秋の虫の音は、喧しいほどの大合唱になります。
地表ではコオロギが鳴き(写真なし)ますが、樹上で「リーリー」と甲高い鳴声がします。
左2枚はコオロギ科のアオマツムシ(青松虫)です。明治に中国から入ってきた外来
種とされ、在来の松虫とは違います。樹木生活し、「リーリーリー」と大声で鳴きます。
右がキリギリス科のツユムシで、小さな頭に細長い脚、「ピチ・ピチ」と小さな声で鳴く
ようですが、聴力が低下した私には殆ど聞こえません。
夏の声は暑さを倍増させるようなアブラゼミ(1枚目)が松の木で合唱します。たまに
ニイニイゼミ(2枚目)も見られ、ツクツクボウシやヒグラシ(写真なし)もよく聞きます。
右はテントウムシです。はね色は変異が多く、アブラムシを食べてくれます。
下左はカマキリと、梅の枝先に産み付けた卵のう です。他に褐色のコカマキリもいます。
3枚目が晩秋に菊の花で休むカゲロウの1種です。
4枚目は、サラセニア・レウコフィラ(食虫植物)の捕虫筒に落ち込んで、必死にもがく
キイロスズメバチです。内側には逆向きに毛が生えていて脱出する事は出来ません。