「タツタソウ」(竜田草)はメギ科の多年草で、
シベリア東部・中国東北部・朝鮮北部などに分布し、
日本で栽培される山野草の中では、早春の名花の1つです。
(日露戦争当時、軍艦「竜田」の乗組員が、
黄河流域から持ち帰ったことが名の由来です)
5号深鉢植えで、元株は消失し、実生による3代目の株です。
4月半ば、初めの1輪が開きました。
花色と葉色の組み合わせが独特です。
2つに折られた深紅紫色の小さな葉の間から、
淡紫色の花を開きました。
翌日には2輪目も開花しました。
4月末、別の鉢で、1輪だけ開花していました。
葉が開いて、緑色に変わりつつあります。
下は、花後の現在の姿です。
葉は黄緑色となり、夏に向かって葉柄を20cm程に伸ばし、
葉径も7cmほどになります。
移植を嫌う植物なので、実生しないと長年栽培はできません。
8年前の5月、実生で芽生えた苗です。
開花まで3~4年かかります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます