10月は映画館には行けず、みんなWOWOWで放送されたものを録画して観ました。
また簡単に一言程度で感想を書いておきたいと思います。映画情報もあらすじも載せていないので、映画サイトをリンクしておきますね。
たまには・・・と言うか、初めてだと思うのですが、☆とか付けてみようかしら。
☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品
☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。
☆☆ は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)
☆ はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?
★ 0.5 ちょい上と言う意味です。
・「殺人鬼から逃げる夜」(3日)☆☆☆
ヒロインは聴力障碍者。殺人鬼は爽やかなイケメンで、警察は騙されてしまう。それなりに面白いけれど、ちょっと警察のおバカさんぶりにイライラしてしまうかも。だけど途中でイライラしてもラストまで見る事をお勧め。
母と娘にはほっこりするものがあったし、ちゃんと成るようになるから。
手話などは誰でもできるものではないが、筆談、結構イケると思うのに・・・・。
→https://eiga.com/movie/95449/
・「パリの調香師 幸せの香りを探して」(12日)☆☆☆★
いろいろ崖っぷちのタクシードライバーが、気難しい調香師の専属ドライバーになった事から起きる物語。二人はそれぞれの人生を取り戻していくという、心が温まり幸せな気持ちになれる物語だったと思います。
→https://eiga.com/movie/93850/
・「ゴヤの名画と優しい泥棒」(13日)☆☆★
正しいと思った主張を、曲げずに強く訴えていく・・・・という事は難しい事だなと、しみじみと思います。
だけどやり方は大事で、やり過ぎはダメよね。
ちょっと連想してしまったのは、如何にガラスが入っているからと言って、絵画にトマトジュースなどを掛ける人たち。そんなので正義の主張をしても、様々な人が眉を顰めるだけで、誰も耳を貸さないと思います。
だけど彼の場合は、ちゃんとその主張が通っていきました。なぜならやった事とは別に、彼の主張が正しかったからだと思います。
「日本はいろいろと、もう働けなくなった人から取りすぎの国。
NHKも年金暮らしの人はタダにしなさい !!!!!」←だから私もちょっと言ってみました。
これ、最後にちょっとしたどんでん返しがあります。
(ちょっと眠くなってしまったので、☆少な目)
→https://eiga.com/movie/96014/
・「由宇子の天秤」(15日)☆☆☆★
映画館で公開されていた時から、ネットではちょっと評判になっていて、見たいと思っていました。
この作品は一言では語れないと思います。3年前に起きた女子高校生の自殺のドキュメンタリーを撮っている由宇子。そこには正義の気持ちがあったはず。被害者家族・加害者家族、いろいろな事を考えさせられます。だけど由宇子の近辺では、自分の塾に通ってきている女子中学生に、父親が妊娠させるという事件が起き、由宇子は必死に隠ぺいを図ろうとします。そして・・・・。
なんだかスッキリとしない重苦しい物語でした。
→https://eiga.com/movie/93754/
・「江ノ島プリズム」(15日)☆☆☆
いろいろなタイミングが重なってしまって、友達が死んでしまった。
その友達を死なせない様にと、タイムトラベルを繰り返すお話。
そう書くと、なんかデジャブが。「転生」と「タイムトラベル」が、若い人の間でチョー流行?
