・「柴又に行きました。その2」の続きです。
同じ場所を訪れても、まったく同じと言うことは、ほとんどないことですよね。
一度来たことがある「矢切の渡し」は、私の中ではとっても良い思い出でした。→ラッキーな「矢切の渡し」
だからまた行きたいと思っていました。
しかし冬日さえある今日この頃にやっているのか・・・・・?
けれど横浜に行った時に「また行きたいけれど、秋は動いているのかしら。」と言っていたら、ラッタさんがすぐにスマホで検索してくれて「大丈夫っぽい。」と言っていたことを思い出し、出掛ける前日にちゃんと確認してみたのです。
何と平日運航は11月30日までで、私たちが出掛けた日がラストだったのです。(12月以降も週末などはやっている模様☆確認してくださいね。)
危ないところでした。
この日は晴天で寒くもなく、川辺の風景もスカッとするような気持の良さがありました。
どさくさに紛れて、下の画像は2019年の時の物なんです(笑)
風景は、あまり変わらないのかもしれません。でもきっと何かが違います。例えば広がっていくような風景に感動しながら歩く人が傍にいるのか居ないのかとか。
雲の形にワクワクするような感動を感じる人が傍にいるのか居ないのかとか。
そんな事からさえ、同じ場所に来ていても「同じであって同じじゃない。」と思うものなのではないかしら。
そう言えば今回の私・・・・・。
ブログを書く人と言う自覚無しだったのでしょうか。
舟からの風景ばかりに見とれて、「矢切の渡し」らしい画像がほとんどなかったのです。
唯一の舟が入っている画像を、乗客と船頭さんを切って載せるとこんなにスリムになってしまいました。
船頭さん、顔が映ってなければいいかなと、ふと思いましたが、彼の場合は断ってからじゃないと悪いなと言う気持ちになりました。
この超ショートな船旅は彼のトーク付きです。人によってはちょっと下品に感じて、好き好きが出るかもしれません。
私もお友達は嫌に感じてしまうのではないかと心配してしまいました。
だけどよくよく聞いていると、かなり辛辣でありながら良くいろいろな事を見て感じているんだなと感心するようなトークで、私は聞き入りました。
同船した他のグループの一人の方は、ツボにはまってしまったのかずっと笑いっぱなしでした。
ご一緒の方が、
「お兄さん、今日は〇〇ちゃんが乗って良かったね。こんなに嵌って話甲斐もあったでしょう。」と言いました。
だけど私は思いました。この人はどんなに若い可愛らしい子が乗って来ても、たぶんそれによっては左右されないのではないかと。
確かに話し方なども、その話の中身も辛口です。でも彼自身は優しい人なのではないかと感じさせる行動などもあったのです。
接客業などの優秀な方はお客様に感想など持たないことは鉄則だと思います。または決して顔には出しません。笑顔の仮面をかぶっている人もいますが、彼は表情が乏しく、それが彼の仮面だと思いました。そこはちょっと損な部分なのかもしれませんが、私は
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、・・・・・」という「奥の細道」の冒頭を思い出していました。
ところで江戸川の河川では、不思議な光景を行きも帰りも見ました。
鳥が同じところで羽ばたいているのです。
上空では風がもっと強くて進めないのかしらと不思議に思っていると、自転車に乗って通り過ぎて行ったおじさんが、わざわざ止まって教えてくれたのです。
あれは鷹で餌を探していて、めったに見られる光景ではないよと。
「へぇぇぇ !」と思わず言い、なんかすごく得した気分になりました。後でこの動画を見た星子さんが「ホバリング」と言う言葉を教えてくれました。
「鷹だよ。エサを探しているんだよ。滅多に見られないよ。」と通りすがりのおじさんが教えてくれました。
— 霧島花子 (@kiriy2009) December 9, 2023
11月の終わりの江戸川で pic.twitter.com/XIrfEzz03w
この日の遅いランチはちょっとリッチに鰻になりました。
この後に帝釈天にも行きたかったのですが、時計を見たら3時半。
お土産買って帰ろうかと言うことになったわけですが、なんと参道は4時に閉まってしまうことが分かって、その選択は正解だったのだと思いました。
佃煮とか草団子とか買って帰ったわけですが、今回の(いつもかな)私はへっぽこブロガーなので画像はないです(;^_^A
草団子は売り切れているところが多数。早めに買っておくことをお勧めします。
と言うわけで、とっても楽しい「大人の遠足」の一日でした。