姉弟にとってはつらい時代だったと思います。でも普通の少女だったのです。
だからエドガーはビアンカに魅かれたのかもしれません。
人間の感情に近いモノを持っているアラン。言うなれば癇癪もちと言うことかもしれませんが、そんなアランが側にいることで、自分の存在を確かめる事が出来ると言うエドガー。
ビアンカの命が尽きようとしていた時、エドガーはフォルカを呼ぶ事を躊躇いもしませんでした。アランが恐れる程の愛を感じましたね。
時は過ぎて、成長したノアの姿を遠くから見守るビアンカ。
いつか辛い時代を乗り越えて、ふたたび家族と笑い合って暮らすのだと言う少女のささやかな夢は叶わなかったのでした。
そしてこの最終話では、なぜエドガーは「ポーの村」を探さなければならなくなったのかと言う謎に一歩近づいたように思いました。
永遠に咲き続ける薔薇の花をすべて枯らして逃げてしまったクロエ。
悪の化身となってしまったクロエのその後も気になります。
また次回の新シリーズではベニスと言う場所も登場してくるのでしょうか。またはパリとかも。
いずれにしても来春の新シリーズは楽しみですね。
宝塚歌劇で舞台化されると聞き、不安の方が大きかったですが(宝塚は大好きですが)
昨日公開された、明日海りお扮するエドガーの画像に、一瞬でハートを鷲掴みにされました。
もうご覧になりましたか?
萩尾望都さま繋がりがの方の訪問、嬉しく思います。
私も昨日、ツイッターで流れてきた明日海りおさんのエドガーを見ました
予想以上の美しさでしたよね。期待値が上がりました。
問題はチケットが買えるかどうかですよね。
ちょっとドキドキします^^