でもこのお話は、面白かったです。だけどラストは切な過ぎ。
→https://eiga.com/movie/77990/
・「鹿の王」(17日)☆☆
原作が「精霊の守り人」の上橋菜穂子で、2015年本屋大賞を受賞したファンタジー小説となれば間違いがないと思う事でしょう。劇場公開も延期になりならも2022年2月に公開されました。張り切って行こうとしたけれど、2月公開だったので、劇場に足が運べなかったのです。だけど、今思うには、行けなくて良かった~だったかも。これ、見始めてすぐとは言わないけれど、何やら「ゲド戦記」と同じ匂いを感じました。絵も綺麗で美しく仕上がっているというのに。
これは原作を読むしかないですね。
→https://eiga.com/movie/90997/
・「護られなかった者たちへ」(17日)☆☆☆★
途中で「あっ、そうか。」となりました。途中でそうなったからと言って、秀一ではないわけではないです。「あっ、そうか」と思ってから脳内で、いろいろと再生してみました。見方が本当に変わります。良い映画だなと思ったし、以前ツイッターで「生活保護を受けたいと市役所に言ったら『申請に来ました !』と言わないと、なんだかんだと言われて追い返されてしまうというのがあって、ちゃんとその件も映画に反映されていました。
この映画を福祉課の人が見たらどう思うのかしら。
ハッキリ言って、これはかなりの世間の目だと思う。常に弱者側に立っていて欲しいと強く思います。
だけど佐藤健が言う「死んで良い人間なんていない。」は正論中の正論。
そしてみんな繋がっていたというのが、この映画のもう一つの要だったのかもと思いました。
キャストはみんな良いです。殺された瑛太さんも。そうそう、被害者も贅沢な俳優さんたちが使われていて、妙な所で凄いなと思いました。
→https://eiga.com/movie/92887/
・「ドライブ・マイ・カー」(19日)☆☆☆☆
世界が認めたこの作品、面白かったです。
西島さんも三浦さんも、高評価でしたよね。私的には、もっと岡田君も褒めてあげてもらいたいと思います。演技の上手な人はみんな好きです。岡田君の好き度が上がりました。
だからなのか、今やっている「トラベルナース」の岡田君が大好きです。
姉が私より後から、この作品を見たことを知って、きっと電話がかかってくると思っていました。ラストシーンの解釈で。
なぜ彼女は韓国に居たのか。なぜ彼女は家服の車(もしくは同じ車)に乗っているのか。なぜ彼女はユナの家に居た犬を車に乗せていたのか。映画の中では何も説明がないので、好きに物語を紡いでいいのはお約束ですよね。
ふたりは結ばれて、新天地で一からやり直していて、ユナの家族とも交流があると普通に考えればそうなんじゃないかと思うのですが、私は単純に、韓国と言う市場を意識して、または世界での賞取りを意識しての日本脱出だと思いました。(もう純ではないのです(笑))
→https://eiga.com/movie/94037/
・「孤狼の血2」(19日)☆☆☆★
この作品を録画していたら、夫殿が「これはママが見て『面白いわぁ』と言うような映画じゃないよ。」と言いました。
心配ご無用です。分かって見ていますから。それにこれって原作は女性が書いているのよねと思ったら、レベル2は完全オリジナルでした。
それに確かに鈴木亮平の狂いっぷりは、前作のこの手の方々の比じゃなかったです。
「エルピス」の鈴木亮平も、なんか怪しいですよね。関係ないけれどね^^
これもラストシーン、考えさせられました。
日岡が見た絶滅したはずの日本狼は、本当にいたのか。それとも自分自身の姿の投影か。
こういうドラマにお約束の人の良さそうな刑事・・・・・。こういう人が一番恐ろしいけれど、きっちり復讐されるところも怖い。
昔のやくざ映画みたいに、姉さんが大事にされてないのも怖い。とにかく亮平怖い。だからこっちも狂っちゃうのよね(^_^;)
→https://eiga.com/movie/94173/
・「ニューオーリンズ・トライアル」(20日)☆☆☆☆★
昔も見て、今も見て、やっぱり面白いなと思いました。
最初に起きる事件から衝撃的です。血の雨が降らない復讐劇はスカッとするし、法廷の物語はやはり面白いし、なんたって気持ち良く視聴者も騙されるところがたまらないです。だけどその底辺にあるのは、アメリカの悲劇なんですよね。良作だと思います。
・「ブータン 山の学校」(27日)☆☆☆☆
以前から見たいと思っていた作品。見る事が出来て嬉しかったです。
美しい風景も見所ですが、豊かでなくても幸せな人々に、諸々と考えさせられます。監督もブータンの人。
描かれていないその後に、思わず想いを馳せ、主人公の青年は、きっとあの山の学校に戻るに違いないと信じたくなるお話でした。
素敵なお話でした。
→https://eiga.com/movie/93667/
と言うわけで、10月に観た映画は11本だったと思います。「11本でした。」と断定的に書かないのは、もしかしたら漏れているものがあるかもしれなからです。さらに思いだしたらまた、さりげなく追記しておくと思います^^