森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

夏の終わりの一人旅《観音崎灯台》

2022-09-11 03:31:14 | お出掛け日記

海の風景って、本当に綺麗だなと思います。しみじみとそう感じ嬉しかったです。

「「夏の終わりの一人旅《横須賀に行きました。》」の続きです。

春のミニ旅「桜と菜の花、そして海だった「江之浦測候所」②」の時も、確かに遠くに海を見て感激したけれど、今度は海岸線を歩くことが出来て、私のテンションもあがりました。

雲も美しくて、なんか幸せ。

 

この日の前日、実はお出掛けする服を少し悩んだのです。動きやすいパンツルックにするか、電車の旅で目的地は美術館なのだから、いつもの通りスカートかワンピースで行くか・・・。

で、やっぱりワンピースにしました。

これって、ある種の予感だなと私は思いました。

もしもパンツルックだったら、私は靴下を脱いで裾をまくりあげ、海の水に触れたくて岩を頼りに足を濡らした事でしょう。

そしてそれで、そそっかしいので、何かあぶない事や困った事も生じたかも。

でもワンピースだったからやりませんでした。

だけどギリギリの所まで行き・・・・・

靴を濡らしてみました。

海水の温度は生暖かったです。

しばらくすると、このような洞窟と祠が・・・。

説明のボードを読むと・・・・

なるほど~。

「観音」「崎」か・・・。

しかしですよ、その説明のボードには、なんと「和田殿の乱」について書かれていたのですよ。

「和田の乱」の時、紀行でここが映るかしら?

この洞窟は、別名「権現洞」とも言われています。

「灯台」が見えてきましたが、そこに登っていく山道と、海辺の遊歩道の案内で分かれていました。

その海辺の遊歩道の案内の矢印に「レストラン」の文字が・・・。

予定では、美術館の海が見えるレストランでお食事をと思っていましたが、あの混雑ぶりでは予定通りに行くかは怪しいのではないかと思われ、その矢印の方に歩いて行く事にしました。

なんかちっともレストランには辿り着けなかったのですが、海辺のお散歩は楽しい限り。

 

遠くに見える四角い何かは、「観音崎水中聴測所跡」らしい。

海は綺麗だけれど、ちょっと思いました。

「レストラン、まだか~?」って。

するといきなりこんな所に出ました。

雰囲気がなんか違う!!

うわぁ、なんかホラー映画のロケ地みたい・・・・・(^_^;)

意外と長い。

何回も振り向いてしまいました。

いや、「振りむいてはならない。」なんて決まりはないから、何度でも振り向いていいのだけれど、なんか怖かったなぁ。

本当は私はこういう所が意外と好きです。いつもだったら、「わーいわーい」みたいな感じになるのですが、でもそれは誰かがいるからだったのかと気がつきました。たった一人で長いトンネル内を歩くなんて、映画館でひとりだけでホラー映画を見るような感覚に近いものを感じました。(まだ経験無し☆近い時もありましたが、やっぱりそれも嫌だなぁ。)

そこを抜けると、小さな灯台が並んでいました。

緩い下り坂・・・・。

きついなぁ足が。(今、ひざ故障中)

辿り着きました、レストランに。

本当は9月1日からのリニューアルオープンだったのを、プレオープンしていたのです。

なにげにあぶなかったです(笑)

レモンスカッシュとカレープレート。

横須賀だと、やっぱりカレーかなと思って。

このレストランは、「観音崎自然博物館」に隣接してあります。

今回は、そこには入場しませんでした。この海辺のウォーキングは、意外と時間がかかったのです。

違う道を行こうかと迷いましたが、とんでもない所に出る可能性もあったので、元来た道を戻りました。

↓「展望園地」

望遠鏡なども設置してあり、遠くの海や山なども見えるようです。

ここは江戸・明治のお台場だったのですね。

お向かいが「観音崎公園」。

実はこの公園内を通過して行く道もあったのですよね。

でもきっと迷ったに違いない・・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)

元来た道を通ると言うのは、あの洞窟をもう一度通るという事で、やっぱりちょっと怖かったです。

反対側から撮ると、また違って見えますよね。

因みに一人で無かったら、怖いとは思わず、先にも書きましたが、たぶん「わーいわーい」とはしゃいだと思います。このトンネルは、『幕末に掘られた、横須賀最古の隧道(ずいどう=トンネルのこと)』なんですって。→ここからお借りしました。

そして再び灯台です。

ちょっと迷って、灯台には上りませんでした。それは時間もなかったこともありますが、膝の問題が一番です。上っていくのは平気でも、上った分は降りなくちゃならないわけで、今の私には「止めた方が良い」と言う案件です。

 

それでもと来た道を、海を見ながら気持ち良く帰る私・・・・。

来る時には気がつかなかったお墓なども発見しました。

『寂光土(じゃっこうど)は、ペリー来航以来、海岸防備にあたった人々や海難者などの墓を集めた墓地で、往時には観音寺境内にあったもの。』→詳しくは→こちらで

そしていつもの「野の花マニア」タイム。でもこれも丁寧にやってる時間はなかったのです。

 

 

 

もうすっかり、歩いて美術館へ戻る気などなくなっていた私です。

バス停近くに戻ってくると、まさにバスが行ってしまうのが見えました。意外とバスの本数はあったのです。20分待てば次のバスが来ます。だけど20分あったら、歩いて美術館に辿り着きそうです。

あっ、じゃあという事で、食後のデザートを・・・・。

私の場合は海辺を歩いていて、突然レストランに行こうと思ったので、その先の道まで進んだわけですが、お食事をするのでしたら、他にもバス停近くにありますよ。

 

何気なく、海辺のウォーキングは楽しかったです。

そして私はバス停ひとつ分戻り、次は「横須賀美術館」に向かったのでした。

 


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