1月にルート君がコロナにかかった時、以前と違って、私自身に何の症状もなければ、外出も仕事もokだったと思うのですが、ほとんどというか全く1週間外出しませんでした。家にいて、部屋に引きこもらなければならない家族を見守るためやあちらこちらの消毒など、もろもろとやることが多かったからです。この時、それをやりつつ仕事に行っていたらと思うと、多分疲れから免疫力が落ちたと思います。
だけどお仕事も休み、そして入っていた御用もみんなキャンセルしてずっと家にいたので、ルート君が復帰して仕事に行きだすと、私にもその反動が来ました。
1月20日の土曜日、夫が髪を切りに行くと言うので、ついて行くことにしました。と言っても、途中の公園で車から降ろしてもらって、そこからお散歩して夫と待ち合わせをして帰ってこようと思ったのです。
なんかとにかく外に出て、好きな空間の空気を吸いたかったのかもしれません。
時々行く、街の中の森の「こんぶくろ」の同じ公園内ではありますが、ちょっと趣の違う「トンボ池」と「ふじ池」エリアは、あまり行きません。
だけどこちらのエリアは、道が歩きやすいのです。
とぼとぼ
とぼとぼ
冬枯れの風景ばかりで、これと言って美しものなどありません。
だけど私は、心の中では微笑んでいたと思います。
好きなんです。その冬枯れの風景も。
そしてふと立ち止まりました・・・・・。
なんだか立派な木だなと思ったからです。きっと葉が生い茂った季節に来ても、あまりその木に目が行かなかったのかもしれません。
写真にその木を収めて歩き出すと、少し離れて後ろから歩いてきた男の人も、その木の前で立ち止まっていました。
私がとぼとぼと歩いている途中で、同じ女性と2度すれ違いました。
それでついつい「何周か歩いていらっしゃるのですか ?」と尋ねると、
トンボ池とふじ池の周りは、歩いて7,8分なのだそうです(私はもう少しかかると思いますが。)だから、いつもここを4周するのだと、その女性は言いました。
「ここはアスファルトじゃないから、気持ちが良いのよね。」と彼女。
そう。こんぶくろ池エリアだと、下が木道になっていたりして、サクサクは歩けないですものね、などと言う会話をしまして、なぜそこに話が行ったのか今となっては分からないことなのですが、その方が
「もう私、大台に乗ってしまって81なのよ。」と言いました。
私は思わず「えっ!?もっとお若く見えますよ !!」と言ってしまいました。
本当に生き生きとしていてお若く見えましたから。
何かを自分で決めて、それを実践している人は、このようにイキイキとして若く見えるのかもしれないと思いました。
また女性で、若く見られて不愉快に思う方はいないと思います。
短い時間でしたが、一期一会の良い出会いだったと思いました。
春を待っているのかな。
ふじ池。(トップ画像も)
つかの間の森散歩。
その後、私は夫と合流して、久しぶりのマックで昼食を頂き帰りました。