オオヤマレンゲ と ヒメコブシ の 果実

庭植えの花木、オオヤマレンゲとヒメコブシに果実が生りました。
果実と種子の色形に、意外性や美しさが感じられました。
　
5月に開花した、大葉オオヤマレンゲの花です。
　

　
花後の果実が大きくなった、8月下旬です。
長さ数cmの袋果（熟すと果皮が裂けて種子を出す）が集まった集合果です。
　

　
9月下旬には、緑から赤紫に色付いてきました。　
今年は夏に葉が茶変し、早くに落葉しました。
　

　
10月初め、実の上の方から割れて、オレンジ色の種子が顔を出しました。　
　

　

　
10月中旬までに、ほとんどの実から種子が出て、　
　

　
下旬までに小鳥たちに食べられたようです。　
　

　
　
姫コブシは、4月上旬に開花しました。
　

　
僅か1個だけですが、果実を稔らせました。
雌しべが雄しべよりも早く成熟し、自家受粉を避ける自家不和合性のようです。
　

　
10月中旬、2個の大きな濃いオレンジの果実が2個できました。
下は、下旬に落下した果皮と種子を撮ったものです。　
　

　
毎年たくさん開花する紫モクレンは、何故か実が稔ったことがありません。