時間と言うものは、年を重ねれば重ねるほど加速していくように感じるものらしい。確かに1週間はあっという間に過ぎていく。またそれらの日々に予定が立て込んでいたりすると、更に加速感は高まると言うものだろう。
だけれどその予定していた出来事をもろもろと体験し積み重ねていき、そして過ぎてきた時間を振り返ると、加速されたように感じた時間とは相反して、その時間には濃密な密度が生じているか、もしくは想い出の体積が増大している事に気が付くのだ。
だからそれを数式にするとだな・・・・・
って、やるわけないけどね。
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5月13日、午後からは雨が降ると予想されていましたが、その前に柏の葉公園の薔薇園に行ってみたのです。
その数日前は、まだつぼみが多かったらしいのですが、まさに一番の見頃を迎えていました。
しかも薄曇り。
桜の花などは青空が一番似合うと言うものです。だけど地から咲き乱れる花などは、ぎらぎらの晴れた空よりも美しく写真に納まるそうですね。
またも撮りすぎてしまったので、二回に分けてアップしようと思います。
ついでながら、ささやかなお喋りも聞いてくださいね。
薔薇の花たちを、美しい美しいとはしゃぎながら、何枚も撮ってしまいますが、毎年同じような事をしていると思います。
もしかしたら昨年撮った花をここに貼っても、まったく分からないのではないかと思います。
ただ見ている側の私が違うかもしれません。ある時は一人で、ある時はあの友達と、ある時はまた別のお友達と、もっと遠い記憶をたどれば、今はいない犬のココちゃんとここを訪れたと思います。
またある時は花の盛りが過ぎてしまっていたり、ある時には写真が失敗してしまったり・・・・・。
それでも毎年ここを訪れて、花の美しさを褒め称えるのです。
大切な事は、写真に撮れば同じにしか見えないような薔薇の花であっても、それでも「今年の薔薇を見たぞ。」と思う事なのかも知れません。
「今年の薔薇を見た !」
下の画像は、まだこんな感じなのが珍しく感じたので撮りました。「アイスバーグ」は大きく育ちますよね。