大きな花を一輪咲かせる一輪草は、去年の秋に応急的な植え替えで株は維持されていますが、今春は開花しません。
県内の野山にカタクリなどと咲いているキクザキイチゲも、葉が茂るだけで花をつけないので栽培を止めました。
写真左2枚は、毎年沢山の花をつける二輪草です。始めの1輪が開花する時にもう1輪は蕾なので、長く咲きます。
八重咲きイチリンソウは洋種ですが、極めて丈夫で地植えでもよく増え、毎年多くの花をつけます。
鉢植えの1枚と、水芭蕉を入れてあるプラ容器の脇にめばえた1本から、地で増えたもの1枚です。
梅花唐松は北米原産で、ダリアの球根を小さくしたような根茎を分けて増やせ、毎年よく開花していました。
何故か今春は、基本種の桃色花は芽を出さず、桃色八重咲き、白花八重咲きは共に満足な開花にいたらずに写真無し、
写真が撮れたのは緑花のグリーンハリケーンと白花の2種です。
山野草に興味を持ち始めの頃、
可憐な姿に惹かれて各種のスミレを集めたことがあります。
親株の寿命が短く、常に実生する必要があり、鉢植えで長く維持するのは簡単ではないというのが実感です。
花後は閉鎖花で種子を飛ばして、強いスミレは多数の鉢植えに芽生えて厄介でもありました。
今、残っているスミレ、上段左から、菊葉の3種ヒゴスミレ、ナンザンスミレ、ナンザンの改良種で色の濃い紅鶴と、八重咲き品種のコモロスミレ2枚(寄せ植え鉢の中で栄養不足か八重になれない1枚と、種が飛んで他の鉢から芽生えて八重咲きとなった1枚)です。
下段は、エゾ黄スミレ(20数年前この名で山草業者から買いましたが、草丈5cm位で丈夫、閉鎖花はつけず根茎で増えます)、庭のスミレと有明スミレ、
最後は洋種でビオラ・フレックス(吹っかけスミレ)の鉢植えと、庭での自然実生です。
4月28日夕刻。鉢植えにジョウロで水遣りの最中、散歩で通りかかった犬友に声をかけられた。
「屋根に珍しい鳥が止まってますよ!」 道路に出てみるとアオサギだ! 急いでカメラを持ち出して写真撮影。
上段1枚目は、今春池に放した直後の金魚たち、すでに去年までに高級?金魚は餌食になってしまい、
この池で生まれ育ったフナ尾の金魚だけで、池の中央部は金網を張ってあります。
2枚目からが今回の写真です。 屋根の棟上から軒先に降りてきて、直ぐ下にある池を覗き込む。
隣家との間にあるブロック塀に飛び移り、塀の上を歩く。 姿勢を低くして、庭に飛び降りた。
下段は、塀の脇の敷石を歩いて池に近づき、 池の様子を探る。
池の縁石の上に立って、金魚を確認し、頭を下げて金魚を食餌する体勢になるが、
今まで難を逃れて生き残ってきた金魚ですから、池の中央に集って、アオサギには近づかないので、
狩は成功せずに道路を隔てた隣家の屋根に飛び移った。夕日を浴びてしばらく居たが諦めて飛び去りました。
翌朝には、金魚たちは激しく追尾し合い、盛んに産卵していました。